「ぜんぜん春じゃないアラブの春」としか言いようがないんだけど、エジプトで起きた革命を忘れないうちにまとめておこうと思うの。 2010年12月17日、隣の隣の国、チュニジアで一人の青年が焼身自殺を図った、これが発端ね。インターネットを通じて広まったデモは、高い失業率や腐敗への日ごろの不満が爆発しちゃったかたちで大きくなって、ついに大統領は逃げ出しちゃったの。長年続いてきた独裁政権を崩壊させたってわけ。 そんなチュニジアから飛び火したの。 エジプトでも同じく、失業率は高く、腐敗もひどかったのね。それに、ムバラク政権もうんざりするくらいの長さで続いてたのよ。1981年から大統領やってたんだから、いい加減長すぎよね。それだけ、”おいしかった”ってことかしら? ま、6兆円もの財産をためこんでたんだから、おいしいなんてもんじゃないわよね。そんなに持ってたって使いきれないのに。 ムバラクの前はサダトが大
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