フグ太郎くんに、ちょっと面白いものあると教えてもらい画像を撮りに行きました。 ラウンド(丸魚)ではなく、頭と内臓を取り除いたドレス状態のキレイなサカナです。 本マス?と質問すると、「江戸前銀鮭」。 なに!?東京湾で養殖鮭、非常に興味が湧きます。 何処で養殖しているのか調べてみると、千葉県安房郡鋸南町勝山の勝山漁協で行われているそうです。 東京湾に面した勝山漁港沖は、年間を通して波が穏やかなのに潮通しがよいため適度な身の締まりがある魚が育つことで有名な養殖場になっています。 しかし、かつて花形であったブリやマダイの養殖は、市場ニーズの変化に伴い需要が低下し、勝山漁協は新たな魚種への転換を模索していました。 そんな中、中国等新興国の消費増大に伴いチリ産ギンザケの輸入価格の高騰や、国産ギンザケ生産量の9割を占めていた三陸沖の養殖場がH23年3月の東日本大震災により壊滅状態となり、国内市場に出回る