グローバル化が叫ばれる現代、英語教育が小学生から必修になるなど、その広がりは急速に増しているといえます。 英語が話せれば、世界の多くの人とコミュニケーションが取れたり、たくさんの文献に触れられたりといいことずくめのように思えます。ところが、実際に世界を股にかけて活躍する、ましてや世界最高の名誉の一つであるノーベル賞を受賞した方が、「日本語教育こそ重要だ」と語っていると聞くと、俄然興味が湧いてきます。 IBMのWebメディアMugendai(無限大)に、2000年にノーベル化学賞を受賞した、白川英樹・筑波大学名誉教授のロングインタビューが掲載されていました。 Image: Mugendai(無限大)白川教授が母国語で学ぶことの重要さに気づいたのは、まさにそのノーベル賞を受賞した際のこと。外国人記者の「他のアジア諸国と比べ、日本にノーベル賞受賞者が多いのは何故ですか?」という質問を受けたときな