2016年4月25日のブックマーク (1件)

  • #06 年に一度、節祭で味わうバラピ | 008 イリオモテ、知恵の痕跡 横塚眞己人 Makoto Yokotsuka | 日本列島 知恵プロジェクト

    ヒカゲヘゴ(バラピ):奄美大島以南の琉球列島で見られる木生シダ。ヒカゲヘゴを含む木生シダはランなどの着生植物の根付きをよくする「ヘゴ板」「ヘゴ鉢」の材料として重宝される事から、絶滅の危機が危ぶまれ、動植物を国際的に取引の規制するワシントン条約に指定されている。 祖納集落の村人から「バラピを採りに行くぞ」と声をかけられた。バラピとはヒカゲヘゴというシダ植物のことで、西表島の伝統行事・節祭(シチ)で使われる材の一つだ。 あいにくの雨模様だったが、公民館にノコギリや鉈を持った村の男たちが集合していた。男たちは数台の車に分乗し、バラピがたくさん生えている山間部の谷間へ向かった。シダ植物の材といえば真っ先に思いうかぶのはワラビやゼンマイであろうが、ヒカゲヘゴは高さが10メートルを超える木性のシダだ。バラピ採りはワラビやゼンマイのように「摘む」というわけにはいかない。ノコギリや鉈を使って豪快に切り

    #06 年に一度、節祭で味わうバラピ | 008 イリオモテ、知恵の痕跡 横塚眞己人 Makoto Yokotsuka | 日本列島 知恵プロジェクト
    barringtonia
    barringtonia 2016/04/25
    ヒカゲヘゴ、新芽だけじゃなく髄も食べるのは知らなかった。バラピはワラビの転訛なんだろうか?このシリーズ、どれも面白い。