トランプ氏の出馬資格に異議を唱える訴えに対し、連邦最高裁は懐疑的な姿勢を示した/Shannon Stapleton/AP (CNN) 今年11月の米大統領選に出馬しているトランプ前大統領を投票用紙から除外するとしたコロラド州最高裁の判断について、連邦最高裁は8日、これを受け入れずにトランプ氏の出馬資格を支持する構えを示した。 2時間以上にわたる口頭弁論の間、ジョン・ロバーツ判事をはじめとする保守派の判事らは、トランプ氏の出馬資格に異議を唱える人々を代表する弁護士に相次ぎ質問を浴びせた。質問を通じ、トランプ氏の側につく方途を探っていたとみられる。 しかしリベラル派の判事からも、トランプ氏に反対する弁護士らに対して厳しい質問が飛んだ。 トランプ氏を大統領選の投票用紙から除外するよう求める訴えは、合衆国憲法修正14条の「反乱者の禁止」を根拠とする。保守派の判事らはこの規定について、大統領経験者に