大阪市史編纂所はさまざまな業務をしていますが、その中でも市民のみなさんが所蔵されている貴重な古文書(こもんじょ)の調査と整理は重要な仕事です。ここでは、古文書がどのように整理されるかをご紹介します。大阪市史編纂所では古文書類をおおよそ以下のような手順で整理させていただいております。 「うちには古文書なんてない」? 古文書はもちろん理由があって、保存されてきたのですが、歴史がうつり、政治や社会がおおきくかわると、日常生活では必要でなくなってきました。 そのためホコリをかぶって、一見するとゴミにしかみえなくなっていることもあります。でも、ちょっと待ってください。これらは地域のあゆみをつたえる貴重な財産です。 おうちで古そうな文書などを見つけられたら、きたならしいからというだけで捨ててしまわずに、大阪市史編纂所までぜひご一報ください。調査にうかがいます。 古文書を拝見 おうかがいして、古文書など
アーカイブズセンターは平成18年度(2006)4月に博物館本館内に設置されました。設置目的は(1)大学関係のアーカイブズの収集、整理、保管、利用管理、(2)大分県を中心とした地域アーカイブズの収集、整理、保管、閲覧公開、(3)地域や大学史資料の展示、公開講座などの社会教育活動、(4)文書館専門職(アーキビスト)養成課程の学生への教育実習、(5)その他必要と認められる活動を行うことにあります。 史料を保存し公開するためには、史料の整理、目録作成、閲覧体制の整備、保存修復など一連の史料保存作業が不可欠であり、その理論と技術の習得がアーカイブズ学教育と研究そのものであります。現在はその史料情報を、国際文書館評議会(ICA)で作成した史料目録の国際標準である「国際標準記録史料記述:一般原則」(ISAD(G))に準拠して、アーカイブズセンター所蔵史料目録を作成する準備を進めています。その情報をホーム
森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書が改ざんされた問題で、文書の書き換えを指示され、問題の発覚後に自殺した近畿財務局の男性職員について、財務局が民間企業の労災にあたる「公務災害」に認定していたことが分かりました。 関係者によりますと、近畿財務局はこの男性職員について、民間企業の労災にあたる「公務災害」に認定したということです。 この問題で、財務省がまとめた調査報告書では個人を特定しない形で、担当部署の職員が本省からのたび重なる指示に強く反発していたことや、問題の発覚後、本省からの問い合わせへの対応などで職員が多忙を極めていたことを指摘していました。 認定にあたっては、こうした経緯も踏まえて、自殺と公務に因果関係があったと判断したものとみられます。 これについて財務省は「ご遺族への配慮と個人のプライバシーの問題から認定の有無も含めて公表は差し控えたい」と話しています。
アーカイブサミット2018-2019<報告> アーカイブサミット組織委員会・井上奈智(いのうえなち),眞籠聖(まごめたかし) 2019年6月11日に,千代田区立日比谷図書文化館(東京都)において,アーカイブサミット組織委員会(委員長:長尾真(京都大学名誉教授))の主催により「アーカイブサミット2018-2019」が行われた。本稿では,同委員会事務局の立場から,本会の内容について報告する。「アーカイブサミット」とは,産官学民を横断するアーカイブ関係者による集まりで,2015年,2016年(E1814参照)は東京で,2017年(E1973参照)は京都で開催された。5年間で4回目の開催となる今回がいったんの着地点となる。なお,今回は集中的な議論をするため招待制をとった。 ●アーカイブサミットが達成してきたもの 長尾氏の開会挨拶では,アーカイブサミットの意義として,ばらばらに課題に取り組んでいた産
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