AppleでのSteve Jobsは、長期にわたる同社の驚くべき成功を語るうえで不可欠な存在、というのがほぼ一般的な見解だ。しかし、同氏がいなくても、Appleはかなり上手くやれる(少なくとも一部の事柄については)ということを、われわれは目撃している。 振り返ってみれば、立て続けに好成績を残した2009年はじめの四半期も成功に終わっている。「iPhone 3GS」の発表、さらに、新しい「iPhone OS」や「Mac OS」の仕上げ、そして、刷新された「iPod」ラインなどは、Jobs氏が肝臓移植手術を受けるために2009年1月から不在にした期間にあった出来事だ。 Jobs氏の不在を最小限にしか感じさせなかった功績は、最高執行責任者(COO)であるTim Cook氏によるところが大きい。 Jobs氏は米国時間1月17日、自身の健康に注力するため期間未定の休養を取ることを伝えるメールにおいて
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