け、け、けしからん! 実にけしからん! そんな声が方々から聞こえてきそうですが、ノルウェー科学技術大学の研究チームがドラッグの効能と依存について調査したところ、なんとも驚きの結果が得られたそうです。 調査対象となったのは、サマー・オブ・ラブやサイケシーン全盛期を含む1960年代から70年代に収集された536人の被験者データ。こちらを解析したところ、LSDはアルコールに比べると極めて濫用されにくいことが判明しました。 それがなぜ「LSDがアルコール中毒に効く」という仰天ロジックに発展するかというと、ここ10年ほどアルコールやドラッグの依存症治療に別のドラッグを使う試みが多数行われていて、しかも一定の成果をおさめているからなんだとか。 具体的には、LSDの100倍ともいわれる世界最強のドラッグ、アヤワスカを使ったアルコール中毒治療、マジックマッシュルームに含まれる幻覚成分サイロシビンで禁煙する