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ブックマーク / plaza.umin.ac.jp (3)

  • 脳腫瘍と告げられて質問すること インフォームドコンセント | 脳外科医 澤村豊のホームページ

    病気の説明をしっかり聞いてから提案された治療を了承することを,インフォームドコンセント (Informed Consent)といいます 業界用語では,頭文字をとって IC アイシーといいます 「これからアイシーする」とか間違った使われ方もしています かつてはドイツ語で,ムンテラといいました インフォームドコンセントの正しい訳は, 「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」です 脳腫瘍と告げられて患者さんが聞いておくべきこと 脳腫瘍の説明を受けるときに主治医の先生に何を教えていただくか,患者さんが忘れがちなことに関して「カッコ」でくくったところを聞いて下さい 病名 脳腫瘍の病名は,腫瘍のできた「場所」と「病理診断名」の2種類で表現されます。例えば,小脳腫瘍は単に小脳という部位にできた腫瘍という意味です。小脳星細胞腫は小脳にできた星細胞腫という病理診断名です。治るかどうかはできた場所と病理診

  • 中枢神経原発リンパ腫 PCNSL,その他のリンパ腫 | 脳外科医 澤村豊のホームページ

    PCNSL (primary central nervous system lymphoma) 大まかなこと 脳のどこにでもできる悪性腫瘍で,脳腫瘍の3%くらいです 60から80歳代の高齢者に多く発生します 発生率は増加の傾向にあります 悪性のBリンパ球が脳の中で勢いよく増えます 専門医はPCNSLと呼びます 欧米では免疫力が落ちた患者さん(エイズなど)での脳のリンパ腫の発生が多いのですが,日ではとても稀です 症状は知能低下(認知症)や麻痺などが多いです 片方の目の視力が急に低下する眼内リンパ腫(ブドウ膜炎)は初発症状として多いものです,その後に脳に発生します 亜急性,つまり数日から何週間単位で進行するものが多いです 一度症状が出たら悪化するのは早いと考えなければなりません 治すためには1日も早く治療を開始することが大切です 治療の基は化学療法(制ガン剤)です 世界標準の治療法は,生検

  • 脳外科医 澤村 豊 | 様々な脳腫瘍や脳神経の病気についてわかりやすく説明しています

    さわむら脳神経クリニック 〒 060-0807 札幌市北区北7条西5丁目 札幌北スカイビル9階 TEL 011-727-4500 資格など アメリカ脳神経外科学会国際準会員 第24回日脳腫瘍学会会長 得意な分野 脳腫瘍や頭蓋底腫瘍や小児脳腫瘍 松果体腫瘍,頭蓋咽頭腫,頭蓋底髄膜腫など 顔面けいれんと三叉神経痛,顔面神経まひ 手術実績 手術経験は正確には数えていませんが脳腫瘍だけで3,500件以上あります。たとえば2015年で,髄膜腫の手術は705例,下垂体腺腫の手術は512例,聴神経腫瘍などの神経鞘腫は487例です。 お知らせ 板垣淑子さんが私の活動を「いのちの約束」という題名のに書きました。2010年3月19日にポプラ社から出版されました 主な受賞 日脳神経外科学会ガレーヌス賞(1990年東京) 悪性脳腫瘍の浸潤リンパ球に関しての基礎研究 アメリカ脳神経外科学会マハレー賞(2001

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