光の吸収率はなんと99.8%、あまりにも黒すぎてブラックホールと化してしまう、世界で最も黒いを掲げている超黒塗料「ベンタブラック」だが、ひと騒動あったようだ。 ご存知のない方のためにこれまでのあらましを紹介しておこう。
廃墟写真家、マシュー・クリストファーはアメリカニューヨーク州北部で廃墟化した動物園を発見し写真に収めた。彼はこの施設の歴史的背景を知り、衝撃を受けたという。 1933年にオープンしたその動物園「キャッツキル・ゲームファーム」は、最初は小さな農場だったが、第二次世界大戦後のベビーブームに乗り、一時期は大盛況を博した。だがここにも栄枯盛衰の波は訪れる。 ついに朽ち果てていったこの動物園の末路には悲惨な現実が隠されていた。 「キャッツキル・ゲームファーム(Catskills Game Farm)」の”ゲームファーム”とは、狩猟用などの用途のために動物を繁殖させる農場を意味する。 1933年、ローランド・リンデマンがこの動物園を開園した当時、ロバとヤギが各1匹ずつ、鹿が2匹の合計4匹しかいなかった。だが第二次世界大戦が終わると、様々な動物が世界各国から輸入され、1960年代の全盛期には2000匹以
“洗脳”という用語はエドワード・ハンターというイギリス人ジャーナリストによって考案されたもので、朝鮮戦争中に中国人が捕虜にしたアメリカ兵を”再教育”する方法を指すものだった。 この用語はやがて信者を服従させるために心理的手法を用いてきたカルト教団と結びつけられるようになった。心理学者マーガレット・シンガーによれば、洗脳を使用することで知られるカルト教団の信者はアメリカだけでも250万人もいるそうだ。 カルト教団のみならず、人を服従させるためにこれらの手法を使って洗脳していく国家や団体、企業、個人も数多く存在する。ここではいくつかの洗脳方法をその事例と共に見ていくことにしよう。 1. 歌や詠唱による洗脳 この画像を大きなサイズで見る マントラの詠唱は多くの宗教で重要な行為である。特に仏教やヒンドゥー教ではほぼすべての寺院で読経などの何らかの詠唱が行われている。信徒による詠唱から生み出されるハ
近年、遺体は思いつく限りの方法で葬ることができる。最近は環境への意識の高まりから、土に還り木々の養分になりたいと願う人も多いようだ。 そんな人におすすめなのが、このフリーズドライ製法である。 プロメッションは、遺体を冷凍し、振動でそれを粉々にした後で乾燥させ、自然に還す方法である。これを20年間も研究してきたスウェーデンの生物学者スザンヌ・ウィーグ・マサクさんによれば、史上最も自然に優しい埋葬方法だという。 Promession_Introduction of method 生物学の専門家であり、またガーデニングをこよなく愛するウィーグ・マサクさんは、従来の埋葬方法が土壌に与える影響について懸念してきた。 有機物を土に還す最良の方法は、ちょうど堆肥の山の中で起きているように、自然の腐敗プロセスに委ねることだ。有機物は分解され、やがては養分をたっぷり含んだ肥料となり、土壌を健やかに保つ。まさ
誰でも簡単に画像の加工ができるようになったことで、ねつ造された写真が大量に出回るようになった。人は信じたいものを信じる傾向があるので、そういった写真でもツボをついてくるものは一気に拡散されていくこととなる。 ただ単に画像を加工されたものもあれば、画像は本物だがそのストーリーが作り話の場合もある。かつて加工されたものが、今年になって急に広まっていったものもある。
小さく折りたたんでポケットに入っちゃう。そんな夢のようなマイホームがあるみたいなんだ。家といってもテントのようなものだけれど、広げるとキューブ状の自分だけの秘密基地ができあがる。 これさえあれば、ちょっと引きこもりたい時にサラッとポケットから出して入り込めばいいってわけだね。ぼっちがはかどるぞ。 Casa Basica / Basic House この夢のような黄金に輝く家は「ベーシックハウス」という名前なんだそうだ。スペイン、バルセロナを拠点として活動しているアーティストのマルティン・アズーラさんが考案したもので、いつでもどこでも最低限引きこもれるだけの自分だけの避難所を持つことができる。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る 材質は金属化ポリエステルでできており、広げると太陽の熱や体温を感知して勝手に膨ら
フィンランド北部の荒野で野生動物写真家のラッシー・ラウティアイネン(56)は奇跡の光景を目の当たりにした。若いオスのヒグマと、若いメスのハイイロオオカミが、お互いに分け合いながら夕食を食べあっていたのだ。 クマとオオカミとかもう、最強タッグ、夢の組み合わせである。 More info: gallowbob | wildfinland.org | Facebook 餌を分け合いながら食べた後も2時間くらい、2匹は仲睦まじく休息をとったり、遊んだりしていたそうだ。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る 夕暮れ時、鹿の死骸を発見した2匹。奪い合うことなく仲良く分け合って食べる。「なぜこの若い2匹が仲良くなったのかは正確にはわからない。ただ、2匹とも幼いころから何らかの事情で孤立していて、生き残るためにコンビを組んだ可能性もある」。と、これらの写真を撮影したラッシーは語る。
文明の栄枯盛衰を物語る残滓とも言うべきこの人工鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」は、アメリカ、ミシガン州デトロイトの廃自動車工場の床や壁から採取されたものだ。 20世紀当初、車の塗装は手作業で行われていた。床や壁に飛び散ったエナメル塗料は、そのままの状態でまた次の塗装作業が行われ、何層にも積み重ねられていった。それが月日を経て固まっていき、それを研磨したものがこの美しいフォーダイトとなっていったのである。
先日お伝えしたGoogleの人工知能ニューラルネットワーク「ディープドリーム」は、画像認識に使われる人工知能ネットワークが膨大な画像サンプルをネットワーク化し、そこから近しい何かを導き出すというものだが、ピザのCMからディープドリームシステムが導き出したものは、ずばり犬だった。 Deep Cheese Dreams 犬たちがよってたかってピザと一体化するって流れでいいんですかね? グーグルの人工ニューラルネットワーク的には この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る てことで、グーグルはどちらかというと犬派なのかもしれないという意外な一面が垣間見られたようなそうでもないような。
非営利団体“ザ・ラッキー・フュー”の創立者兼代表であるマイク・ファウンテンさんの使命、それはモフモフした仲間たちの命を救うことだ。 ファウンテンさんは、農業を通じて自然に寄り添おうと、2006年、米カリフォルニア州サンタバーバラ北部にある土地を購入した。林の中に位置するこの場所は、木々に囲まれた小道を1キロ弱も歩けば波が打ち寄せるビーチに出ることもできるという絶好のロケーションにある。 彼が新居に到着したその日、あたりに野良猫がいることに気がついた。猫たちはゴミ箱にたむろしており、ゴミあさりをしている現場を目撃した。また、その晩、野良猫同士が喧嘩をし、彼らがその喧嘩でひどく怪我をしていることに気がついた。 引越しからわずか数日のうちに、農場の周囲には60匹もの不健康な野良猫が熾烈な生存競争を繰り広げていることが分かった。そして、何かをしなければと思った。 you can tame fera
ネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルターレンシス)は、現生人類(ホモ・サピエンス)の近縁種として知られているが、謎の多い種でもある。最近、目覚ましく発達した分析技術により、ネアンデルタール人の秘密が徐々に明らかになり始めた。 例えば、現代の人間のDNAに残るネアンデルタール人の痕跡を分析した最新の研究によると、ネアンデルタール人は、3万7000年前まで現生人類と異種交配を行っていたという。また、別の研究では、アジア人と南アメリカ人に、ほかの地域と比べてネアンデルタール人と共通する遺伝子要素が多いことが判明した。 イギリスにあるロンドン自然史博物館の古人類学者クリス・ストリンガー氏は、「両種の間にこれほど複雑な関係が存在したとは、2~3年前には予想もしなかった」と話す。 この画像を大きなサイズで見る かつては「野蛮なネアンデルタール人」と「洗練された現生人類」といったイメージが固定化していた
第一次世界大戦の影響で汚染された、知られざる立ち入り禁止地域。フランス「ゾーン・ルージュ(レッドゾーン)」 記事の本文にスキップ フランスとその風光明媚な田舎の風景を思い浮かべるとき、絵のような村や広大なブドウ畑、夏にうねった道をご機嫌なドライブのできる、どこまでも続く緑の丘などを想像するかもしれない。しかし、こんな美しい風景の片隅に、1世紀近くも人の立ち入りが禁止された、ゾーンルージュ(レッドゾーン)がある。 現在でも、パリとほぼ同じ広さの100平方キロ近くが、一般の立ち入りや農地利用を法律で厳しく制限されている。その理由は、いまだに世界大戦の戦場跡に残る、おびただしい数の遺骸や不発弾が回収しきれていないからだ。 第一次大戦後、途方もない数の不発弾や人間や動物の遺骸の回収が追いつかず、フランス政府は該当地区の住民の強制的な移転を決め、立ち入り禁止区域にした。地図上からまるごと抹消された村
未来的な大都市での生活が自分に合わないと感じているのならば、そこから逃避する手段はすぐそこにある。4.2×2.1×2.1mの小さなポッドがあれば、ライフラインは確保され、一人ぼっちでどこでも暮らしていけるのだ。 世界初の完全独立型小型ホームを称するエコカプセルは、太陽と風力だけで発電できるちっちゃなスマートハウスだ。 ビーチ前のコテージ、スタイリッシュな登山テント、あるいはモダンな隠れ家として活躍してくれるだろう。エコカプセルは9700ワット時のバッテリーで充電ができるから、電気自動車の後ろにつないでおけばどこでも好きな場所へ旅をすることができる。 この画像を大きなサイズで見る しかも、スマートハウスの名に恥じることなく、便利な機能が満載だ。雨が降れば、これを床下のタンクに蓄えてくれるうえ、屋根には薄膜フィルターが備わっているから細菌の心配もない。 壁に充填された高性能断熱材がエネルギー効
できる男は仕事にも遊びにも全力。でもって無駄な時間を使いたくない。だもんだから開発されちゃったのかどうかはわからないままに、水陸両用、ウエットスーツなのにビジネススーツでもあるそんな次世代スーツが商品化され、ネット予約中だという。その名も「TRUE WETSUITES(真のウエットスーツ)」だ。 TRUE WETSUITS BY QUIKSILVER オーストラリアのサーフブランド、「QUIKSILVER」が開発したもので、防水加工を施した、スーツ、シャツやネクタイでフル装備が完成する。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る 一旦水につかることでちょっとしたクールビズ的な使い方とかもできる?冬場は断熱効果とか?脂肪燃焼効果とか?ウエットスーツ自体を着たことがないのでよくわからないのだけど、いろんな用途にお使い
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