ブックマーク / www.hakusuisha.co.jp (3)

  • サイノフォン――1 華語文学の新しい風 - 白水社

    まったく新しい文学の風が吹いてきた。 〈サイノフォン=華夷風〉は驚きの連続をもたらしてくれる。 失われた世界の情景を蘇らせ、東アジアの過去を未来に向けて照射する作品群の鮮烈なきらめきに、興奮を禁じえない。 ――野崎歓 華語文学の世界を全方向から紹介する初めてのアンソロジー。 中国から東南アジアまで、リアリズムからSFまで、多様なスタイルで多元的なテーマを網羅した必読の一冊。 ――劉慈欣 近年注目を集めている華語文学の新たな流れを紹介するシリーズ〈サイノフォン〉第一巻。 ここでいう「華語」とは、広く諸方言も含めた中国語を指し、世界各地の華人コミュニティや中国国内において、多元的、流動的、混成的に用いられる。 二十世紀以降のグローバリゼーションの波と華文文化の発展によって生み出された文学は、従来の中国中心主義の「中国文学」の括りに収まらない。サイノフォンとは、中国大陸を含め、東南アジアに根をお

    サイノフォン――1 華語文学の新しい風 - 白水社
    barringtonia
    barringtonia 2022/10/07
    “第一巻は、その豊かな広がりを紹介するアンソロジー。香港の高層ビルからチベットの聖なる湖まで、シカゴのバーからマレーシアの原生林まで。小説、旅行記、詩、SFなど、多様な領域から世界を切り取る17篇”
  • 中国・アメリカ 謎SF - 白水社

    21世紀を照らす、内なる遠い世界へDIVE! 〈謎SF〉の世界へようこそ! 謎マシン、謎世界コンタクト…、中・米の現代文学最前線から、インスピレーションによって紡がれた偏愛の7篇の競演! 謎マシン、謎世界コンタクト、謎の眠り―。朗読劇『銀河鉄道の夜』で十年にわたって共演し、文学的感性が共鳴しあう柴田元幸と小島敬太が贈る魅惑の〈謎SF〉アンソロジー。 中国・広州に活動拠点を移した小島は、SFブームに沸く中国に滞在中に買いあさり読みあさってきた中から、柴田はアメリカの現代文学最前線をさらに掘り進め、選りすぐりの面白いSF作品を披露しあう。 知性が閃き、弾けるユーモア、謎めいた想像力が漂い出る、邦初の書籍化・全七作品の共演! 現実世界では、政治的には手を繫ぐ関係ではない中国アメリカだが、〈謎SF〉のもとでは呼応しあうと同時に、明確な違いも見えてくる。 現代中国アメリカの作家たちが描く未来像

    中国・アメリカ 謎SF - 白水社
    barringtonia
    barringtonia 2021/01/19
    収録作が出てる
  • 品田悦一「万葉ポピュリズムを憂う」 - 白水社

    『万葉集』の作者層が「天皇から庶民まで」にわたるというのは、近代国家建設期に、国民的一体感の醸成という国家的課題に沿って作為された想像、幻想である。そのことを私はもう二十年も前に実証し、『分断された時代を生きる』(白水社、二〇一七年)にも寄稿した。 ところが、この古臭い幻想を早口でまくし立てた男がいる。耳を疑うそばから奉祝ムードが拡がり、次々に便乗が刊行された。東歌は民謡であるなどと、とっくに潰(つい)えた説を蒸し返す輩(やから)まで現れたではないか。おいおい、改元したと思ったら、昭和に後戻りしたのかい? 東歌は巻十四に二三〇首が載る。あからさまな性愛表現など、『万葉集』中の異彩と評すべき歌群だが、すべて定型の短歌であって、字余りの様相までが都の貴族たちの作とまったく同一の法則に支配されている。短歌という貴族の詩形に、この詩形が許す限りで特異な内容を盛った歌々、それが東歌なのだ。 足(あ

    品田悦一「万葉ポピュリズムを憂う」 - 白水社
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