タグ

ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (103)

  • finalvent's Christmas Story 2: 極東ブログ

    カナダに暮らしていたティムが死んだという知らせを夏の終わりに聞いたとき、今年もKFFサンタクロース協会の仕事をすることになるだろうと予想した。10月に入りマリーから電話で「今年もお願いします、ボブ」と言われたときも、だから、わかっていましたと答えた。マリーの話では、彼は自分の命が年を越せないかもしれないのに、プレゼントをトゥンと呼ばれる子に渡すつもりでいたらしい。仕事をやり遂げることができなくなる不安はなかったそうだ。「僕が死んだらボブに頼めばいい」ということだ。ティムが私を信頼していたのはわかっていたけど、もう少しなにか思いがあったのかもしれない。 トゥンという男の子のデータを協会から受け取った。アフリカの孤児として裕福な女性の学者に引き取られて育った子ども。14歳。もうサンタクロースを信じている年ではない。それどころかすでにマスターの学位を取得し、博士研究に着手しているという。でも、子

  • 韓国大統領選についてけっこうどうでもいい感想: 極東ブログ

    韓国大統領選だがあまり関心を持っていなかった。関心は当然誰が大統領になるかということに向かうはずだが、これが根的に読めなかったからだ。 単純に考えればハンナラ党李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長になるでしょう、盧武鉉大統領のおかげです、となるのだが、金融関係の疑惑問題を引きずっていてそこでずこんと落ちる可能性は大きいのではないかと思っていた。というか、そのずこんの可能性が外国人である私からは読めない。 加えて、進歩系旧与党、大統合民主新党鄭東泳(チョン・ドンヨン)元統一相よいしょの声が奇妙なほど大きく02年の盧武鉉当時候補のような展開でもあるのだろうかといぶかしい思いがしていた。例えば日版ニューズウィーク(10・31)記事”モテ系キャスターが狙う大逆転”ではこんな締めになっている。 経済発展か、それとも平和か。結局のところ、今回の大統領選挙はこの二つのテーマをめぐる争いになるのかもし

  • みんなでプーチンを呼び捨てにする昨今: 極東ブログ

    ロシア下院選挙について大手紙の社説が揃ったが、面白くなかった。もともとロシア下院選挙自体がつまらないから、そんなものとも言えるのかもしれないが、日のジャーナリズムは反露というか嫌露という印象を受ける。そういえば、先日のクローズアップ現代で解説の大学の先生がプーチンプーチンと呼び捨にしていた。他国の大統領ではそういうこともないのではないか。日のジャーナリズムは対ロシアとなると拙い感情面が出ているようだ。大手紙社説を順繰りに眺めてみよう。 まず読売新聞社説”ロシア下院選 退任後の基盤固めたプーチン”(参照)だが、旧ソ連時代のような冷戦的な構図を描いて日のスタンスを問うといった雰囲気だった。 選挙結果を受け、プーチン大統領は、従来路線を継続、発展させながら、大国ロシアの真の復活を目指すだろう。その際、対外的に強硬姿勢を取る誘惑にかられる機会も増えるのではないか。 プーチン大統領は下院選の直

  • ベネズエラ国民の選択に賛意を表したい: 極東ブログ

    よかった。ベネズエラでの大統領無期限再選を可能にする憲法改正案が国民投票で否決されたことだ。結果は僅差だった。憲法改正支持者も多数であり、その人たちの考えも単純に否定できるものでもないし、今回の改正が直接、チャベス大統領の独裁制につながるというわけでもない。だが、その傾向への懸念はあった。 民主主義というのは手順によっては独裁者を生み出しかねない。憲法というのはそうした強い権力への最終的な歯止めとして存在する。今回の事態は、憲法のそういう質が揺るがされる可能性(公益が個人の利益に優越し公益認定で国家に接収が容易となる、報道の自由が優先されなくなるなど)がある例となって困ると不安な気持ちで見ていた。 ブログには書かなかったが、私は冷静に見れば、今回のベネズエラ国民投票は改正案可決に向かうのではないかという予想を立てていた。今朝の産経新聞”国民投票締め切り、大接戦に ベネズエラ憲法改正”(参

  • [書評]マックス・ヴェーバーの哀しみ(羽入辰郎): 極東ブログ

    怪著と表現していいのかわからないがスゲーである。「マックス・ヴェーバーの哀しみ 一生を母親に貪り喰われた男(羽入辰郎)」(参照)。新書だし文体はのりのり。爆笑すること幾度。面白かった。 マックス・ヴェーバーを知らない人にとっても面白いかどうかというと、それなりにすごく偉い社会学者がいたというのをそのまま鵜呑みにすれば、おk、おっと2ちゃん語使うなよ、大丈夫大丈夫。このド偉い学者さん、浮気はできるのにとの性交渉はできず、その原因はマザコン、というお話だよ、お立ち会い。マックス・ヴェーバーの夫婦関係ってそこまでおセックスレスだったのかというのは知らなかったので驚いたぜ、というレベルの面白さてんこもり。これ、劇画の原作にしてもすごい面白いと思う。弾小飼さんに献したら説教十倍返しくらいのリアクションはきっとある。 ここに一人の哀しい男がいる。 彼はおのれの職業をまっとうし、多数の著作を残した

  • [書評]なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか?(岸本裕紀子): 極東ブログ

    「なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか?(岸裕紀子)」(参照)が出版されたのは9月中旬。それから1か月以上たち、このがどう読まれているかと思ってぐぐってみると、グーグルのせいかもしれないけどあまり手応えがない印象だ。自分ではけっこう面白かったのでちょっと意外でもある。 最近の新書の読まれかたというのもよくわからないがブログの世界での反響はあまりなさそうだ。とのっけから中心課題につっこむと、こののテーマ層はブログみたいな層より若いケータイ文化の層だからなのかもしれない。でも、自分が見る限り、けっこうはてな村の深層と関連がありそうな感じもするし、twitter文化なんかもべたに関連しているでしょとも思う。とか言ってもうまく通じませんね。 ちょっと話を戻して、書のタイトルをぐぐると毎度ながら書評ブログというか献ブログというか小飼弾さんの”404 Blog Not Found:書

  • [書評]ウェブ時代をゆく(梅田望夫): 極東ブログ

    「ウェブ時代をゆく(梅田望夫)」(参照)は当初思っていたより重厚で読み応えがあり、また提示されているいくつかのダイコトミー(二分法)が多少錯綜するかにも見えるので、図解的に整理してみたい気分にもなった。が、そうしていると読後の記録を逸しそうになるので、強引だが取りあえず自分の思いの側からエントリを書いておきたい。 読者対象はIT系志向の30歳から45歳の働き盛りのビジネスマンだろう。彼らに今後進展するウェブ時代の傾向と、どのように働き生き抜くかという課題を提示し、著者の知識と経験から具体的な対処の手法を各種示唆している。いくつかの部分は昨今流行のライフハック的な箇条書きにもまとめられるだろう。 書の目論見は、twitterで対象範囲の読者たちの感想を私が散見した範囲では、正面から受け止めている。だが実践面で書が説く「けものみち」、つまり大企業から離れて職業人として生きていく進路には、さ

  • 小沢一郎民主党代表辞意撤回の感慨: 極東ブログ

    一昨日そういえば小沢の辞意撤回ってあるの?と訊かれた。ないよと即答した。「断言できる?」「いや、断言は、できない」。 なにかは起きると確信していた。今回の件はどうも見えない部分がある。自分の書いたエントリも思い出した(参照・参照) 小沢ワッチャーの一人として私が思うのは、彼の命を支えているのは政権交代だけだろうから、そのために彼は最後まで忍耐するだろう、というあたり。 私は今回の件では当初、小沢さんご苦労様でした感があり、小沢もがんばってもここまでかと思っていた。だが、たぶんまた小沢を中心として激震が続くのではないかと思うようになった。それを期待すべきかどうかはわからないにせよ。 そして昨晩、辞意撤回の報を聞いた。驚いたといえば驚いたが、今の小沢は政策に関しては党議を優先し単独行動はしない(だがやや今回はグレーな部分はある)。今回の「大連立フカシ」にしても、そういう話があるなら党に持ち帰っ

  • [書評]『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する(亀山郁夫): 極東ブログ

    「極東ブログ: [書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳)」(参照)で扱った新訳「カラマーゾフの兄弟」の訳者がその訳業に重ねて、満を持して発表した続編説であり、現在水準の研究成果も反映し、穏当とはいえないにせよ、さすがに否定しがたい圧倒的な想像力をもって書かれている。編集者の女性もものすごいお仕事をされたようだ。新訳カラマーゾフの兄弟の魅了された人にとっては必読書になるだろう。 ただ私は、亀山の想定はもっとも大きな線で間違っていると思った。ブログなので夜郎自大な話になるかと思うし、別の書評のようにあえて韜晦に表現しておくほうがいいのかもしれない、が、率直に書いておきたい。 私の読みが間違っているということは大いにありうるというか、その留保は当然のこととして、なぜカラマーゾフの兄弟という小説が書かれたのか、この小説のテーマは何かということが、「『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する(亀山郁夫)」

  • 遠藤武彦農水相の辞任についてぼんやりと: 極東ブログ

    安倍内閣にはあまり関心がないのだが、遠藤武彦農水相の辞任については、率直なところ呆れた。国のお金を盗み取るなんて許せないとかで呆れた、わけではなくて、へぇ、こんなことで大臣が辞任させられるのかということで呆れた、というか、大臣を辞任に追い込んだ権力の主体はいったい誰なんだよ、マスコミ様? もちろん、理屈はいかようにもマスコミ様が正しいのであって正しいのであって正しいのであって、ブログで擁護論なんか書こうものならとんでもないことになるくらいは、わかる。それに別に何かと天の邪鬼な意見を書きたいわけでもない。 ただ遠藤武彦元農水相も内心を察するに、ポカーンという感じなのではないか。あまり経緯を知っているわけではないが、彼は農水相をやりたかったわけでもないのでは、というか、やりたくないなとかいうつぶやきをどっかで見たっけ、とネットを探るとスポニチ「遠藤農相“農水だけは当に嫌だった”」(参照)にあ

  • [書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳): 極東ブログ

    爽快に読める亀山郁夫新訳が全巻揃うまで読書開始は待とうと思っていたが、最終巻を期待していた春頃、なかなか出ないので、よもやまたかという懸念があったが、7月に5巻で完結した。訳者の苦労に感謝したい。そして50歳になってこのが読めたことを深く自分の人生の喜びとしたい。 大げさな言い方だと自嘲もするし、私など些細な存在だが、この書籍に呪われたような人生だった。私はある意味では早熟でクラソートキンの歳でこの作品に挑んだ。旺文社文庫箕浦達二訳で読み始めたのだった。ロシア語はわからないが(それでも大学で学んだっけと思い出す)良い訳だった。が、二巻までしか出版されなかった。その後旺文社文庫自体が消えた。魯迅もプラトンも鴎外も漱石も私は旺文社文庫で読み、学んだ。 いつの日か箕浦訳が出ると確信していて3年が過ぎ、5年が過ぎ、10年が過ぎた。アリョーシャの歳にもなった。そしてその歳も過ぎた。しかたなく継ぎ接

  • [書評]私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方(深田萌絵): 極東ブログ

    さすがマガジンハウスだけのことはあって、「私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方(深田萌絵)」(参照)は単純に面白く、役立つようにできているので、まずはお得なと言えるなと感心した(昔の斎藤澪奈子の編集と似ている)。の、取りあえずのターゲットは高校生かとも思うがむしろ、彼女のように再学習したい二十代後半の女性(男性もかな)がターゲットと見ていいのかもしれないし、そのあたりにニッチの教育マーケットがありそうだ。そう考えると、いわゆる「失われた世代」も後期になると新しい動きが出てくるものだと思った。ちょっと感想が先走りすぎたか。 表題にあるように、著者のおバカ歴がこてこてと書いてあって、さすがにこれは偏差値40だろと納得するしかないリアリティがある、と言いたいところだが、私は偏差値40というのがわからない。自分の世代から偏差値が導入されたのだが私は68だったか72だったか。こ

  • 河合隼雄先生のこと: 極東ブログ

    直接学んだことはないが、河合隼雄先生とお呼びしたい。その思いをこのエントリに書いておきたい。19日にお亡くなりになった。脳梗塞であったという。享年七十九。昨年夏にご自宅で脳梗塞の発作で倒れたというニュースを聞いたとき、ご高齢でもあるし不安に思っていた。 先生は1928年、昭和3年の生まれ。昭和の昭坊よりは若い。私の死んだ父が星新一と同じく大正十五年、1926年の生まれ。昔見た父の同窓会名簿に戦死の文字がずら並んでいたのに驚愕したことがあるが、父は大病を得て命を得た。彼の年代が戦争中派の境目で、河合先生はそこを逸れる。 ウィキペディアの「河合隼雄」(参照)項目を引く。 1952年、京都大学理学部を卒業後、数学の高校教諭として働く。その学校現場で生徒達の心の問題に直面することとなり、その後、京都大学大学院で心理学を学び、1959年にフルブライト奨学生としてカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UC

  • 朝鮮総連ビル売却、緒方重威元公安調査庁長官問題メモ: 極東ブログ

    気乗りのしない話題だし私なんかに真相に迫れるはずもないが、朝鮮総連(在日朝鮮人総連合会)中央部のビルと敷地が、緒方重威元公安調査庁長官(七三)を代表取締役とする投資顧問会社に売却されそうになった件について、自分なりのメモを記しておこう。 まずシンプルに何が問題なのか。一般向けに書かれた十五日付朝日新聞社説”総連部売却―取引にも捜査にも驚いた”(参照)を借りる。 公安調査庁といえば、暴力的な活動をする恐れのある団体の調査が主な仕事だ。朝鮮総連も対象とされる。監視する側の元トップが、監視される側と土地取引をしていたわけだ。 さらに驚いたことに、東京地検特捜部がすかさず元長官の自宅などを捜索した。所有権移転の登記に偽装の疑いがあるというのだ。 ここでの朝日新聞的な問題点をまとめると、(一)危険性のある団体を監視する機関の元トップがその団体と金銭取引をしていた、(二)取引に偽装の疑いがある、

  • 極東ブログ: コムスン不正問題メモ

    コムスン不正問題についてはブログで取り上げるのを控えていた。コムスンが悪いのは社会的に明白というところだろうか。水に落ちた犬はみんなで一緒になって叩かないとろくでもないことになる、ということは長いことブログを続けてきて学んだことの一つでもある。ただ、心にひっかかりはあった。世相のログを兼ねてこの問題にも少しだけメモ書きしておこう。 まず、なにが問題でいつから問題なのかということがひっかかっていた。そんなこと当たり前だろ的な空気が漂っているが、そのあたりを大手紙社説とかの概括を使って確認しておきたい。まず何が問題かだが八日付け朝日新聞社説”コムスン 処分逃れを許すな”(参照)より。話は厚労省の処分が決まったのはこうした悪があったからだといった文脈にある。 こんな処分を受けたのは、東京や岡山、青森などにある8事業所を開設する際、条件を満たすため、うその申請をしていたからだ。辞めたヘルパーを責任

  • 松岡利勝農水相自殺、雑感: 極東ブログ

    松岡利勝農水相自殺について。ブログとして世の中の話題を無名の庶民である自分の心に浮かぶところから記しておくという以上の話はない。まず、哀悼の意を表したい。 私が昨日ニュースを聞いたおりにはまだ生死が不明であったようだ。経緯は、午前10時ごろまで彼は宿舎の室内で秘書と話をしていたが、その後、出かける予定なのに現れず、午後零時18分ごろ秘書と警護の警察官が部屋を訪れ、意識不明の農相を発見したとのこと。死亡が確認されたのが午後2時頃らしい。すでに人の意識はなく苦しいという感覚もないのかもしれないが、人はなかなか死ねないものだなという思いと、なぜ人は縊死を思うのだろうかと、しばし考え込んだ。類似の要人事件のようにまた陰謀論が起こるかとも思ったが、遺書がすでに8点発見されており、その筋はなさそうだ。 死亡が確認されていないまでも、一報を聞いたときの私の最初の印象は、まあ率直に言えば、日の恥だ、と

  • [書評]フューチャリスト宣言(梅田望夫、茂木健一郎): 極東ブログ

    読みやすかったが、キーワードにひっかかりを持ってしまったせいで私には難しいでもあった。対談なので、当初は、前著「ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる(梅田望夫)」(参照)の解説的な話の展開か、あるいは同じく対談「ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)」(参照)のように、対談者のホームグランドを生かすような展開――今回は脳科学――となるか、という二つの予断をもっていた。そのどちらとも言えないように思えた。 もちろん対談という特性はよく活かされている。両者が互いに相手を理解しつつ配慮しているようすも伺えるし、もともと共通の理解が成立しそうな対話者同士でもあるから、対話の流れがつかえることもなく表面的には読みやすい。個々の挿話も納得しやすい。書名になったフューチャリスト、つまり、マリネッティのそれではなく、インターネットの未来を肯定する人、という点からこの対談を要約するのもそう難しくな

  • ゆっくり長く泳ぎたい、でも、それってクロールなのか?: 極東ブログ

    あれから一ヶ月。あれって恋の痛みも癒えたころ、じゃねーよ、「極東ブログ: [書評]水泳初心者三冊」(参照)。時間を見つけてはちょこっと泳いでいる。体調がいまいちでない時を除くと、ほぼ毎日かな。がんばって夏までにはターザン腹にしてモテたいものだ、やっぱサブリミナル・アルファーブロガーが中年太りっつうのはまずいでしょとか、そんなこたぁないです。 泳ぎに嵌っているのは、面白いというのがある。若い頃はがむしゃらに泳げばフォームなんか度外視で水泳部くらいのスピードが出せたがもうそんな歳でもないし、考え方を変えると泳ぎ方も変えることになる。ゆっくり長く泳ぎたい。じゃ、どう泳ぐかということで、「ゼロからの快適スイミング ゆっくり長く泳ぎたい! もっと基編(趙靖芳)」(参照)を読むと、以前書いたように、目から鱗が落ちまくりんぐだった。そんなのありかのてんこ盛り。 ただこれ、他の「クロールがきれいに泳げ

  • 極東ブログ: 誰が「赤ちゃんポスト」という名前を付けたのだろう? そしてマスコミはなぜこの名称を続けているのだろう?

    誰が「赤ちゃんポスト」という名前を付けたのだろう? そしてマスコミはなぜこの名称を続けているのだろう? 誰が「赤ちゃんポスト」という名前を付けたのだろう? そしてマスコミはなぜこの名称を続けているのだろう? すごく単純な問題かもしれないが、ざっと調べた範囲では名称の由来はわからなかったし、なぜマスコミがこの名称をそのまま使い続けているのかもわからなかった。どうにも変な気分がするので、些細なブログだけど問題提起しておこう。あるいは単純明快な答えがコメントでいただけたら幸い。 ネットを見ると同様な疑問を持っている人が多数いる。新聞などにも投書があったらしい。三月一〇日付け産経新聞”【風】「赤ちゃんポスト」の名称に反対”(参照・キャッシュ参照)ではこう。 「赤ちゃんポスト」の名称について、大阪府阪南市の70代の男性から意見が寄せられた。 《貴紙では「ポスト」の表記は中止していただけませんか。命の

  • 2007年都知事選雑感: 極東ブログ

    都知事選には関心がなかったが蓋を開けてみて、へぇと思ったことがまったくなかったわけでもないし、その、自分にとっての小さな新規性の感覚は、案外これからの日を考えていくときの軸になるかもしれないのでメモ書きしておこう。 まず結果だが、読売新聞東京都知事選 : 開票結果 : 統一地方選2007””(参照)より。 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦等) 新旧 当選回数 代表的肩書 2,811,486(51.1%) 石原 慎太郎 74 無所属 現 3 知事 1,693,323(30.8%) 浅野 史郎 59 無所属 新(元)宮城県知事 629,549(11.4%) 吉田 万三 59 無所属(共) 新 (元)足立区長 四月一日時点でした私の予想はこんな感じ。 都民の票が1000万くらいか。投票率は40%。全体は400万。 前回石原は300万だがそこまではいくまい。てえと、石原200なら浅野にも