学名:Pagurus rectidactylus Komai, Saito & Myorin, 2015 和名:エタジマホンヤドカリ 環境:本州以北の海岸, 本州以南の海岸 報告:国内報告あり, 若狭湾, 瀬戸内海 掲載:2014年12月23日 1-3枚目は大瀬崎の水深5m付近でナイトダイビングにより撮影された写真で、エタジマホンヤドカリの生態写真としてはとても貴重な写真であり、特に3枚目の幼体の写真はヒドロ虫の宿殻の初期が巻き貝であることを示す重要な資料と言えますね。やはり何かしら海草に依存しているようで、海草のない場所では見つからないようです。 エタジマホンヤドカリは2014年に広島県江田島の海岸から見つかった新種で、ホンヤドカリ属の潮間帯からの新種発見としては今世紀初となる貴重な発見です。その直後に京都府舞鶴からも見つかりました。僕もすぐに舞鶴と江田島へ遠征し、それぞれ本種の生息を確