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ブックマーク / www.nikkei-science.com (6)

  • 【英語で読む日経サイエンス】2015年11月号「巨大分類定理を継承 数学者たちの挑戦」

    SCIENTIFIC AMERICAN July 2015 The Whole Universe Catalog 巨大分類定理を継承 数学者たちの挑戦 A seemingly endless variety of food was sprawled over several tables at the home of Judith L. Baxter and her husband, mathematician Stephen D. Smith, in Oak Park, Ill., on a cool Friday evening in September 2011. Canapés, homemade meatballs, cheese plates and grilled shrimp on skewers crowded against pastries, pâtés, olive

    【英語で読む日経サイエンス】2015年11月号「巨大分類定理を継承 数学者たちの挑戦」
  • 88年ぶりの大発見 砂漠に生きていた新昆虫

    J.アディス O.ゾンプロ(マックス・プランク陸水学研究所) E.ムーンボロ=ゴアゴセス(ナミビア国立博物館) E.マレ(ナミビア国立博物館昆虫標館) ドイツ・ハンブルク大学の収蔵品である琥珀の塊。4500万年前のバルト海周辺にあった木の樹液が固まったものだ。その琥珀には,昆虫の幼虫が何匹か封じ込められていた。それらは,マックス・プランク陸水学研究所で博士課程の学生だったゾンプロがかつて見たどんな幼虫とも異なっていた。 ゾンプロはその1カ月後,ロンドンの自然史博物館を訪れた。学芸部長のマーシャル(Judith A. Marshall)は,彼に1950年にアフリカのタンザニアで採集された昆虫の乾燥標を見せた。何らかの雄の成虫であることは確かだったが,それ以外は皆目わからなかった。ゾンプロはその姿を写真におさめ,ドイツに戻った。 数日後,彼のもとに別の琥珀標が届いた。ある収集家が個人的に

    88年ぶりの大発見 砂漠に生きていた新昆虫
    betelgeuse
    betelgeuse 2015/04/15
    2003年、カカトアルキ(マントファスマ)
  • 生まれ変わるアメリカグリ

    大きな栗の木の下で──という歌と同様に米国の人々に親しまれているのがアメリカグリという木だ。しかし,アジアから持ち込まれたクリ胴枯病菌によって20世紀前半の50年で30億以上が枯死してしまった。これを再生するため,小麦などの植物の遺伝子を導入して菌への抵抗性を持たせる取り組みが進んでいる。絶滅の危機に瀕した植物種を遺伝子工学によって来の自生地に復活させる初の試みだ。 著者William Powell ニューヨーク州立大学の環境科学・林学カレッジで「アメリカグリ研究・復元プログラム」を率いている。森林バイオテクノロジー・パートナーシップによる「今年の森林バイオ技術者」賞の候補者に選ばれた。 原題名The American Chestnut’s Genetic Rebirth(SCIENTIFIC AMERICAN March 2014) サイト内の関連記事を読む品種改良/植物/環境/生態

    生まれ変わるアメリカグリ
    betelgeuse
    betelgeuse 2015/01/04
    クリ胴枯病への耐性について
  • 「STAP幹細胞」として用いられたES細胞を特定 東大,東北大など

    身体のあらゆる組織になることができ, 無限に増殖することが可能とされた「STAP幹細胞」として 実際に使われたES細胞を特定した 理化学研究所などのチームが作成したSTAP細胞から作られた,あらゆる組織に分化することができ無限に増殖する多能性幹細胞「STAP幹細胞」が,以前から研究でよく使われている「ES細胞(胚性幹細胞)」であることを,東京大学グループと,東北大学などの共同研究チームがそれぞれ突き止めた。論文にはこの細胞からマウスができたとされ,STAP細胞が多能性を持つ証拠とみられていたが,今回の解析でどのES細胞が使われたかが具体的に明らかになった。 調べたSTAP幹細胞は,論文の共著者で,STAP幹細胞からマウスを作った若山照彦理化学研究所発生・再生科学総合研究センターチームリーダー(現山梨大学教授)が保存していたもの。先に若山氏が第三者機関に依頼して解析し,「若山研にはなかったマ

    「STAP幹細胞」として用いられたES細胞を特定 東大,東北大など
  • ハイゼンベルクの不確定性原理を破った! 小澤の不等式を実験実証

    「小澤の不等式」。数学者の小澤正直・名古屋大学教授が2003年に提唱した,ハイゼンベルクの不確定性原理を修正する式です。小澤教授は30年近くにわたって「ハイゼンベルクの不確定性原理を破る測定は可能」と主張し続けてきましたが,このたびついに,ウィーン工科大学の長谷川祐司准教授のグループによる実験で実証されました。15日(英国時間)付のNature Physics電子版に掲載されます。 小澤の式とはどんなものでしょうか? まず,物理の教科書をおさらいすると,1927年にハイゼンベルクが提唱した不確定性原理の式は,こんな形をしています。 εqηp ≧ h/4π  (hはプランク定数,最後の文字は円周率のパイ) εqは測定する物体の位置の誤差,ηpは位置を測定したことによって物体の運動量に生じる乱れです。もし位置が誤差ゼロで測定できたら運動量の乱れは無限大になり,測定してもめちゃくちゃな値がランダ

    ハイゼンベルクの不確定性原理を破った! 小澤の不等式を実験実証
  • 南アフリカの砂漠にマントファスマを求めて

    2002年4月下旬,「昆虫に新目誕生」「88年ぶりの新目」。新聞各紙にこんな文字が躍った。昆虫の系統分類学に携わる私たちが,この記事に大いに興奮したことは言うまでもない。アディス(JoachimAdis)らが「88年ぶりの大発見 砂漠に生きていた新昆虫」で書いているように「今後もたくさんの新種の昆虫が発見されるだろうが,どんな種が見つかろうと,既存のグループ(目)にあてはまるに違いない」と私たちも考えていたからだ。 この新目発見の反響は大きく,昆虫学を専門とする私たちのまわりはもちろんのこと,あちこちでマントファスマ目が話題にのぼっていた。そんなころ,マントファスマ目の記載者の1人であるドイツのドレスデン博物館のクラス(Klaus-DieterKlass)から町田のもとに連絡が入った。「この昆虫に関する研究プロジェクトに加わってほしい」というのだ。系統進化学的な考察をする上で,私たちの比較

    南アフリカの砂漠にマントファスマを求めて
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