ナバホ族の「コードトーカー」、フレミング・ビゲイ氏=2017年、ホワイトハウス/Oliver Contreras/Pool/Getty Images (CNN) 第2次世界大戦時、破ることができないとされた暗号を駆使する通信兵(コードトーカー)として従軍したナバホ族出身の元海兵隊フレミング・ビゲイ氏が死去したことが15日までにわかった。97歳だった。ナバホ・ネーションの大統領が明らかにした。 ビゲイ氏は1921年、アリゾナ州レッドバレーで生まれた。コードトーカーとして1943年から1945年に従軍し、タラワやテニアン島など太平洋方面で戦った。今月10日に死去したが死因は公表されていない。 ビゲイ氏はコードトーカーのひとりとして暗号を習得。暗号は、第2次大戦中、無線や電話を通じて戦術や部隊の移動、命令に関する情報を届けるのに使われた。この暗号は日本軍に解読されることはなく、硫黄島やサイパンで