苦境に立たされ、絶望的と思える状況の中ですら、 けっして壊れることのない集団を家族というのですし、 起こる問題はそれを教えてくれるためにあるのです。 この地上には完璧な家族などいないでしょうから、 自分にも家族にも様々な問題が起こって当然です。 そして、何度も何度も家族が鍛えられていくのです。 どのような試練や困難が訪れるのかは分かりません。 誰が苦しんだり悲しんだりするのかも分からないのです。 自分の力不足や愚かさを嘆くこともあるかもしれません。 そのたびに自分を否定していてはキリがありませんし、 自分を否定するということは家族を否定することです。 自分を否定したがる人を見る家族の方が悲しいのです。 自分が愛されるに値しないと考えていたとしても、 自分の存在価値を自分で分からなくなったとしても、 あなたは家族にとってなくてはならない大切な人なのです。