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ブックマーク / hongokucho.exblog.jp (5)

  • ブログ版茶話会=就職板から分かる範囲で | 本石町日記

    日銀を目指す学生さん向けにブログ版茶話会を。某就職スレッドを見ていたらいろいろ誤解もあるようで、分かる範囲でお答えしたい。もとより、私の見解は参考の参考に過ぎないので、先輩がいたら直接聞きましょう。とりあえず某スレッドから抜き出す形で解説します。 >財務でエコノミストになれるかよw >加藤涼みたいな例もあるし、まあBOJは合理的な選択でしょ。ガンガレ。 →加藤涼さんは日銀の方です。相当な有名人です。学界でも有名だと思います。リフレ派の板に以前パラシュート降下したことがありますが、それも平気でこなす方です。 >どれくらいが加藤氏みたいに留学できるんだろう →ドクターにこだわらなければ留学コースは充実しているように思われます。MBA、ロースクールなどそこそこ行けるのではないでしょうか。ちなみに以前もエントリーで触れたが、日銀はなるべくドクターを増やそうという方向になっている。白川総裁は歴代総裁

  • 人間の欲がある限り…=投資銀行(のような金融)はいつか復活 | 本石町日記

    モルスタやゴールドマンが銀行化してから、投資銀行の終焉とか言われている。じゃあ、二度と投資銀行(のような金融)は出てこないのか、といえばそうではないだろう。今回の金融危機を経て人々が「儲けたい」という欲を捨てたなら別だが、「儲けたい(orリターンを得たい)」という欲がある限り、いつかまた利益を極大化を目指す金融業は復活する。それが現在の「投資銀行」という形を取っているかどうかは別だが、似たような金融業が台頭してくるものであろう。 もともと「投資銀行」の収益は市場連動しており、収益の振れはかなり激しい。儲かるときはメチャ儲かり、その一方でメチャ損する。今回はメチャ儲けからメチャ損への変動が激しく、落ち方があまりに激しかったため、リーマンとか(当局のハンドリングミス?もあり)ショック死した。モルスタやゴールドマンはそのあおりでマーケットから危ないと思われ、仕方がないので銀行化というシェルターを

  • 「10年泥のように働け」と言えるのは良い会社かも | 本石町日記

    しばらく前にネットのあちらこちらで話題になった「10年は泥のように働け」という発言について。この発言が話題になった経緯はよく掴めていないのだが、「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論がきっかけになり、これが色々なブログで取り上げられたようだ。「10年は泥のように…」は伊藤忠の丹羽会長が日経新聞(5月10日付?)で語ったものらしい(良く覚えていないです)。 丹羽会長は「泥のように働け」を強調したかったのではなく、まずは10年はひたむきに働き、そして勉強のために次の10年を費やし、それ以降は物のリーダーになるべく人間性に磨きをかける、つまり人材の育成には長い時間がかかる、だから新卒者もその覚悟で働いて欲しい、ということを言いたかったのだろう。まあ、これには色々反論があるだろう。「終身雇用が崩れつつあるのにそんな悠長なことを言っていいのか」、「大企業に入らないと人間

  • スーパーな人材の流出で思ったこと=官僚機構の在り方(妄想です) | 本石町日記

    最近聞いた話だが、霞ヶ関某省の将来を嘱望された(ウルトラ級の)スーパーな人材(若手)が辞めたらしい(伝聞なので未確認)。それからしばらくして、今度は日銀のスーパーな人材が辞めたという話を聞いた。この「二頭脳」流出で、普通のエリート数人分の偏差値が公的部門から失われたわけだが、この流出が妙に印象に残ったのは、二人の行き先がどうも同じであるらしいため(大手の法律事務所)。偶然でしょうけど…。 「流出」は、官僚批判のせいというより、もっとやりがいのある仕事を見つけた、という個人的な理由に基づくものだと思う。ただ、最近の公的部門(含む日銀)からの人材流出のバックグランドとして「官僚批判」は無視できないのは確かで、まあいくらやりがいを感じた仕事でも、何事につけて批判されたら、普通はやる気しない。他の仕事にやりがいを見出せば、簡単に辞めてしまうであろう。続きを書く前にコメント頂いてしまいました。財政関

  • 「政治力学で武藤氏が犠牲になったのは大変残念だ」 | 本石町日記

    表題は、武藤総裁案を否決した12日午前の参院会議の採決で棄権した民主党の川上義博議員の談話である。個人的に武藤氏と懇意であったことで棄権されたのだが、否決の実情が談話通りであるのは間違いない。まあ、日銀総裁人事が最悪の形で政局に翻弄されることになった、ということであろう。残念というか、脱力感を覚える。 民主党の行動は、一部のコメンテーターには「日銀至上主義」を志向しているように見えるだろうが、①日銀がそもそも至上主義を志向していない②民主党にその主義があるなら、それにふさわしい人事案を出すはず-で、つまり反対のための反対(飛車さんの言う野党としてのお仕事を徹底してる)に過ぎない。実際、民主党の否決に衝撃を受けたのは日銀でもあるし。 中央銀行の総裁として望ましい条件を100%満たす完璧な人は残念ながらいない。英語に堪能、経済学&金融市場に精通、国際的な知名度が高い、政財界に広い人脈を持ち、

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