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ブックマーク / ameblo.jp/hiromiyasuhara (21)

  • 『児童虐待はなぜ減ったか。』

    児童ポルノの単純所持が国会でコントみたいになっているようですね。 ついこの間、たまたま浅利慶太著の「時の光の中で」(劇団四季主宰者の戦後史)読んでいたんですが、ミュージカル「ウエストサイド物語」の日招致のために、外貨枠が必要で、当時NHKと朝日しかなかったんたんで、どうしよう・・というところを興味深く読ませていただきました(読んだあとで検索したら、小沢一郎も同じ感想を書いてた)。田中角栄さんがおもしろい。角栄さんの采配で公演できたわけなんですけど。 http://www.shiki.gr.jp/hikari/ 「ウエストサイド物語」って、よーく考えてみなくても、不良の内部抗争の話なわけで、サブカルですし、反対もあるわけですよ、あんな不良の物語に~~良識派キリッ!みたいな。今現在は、みょーな保守化した親父達も当時は戦ったわけで、私が今の自民党がいかんなーと思うのは、そういう部分の現実的な自

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    biaslook 2009/07/04
  • 『住宅政策のどこが問題か』

    の家計を大きく圧迫しているもののひとつが、住宅に関わる費用です。 生活の基盤を担う最重要課題が「労働」と「住居」であることは今までも書いてきました。「労働問題」については“ワーキングプア”など、社会問題化をがんばった方達のおかげで随分と一般人の方に目が触れるレベルで話題とされるようになりました。ところが住居の貧困についての報道は、派遣社員の方の「家を急に追い出されてしまったんです」というインタビューは出ますが、「なぜ、こういうことになっちゃったのか?」という社会政策を詳細に検討した分析があまりありませんでした。 例えば、以下のような疑問があるんじゃないかなと思います。 なぜ、日はこれほどまでに住宅費が高いのか? なぜ、日は多くの人がローンを組んで「一軒家」を持ちたいと思うのか? なぜ、日の単身者の賃貸住宅は貧相なのか? なぜ、日ではリバースモーゲージ市場が低調なのか? なぜ、適

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    biaslook 2009/03/20
     貧困問題
  • 『「自爆する若者たち」』

    集団殺害問題研究者でもあり、人口学者でもある著者が世界史的に「若者が暴れるとき」を考察したです。 自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)/グナル ハインゾーン 著者が問題とするのは人口ピラミッドをみたときに若者世代が外側に大きく張り出してしまう「ユース・バルジ」という現象。「ユース・バルジ」とは父親の相続権がなく、ポスト、居場所がない「次男坊以下の比率としての若年男子過剰」のこと。その集団は、歴史的に見れば、居場所が用意されない場合、侵略、内戦、戦争、テロなどを引き起こし、どんな宗教であろうがどんな思想であろうが、結果的にはそういった暴力の正当化に使われてしまう、利用される場合が多いよ、という悲しくなるくらい身も蓋もない話が満載です。 --------------- いい大人に成長した息子たちが徒党を組んで運動を繰り広げるとき、それを知的に正当化する格好のイデオロギー

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    biaslook 2009/02/03
    若者論 魔女裁判
  • 『「就活のバカヤロー」』

    打ち合わせで出かけた帰りの吉祥寺の屋さんで若い学生さんがい入るように立ち読みしていた新書。そこの屋さんでもダントツの売上ナンバー1で、帰りの井の頭線で笑いをこらえるのが大変でした。この金融危機の前の学生売り手市場のときの、新卒採用の現場について書かれたなのですが就活生、大学、企業、就職情報会社へ、この茶番をわかっているのに全員で踊っているのはなぜだ!「キモいんじゃ!」と関係各位向けて言っているで、全方位型毒まみれで、かえってすがすがしい。 就活のバカヤロー (光文社新書)/大沢仁 記事にもなっているようですね。 「就活のバカヤロー」新書がバカ売れ 学生も企業も大学も茶番? http://www.j-cast.com/2008/11/22030759.html 担当編集者も氷河期世代のようで「バカヤロー!」と叫びたかったようです(笑) 就職活動って、多くの人が多かれ少なかれ経験して

  • 『「子どもの最貧国・日本」 ~学力・心身・社会におよぶ諸影響』

    後藤さんの新刊の感想についてなぜか私のところにTBいただいたので、リンクしておきます 。 ----------------- 「脱社会的存在」論には疑問が大きく、「動物化」論については感覚的には説得されるものの社会学的認識としてそのまま受け容れるのは困難だろう。 ----------------- とお認めになったたわけですし、ご自身は実証的な記述で考察されるようになっているようですし、写経も大変ですもんね。お疲れさまでした。 あともう一つ。「事実が物事を動かさなかった」例があったからといって、「事実を求める態度」そのものを批判している鈴木謙介や「事実をいいかげんに書いてる記述」が批判されない理由にはならないですよ。 「体感治安悪化」については、浜井先生が論証しているとおりだと思うけど、『「検挙率の低下」と「認知件数」の増加』と『犯罪被害者の思想』が合わさったことが大きな背景であり、それは

  • 『後藤和智さんの新刊!「おまえが若者を語るな!」』

    後藤和智さんの「おまえが若者を語るな!」が発売になります。 前回とはうってかわって、舌鋒鋭く実名批判で行きましたね。 ----- 若者論は何を見誤ってきたのか。私は常に考え続けてきた。見誤るといっても公開されている統計などを参照しないまま、思いこみで少年犯罪や「ニート」について饒舌に語る、ということではない。もちろん、そういった言説を批判する努力は必要であり、私もそうしてきた。 だが、私はその先に行くべきだと思う。 ----- おお。1ページ目から気合入ってる!ついに武器屋が自らも戦闘に。2回に分けてご紹介します。 おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)/後藤 和智 その前に。 今の「潮」で東浩紀氏と鈴木謙介氏がアキバの事件に関して対談をされております。東氏が「経済学じゃないんだ、実存の問題なんだー!!(大意)」と語り、「創」では鈴木謙介が「(事実や統計は大事だけど)

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    biaslook 2008/09/15
     世代論
  • 『後藤和智さんの新刊!(続)「おまえが若者を語るな!」』

    前回のエントリー の続きです。 題の後藤さんのである。 前著より、はるかに洗練されて鋭くなったと思う。その「若者論を疑え! 」のときも、アマゾンで以下のレビューに一票! --------------------- 『「ニート」って言うな!』所収の後藤の文章が印象に残っていたので、書の刊行を知って早速読んだ。インチキ若者論への解毒剤、またはワクチンとして非常に有効だと思う。後藤は東北大で都市・建築学を専攻する院生だが、84年生とは思えないくらい成熟した視線の持ち主だ。 ピンで勝負するには知名度の低い後藤のを出すにあたって、たぶん編集者の判断だろう、序文代わりに巻頭に田由紀(東大准教授)との対談を置いている。また1・2章の後に別ライターによる「若者のリアル」という取材記事が挟まっている。 田は『「ニート」って言うな!』での縁もあって対談を引き受けたのだろうが、しかしこれ、あまり愉快

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    biaslook 2008/09/15
     世代論 フランスの社会学者・思想家プルデューの言葉『これまで述べてきた状況の中で知識人はなぜ曖昧な態度を持ちつづけるのでしょうか?』
  • 『ツバルの実情とマスメディアの無視?』

    まずはオーストラリアのニュースから。 ------------------ 環境活動家4人、発電所煙突に立てこもる 30時間過ごして中止決定 2008年7月12日 7月11日午前5時半頃、QLD州ブリスベン西方にあるスワンバンク石炭火力発電所に13人のグリーンピース活動家が侵入、うち4人が高さ140mの煙突によじ登った。9人は駆けつけた警察官に逮捕されたが、男性3人、女性1人は煙突頂上で立てこもりを続け、夜も寒風吹きすさぶ頂上で過ごした。12日になって、男性2人がアブセーリングで煙突の壁に「go solar(太陽発電に切り替えよう)」と大書した。活動家の一人は、「できる限り頂上に立てこもる」と語り、行動の動機を、「QLD州は、世界でももっとも太陽エネルギーに恵まれているのに、それを利用して再生可能エネルギー産業育成を図ろうとしていない。だから、QLD州を標的にして行動を起こした」と語り、「

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    biaslook 2008/07/19
     地球温暖化
  • 『続き 地球温暖化詐欺 The Global Warming Swindle  』

    続き 地球温暖化詐欺 The Global Warming Swindle   | 女子リベ  安原宏美--編集者のブログ 住んでたこともあるオーストラリアなので、たまに拾ってますが、昨日、こんなニュースありました。 石炭輸出港で気候変動への抗議活動 37人を逮捕 2008年07月13日 【シドニー13日AAP】NSW州警察は13日、気候変動に反対する抗議団体37人を逮捕した。この37人はニューカッスルにある世界最大の石炭輸出港、カリントン石炭ターミナルの電車や鉄道路線に体を縛るなどして抗議を行なった。13日、約1000人がカリントン石炭ターミナルへのデモ行進に参加。うち約100人がフェンスをよじ登ったり破ったりして鉄道路線に 侵入したため、石炭ターミナルの業務は一時停止した。逮捕者が出たにも関わらず、抗議活動は引き続き行われ、4時ごろには電車の上によじ登る者も出た。フレンズ・オブ・ザ・ア

  • 『地球温暖化詐欺 The Global Warming Swindle』

    さんのところで紹介されてましたが、イギリスの「反人為的地球温暖化」番組です。ハイクオリティかつすごいわかりやすいのでぜひ。ヨーロッパで人為的温暖化論に異見をいうことはかなりの圧力がかかっていると思うのですが、こういう番組を作るあたりは欧米のメディア人はえらいなあと思います。NHKはぜひ作って欲しいです。コメントで字幕が見えない場合があるので、はじめはひよこマークを押してコメントなしで見ることおすすめします。アラスカ大学国際北極圏研究センター所長赤祖父先生も登場します。 4あがっているのですが、日語訳をつけてくださったアップ主さまお疲れさまでした。 視る時間がない人のために1分ちょっとテキスト起こしをしてみました。「 」部分は科学者や有識者のコメントです。1目は温暖化擁護のコメントが多数入っているのですが、だんだんと静かになっていくのがおもしろかったですね。 ----------

  • 『秋葉原の事件のメモ(追加)』

    Liber Studiorum 様にふられてしまったので、メモ追加。 先生 、すごい。これが載らないって変ですよ! ちなみに、ハイエナについてですが、「ヒトはべられて進化した/ドナ・ハート; ロバート W.サスマン 」「死肉をあさる動物」という一般的なイメージとはちょっと違う動物さんのように思いました。マスコミとハイエナをいっしょにするとハイエナがかわいそうかもしれません (余計な話ですいません)。 -------------- 『週刊朝日』の見出しはひどいなあ。「若者に気をつけろ」だって。実は私にも取材申し込みがあったのだが、通り魔無差別殺傷事件のようなものは五年、十年に一度くらい、社会的に不遇な者によって起こされているもので、当人の「彼女ができない」といった言に過剰に意味づけするのは間違いである、マスコミはこういう事件に意味づけしすぎる、と電話で言ったが、どうやら採用されなかった

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    biaslook 2008/06/21
    秋葉原通り魔事件
  • 『秋葉原の事件のコメントメモ(ミニ)』

    「休日の混雑を考えると、むしろ車道も歩行者が利用できる方が安全だと思う」と指摘。「今回のような防ぎようのない事件で、歩行者天国の是非を問うのは違うのではないか」。 オノデンの社長さんなんですね。 ↓で、気になったのでウィキペディアで検索。 ================================ 立教大学経済学部卒業。 秋葉原の家電販売会社、株式会社オノデンの代表取締役社長 オノデン 秋葉原でも最古参の電気店。他の秋葉原に地盤を持つ電気店と違い、郊外への出店戦略を行ってこなかった事もあってか、家電量販店と個人の電気店の中間と言ったたたずまいである。また、石丸電気やサトームセンなどが経営の悪化から大手家電量販の傘下に入ったが、オノデンは現在でも独立を保っている。2000年代以降、秋葉原のライバル店が萌えブームに便乗する中、オノデンはアニメソフトやフィギア・同人誌の販売は行っていない。

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    biaslook 2008/06/15
     秋葉原通り魔事件
  • 『秋葉原の事件のコメントメモ』

    秋葉原での事件、有識者、政治家、有名人(?)のコメントメモ。余裕があれば、随時追加していこうかと。 追記:ぶくまで「そんなネット社会批判とかオタク批判とかゲーム批判とか大したことないんじゃない?」(でいいんかしら?)っていってる方もいるんで、「こころ世代のテンノーゲーム」様と「Interdisciplinary」様をリンクさせていただきます。 あの一応いっておくと、私も、書いてるように、このたびの事件は「格差社会批判」的なものも、かなりでてきているので、まあマシにはなったかなあと思っておりますよ。 ただ、この2日間くらい調べて、「Interdisciplinary」様が拾ってくださっているみたいに新聞社説系はやっぱりうーんテンプレ多いかなあという印象かなあ。テレビは昼間の番組だったかなあ(だいたい仕事しながらつけてるんで)、ネットに残ってないだろうし、ソース出せなくてすいません。ただ、報道

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    biaslook 2008/06/12
    秋葉原通り魔事件
  • 『「防犯PTAはこのままでいいの?」』

    川端裕人 さんが芹沢一也さんとの婦人公論での対話「防犯PTAはこのままでいいの?」をこちらにアップしてくださっております。ぜひぜひご一読を。 http://minnanopta.seesaa.net/article/71134194.html さて、『R25』の年末合併号のTOP記事は。 ふふふ。 「なぜいつの時代も人は昔はよかったと言うのか?」 一部抜粋します。年末らしい記事でよろしいんじゃないですか('-^*)/ ----- 昭和33年       平成16年 平均寿命      男65歳 女70歳    男79歳 女86歳 エンゲル係数   43.8%         22.7% 交通事故死亡率  9.0人/10万人     5.4人/10万人 凶悪犯罪発生率  17.3件/10万人    10.2件/10万人 (総務省統計局 日の長期統計系列・日統計年鑑2007 及び厚生労働省

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    biaslook 2007/12/26
    F・デーヴィス著『ノスタルジアの社会学』によると、これはどちらも(優越感と不安)「アイデンティティの連続の確保」にも関わること
  • “30 歳からの恋”を邪魔するもの|女子リベ 安原宏美--編集者のブログ

    前回のエントリーで「Numero」http://www.numero.jp/ (女性向けファッション誌)で赤木さんのインタビューを掲載しましたが、構成上は以下のエッセイが前の頁にきます。一部抜粋します。 リード “30 歳からの恋”を邪魔するもの 「結婚どころか恋愛も難しい」という声をよく耳にする昨今。 恋愛は自然にできると思っていたけれど、どうしたというんでしょう? 30 歳からの恋を邪魔するものは、一体何なのでしょうか? 「いい男がいない、いても結婚している」というボヤキは、未婚の30 代以上の女性たちが集まって、ご飯でもべに行けば、誰かが必ず言うセリフ。「はいはい、負け犬の遠吠え、遠吠え(笑)」と自嘲気味に笑っている分には、まだ余裕があるように見えます。でも私は、社会の変化を長い目で見れば、それは「負け犬の叫び声」に変わるように思えるのです。 30代にもなれば、若気の至りで突き進む

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    biaslook 2007/07/18
     中流社会の崩壊
  • 『論座 1月号 浜井浩一×山本譲司 対談(続き)』

     「K-プロ」という運動があります。「警察プロジェクト」という意味で、知的障害者の親御さんたちが、知的障害者び特質を警察の人に知って欲しいと活動している。なぜそのような会が立ち上がったかというと、知的障害者が危険人物扱いされてるからなんですね。最近実際にあった事例では、障害者の子どもさんがいるお宅に所轄の刑事がちょくちょくやってきては、「息子さん最近、どうしてますか?」と聞いてくると。「いま元気に福祉作業所に行っていますよ」と言うと、「何月何日何時ごろはどうされていましたか」なんて聞かれる。よくよく話すと、どうも近所で下着泥棒が出たらしいと。(略)僕がかかわっている知的障害者で犯罪者になった人というのは知的障害があるから犯罪者になったわけではありません。原因は貧困です。あるいは劣悪な家庭環境です。 山さんの著書 「累犯障害者 」を読んでいただけると「劣悪」ってこういうことかというのが

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    biaslook 2007/07/02
     「現代の貧困」 浜井浩一 山本譲司 対談
  • 『「現代の貧困」論座1月号』

    芹沢一也さんも今号の論座を取り上げていますが、かなり気合が入っていると思います。 http://ameblo.jp/kazuyaserizawa/entry-10021077938.html この号では浜井浩一さんと山譲司さんの対談が掲載されています。これはほんとに読んで欲しい対談です。 実は編集の高橋さんのご厚意で私は対談現場に同席させていただきました。 浜井先生は今発売中の「犯罪不安社会 」の校正中の大変忙しいなか、日帰りで京都からいらっしゃった次第です。 山さんは初めてお会いしたのですが、「安原さん、ブログ読んでますよ」といっていただき、ちょっと感激しました。お二人のお話をお伺いながら、そらで具体的数字がポンポン出てきますので、あーこれが専門家同志の会話なんだなーと大変勉強になりました。 とにもかくにも、編集の高橋さん、ありがとうございました。 当は全文読んでいただきたいんです

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    biaslook 2007/07/02
     「現代の貧困」 浜井浩一 山本譲司 対談
  • 『家と貧困』

    前回の続きです。 『児童虐待のポリティクス』上野加代子編著のなかの山野良一さんの論考でおもしろかったのは、「住宅と虐待の関係」にもアジェンダ設定をしているところです。 ---------- (虐待家族)の東京都や川崎市の調査では、単に集合住宅が多いことしか判明しないが、「子総研調査」では、ほとんどの家庭が、賃貸住宅であり、持ち家率(15.2%)が極端に低いことが分かる。 平成12年の国勢調査では全世帯の持ち家率は61.1%となっており、虐待問題を抱える家族の持ち家率がいかに低いかが分かるだろう。なおちなみに全国の母子世帯の持ち家率も20.6%でしかない(平成15年度母子世帯調査)。 虐待問題があるとされる家庭を訪問して分かるのだが、住居環境のひどさが目立つ。部屋数で見ると、2間や3間以下の家庭がほとんどであり、子どもが自分の部屋を持っているケースは少数だ。多子家庭も相変わらず多く、子どもに

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    biaslook 2007/07/02
    住宅と虐待の関係
  • 『「モラルが下がって給食費未納」って「神話」じゃないの?』

    前回のエントリーで朝日の社説が変だなあ(まあよく酔っ払ってらっしゃいますが)と思って書いたら、いろいろ情報とコメントいただきありがとうございます。 なんか「治安悪化神話」と似てるなあと。「給費未納はモラル悪化論」? 識者や専門家や運動家が公式統計をいいかげんに解釈し(もしくは鵜呑み)、極端な事例を一般化し、いらんことを語り過ぎ、そして昔からあったことなのに社会変動論と結びつけ、社会問題化し、マスコミがひろめて、世間に「常識」として定着して、最近の親(例 少年)はモラルがいかんってことになって、力による制圧、倫理強化、厳罰化の方向で行政が動いて、結果的に公的サービスが低下して弱者もふつうの人も直撃(例 不審者対策→刑務所がいわゆる弱者でいっぱい 誤認逮捕や職質横行)すると、結果的には、加害者側(例 セキュリティや刑務所)に予算が割かれて、被害者にリソースや予算がまわらない、という「それ誰も

  • 『治安悪化論争?っていうかなんていうか・・・』

    以前、朝日新聞の「治安悪化論争」(まあ「論争」にしたほう盛り上がるっていう朝日の見出しのつけかたにも問題があると思うけど)の浜井浩一先生の記事ですが、今回はよくコメントをくださる仲さんのためにエントリーを書こうかと思います。http://ukiuki.way-nifty.com/hr/2006/12/post_dd36.html http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10019620739.html (以前のこの記事についてのエントリー) 外国人犯罪についての補足です。「浜井 浩一, 芹沢 一也 犯罪不安社会 誰もが「不審者」? 」でも紙幅の関係から浜井先生の外国人犯罪についての論考はとりあげていないので、そういった意味でもフォローのつもり。 朝日の記事はこんなかんじです。 外国人犯罪。白書は「手荒で組織的な犯罪の増加は国民の警戒心や不安を急速に高めて

    biaslook
    biaslook 2007/01/04
     外国人