先週急去したマイケル・ジャクソンに関する色んなエントリや動画があがってるけど、僕にとって最も印象的な映像はこれなんですよね。 96年のBrit Awardsでの一コマ。ここでステージに乱入、“お尻ペンペン”をしてステージを走り回っているのはブリット・ポップ期を代表するバンド「PULP」のジャーヴィス・コッカー。 本人は「周囲に対し神様みたいな振る舞いをする彼が許せなかった。」と言ってますが、実際にどういうつもりだったかは別にして、自意識を極限まで肥大化させたかのようなマイケル・ジャクソンのパフォーマンスに正面から冷や水をぶっ掛けることになった彼の行為は、単なる“お騒がせ”を超えたある種の批評性を持つものだと思います。というか、ポップ・カルチャーにおけるパラダイム・シフトを象徴する瞬間だとすら思うんですよね。 日本においても、割合において、この時代ほど洋楽が売れた時代はなかった。それは、MT
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