iPhone/iPodのヒットによって生まれた高級イヤホン・ヘッドホン市場。マニアックなユーザー向けの高額商品もリリースされ続け、ついに実売価格にして13万円台という「AKG K3003」のようなイヤホンまで登場した。 もちろんK3003はAKGのハイエンドにふさわしい素晴らしい製品だが、既製品に10万円を出す余裕があるなら、他に考えてみたいものもある。それが須山補聴器のカスタムイヤーモニター「FitEar」(7万8750円~)だ。 イヤーモニターというのは、ステージ用モニターに使うイヤホンのこと。略してイヤモニと言ったりする。放送の現場でも使われているが、我々が普段目にする機会はアリーナクラスのライブステージかも知れない。ヴォーカルやドラマーなどのミュージシャンが、フロアに置いて使うモニタースピーカーの代わりに使っている。 ステージでイヤモニを使うメリットは、まずワイヤレスレシーバーとの
![補聴器屋さんが作ったイヤホン「FitEar」が本気すぎる、という話 (1/6)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6c02a7a19ac5e1957c0c65a68a5177a3b45b76c5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2013%2F01%2F30%2F350143%2Fl%2Fae4893d6fdc3ea07.jpg%3F20200122)