4月22日、NTTドコモとエイベックス通信放送が運営する映像配信サービス「dビデオ」が「dTV」にリニューアルされた。同日、テレビでdTVを視聴するための端末「dTVターミナル」も店頭に並んだ。編集部ではdTVターミナルを発売前に試用する機会に恵まれたので、早速試してみた。 試用に入る前にdTVの特徴を簡単におさらいしておこう。大きく変わったのは映像を選ぶときに使う操作画面だ。カーソルを上下左右に動かして、映像のサムネイルを選択すると映画の予告編のようなサンプル映像が再生されるようになった。利用者はサンプル映像を次々と再生しながら視聴したい映像を選択するわけだ。dTVでは、映像を選択するまでの一連の操作が、テレビのリモコンでチャンネルを次々と切り替えながら番組を選ぶ操作と似ていることから、この操作画面を“ザッピングUI”と呼んでいる(関連記事)。 なおdTVは月額500円の有料サービスで、
左から、2014年に救心製薬が発売した「大人の粉ミルク(9.5g×7袋)」(希望小売価格1600円)、2016年に森永乳業が発売した「ミルク生活(360g※約18日分)」(3399円)、2017年に雪印ビーンスタークが発売した「プラチナミルクforバランス(300g※約15日分)」(希望小売価格2400円) 続々と発売され、注目されている“大人向け粉ミルク”。「“大人のための粉ミルク” 各社が続々投入のなぜ」では、なぜ大人に向けて粉ミルクを売るのか、その狙いを救心製薬(2014年「大人の粉ミルク」発売)、森永乳業(2016年「ミルク生活」発売)、雪印ビーンスターク(2017年「プラチナミルク」シリーズ発売)の3社に聞いた。 各社の“大人向け粉ミルク”の成分は、似ているようでそれぞれ違う。 救心製薬の「大人の粉ミルク」は牛乳に近い栄養バランスで、骨や筋肉に必要な栄養素を効率的に摂取できるのが
ソフトバンクは2017年4月20日、ワイモバイルブランドで展開しているPHSの新規受付やPHSへの機種変更を来年3月31日をもって停止すると発表した。それ以降はPHSの新規契約ができなくなる。20年以上にわたってサービスを続けてきたPHSは携帯電話業界にどのような影響をもたらしてきたのか。 レコチョクの「着うた」サービスの終了、NTTドコモのiモード対応端末の出荷終了など、2016年はスマートフォン以前に全盛を極めたサービスが終了するニュースが相次いだ。そして2017年に入り、新たにサービスの終了を迎えようとしているのがPHSだ。 2015年以降新製品が出ていなかったPHS ソフトバンクとウィルコム沖縄は4月20日、ワイモバイルブランドの「ケータイプラン」「ケータイベーシックプラン」など、PHS向けに提供されている料金プランの新規受付および変更、PHS端末への機種変更受付を、2018年3月
co.jpや汎用JPなどといったJPドメインの登録料はなぜ高いのだろうか? 年間で5000~1万円程度と「com」ドメインなどと比べて大きな開きがある。今回はこの理由に迫ってみる。 そもそも今回の話題は、素朴な疑問がきっかけだった。米国のドメイン取得代行業者(以下代行業者)のホームページを見ていると「com」「net」「biz」「info」などで終わるドメインを取得する場合、登録料が年間8~10ドル(1ドル110円換算で880円~1100円)程度しかかからない。また、日本の代行業者にも年間770円という低価格を売り物にしているところもある。 その一方で、ここ日本でJPドメインを運用するためには、「お名前.com」(http://www.onamae.com/)や「名づけてねっと」(http://www.nadukete.net/)などの代行業者に年間5000~1万円程度の登録料を支払う必要
2017年1月21~22日、東京都千代田区の科学技術館で国内の自転車ビルダー(自転車をハンドメイドで製作する職人や会社)が手がけたさまざまな自転車を、見て、触れることができるイベント「2017ハンドメイドバイシクル展」が開催された。 自転車趣味の世界では大手メーカーが大量生産する既成モデルのほかに、こうした職人の手作業によって製造されるオーダーメイド自転車という選択肢もある。もちろん価格は安くはないが、オーナーの用途や体型、好みのルックス、乗り味などのニーズをふまえて作り上げられるワンオフモデルは機能を超えた満足感が得られる。日本には「競輪」という公営競技があるために本場ヨーロッパでも少なくなった優れたビルダーがいまなお数多く存在する。競輪選手が使用する自転車は国内のビルダ―によってオーダーメイドされているからである。 このイベントにはそんな日本を代表するビルダー47社が集結。熟練の技術と
この記事は「日経PC21 10月号増刊 必ず使えるスマートフォン(9月12日発売)」から転載したものです。内容は基本的に執筆時点のものとなります。 スマホは、パソコン以上にデータのバックアップが重要だ。というのも、スマホの中には友人や仕事関係の連絡先、送受信したメールに加えて、撮影した写真や動画など世界に2つとない重要なファイルが入っているためだ。もしも、何らかのトラブルでこれらがすべて消えてしまったら一大事だ。 では、データのバックアップはどうしたらよいのか。この講座では、手間ひまをかけずに、手軽に重要なデータを抽出して保存、そして元の状態に戻す(復元する)方法をお教えしよう。 スマホのバックアップで最も簡単なやり方は、専用アプリを使って、マイクロSDカードにデータを保存する方法だ(図1)。万が一、スマホの不具合で本体を初期化(工場出荷時の状態に戻すこと)したり、操作ミスでデータを消して
この連載では、頻繁に耳にするようになった「キーワード」や、知っているような気がするけどきちんと理解はしていないあの技術を、サクッつと手短に、でも人に説明したりするには十分に詳しく、そして、「やさしく」解説します。 目標は、連載名の通り「読めばわかる」。デジタルから経済、環境まで、幅広い内容を取り上げます。(編集部)
今回のテーマ:動画撮影の機能を持つカメラやスマホを見ると、「720p」「1080i」「1080/60p」といった数字で説明されている。これは動画撮影の能力を示しているのだが、今回はこの数字の意味を解き明かす。 最近のデジカメは、コンパクトも一眼レフも当たり前のように高画質の動画像が撮影できるようになった。カタログ(最近ではネットで見るのが当たり前になりつつあるが……)では、どれだけきれいな画像を撮影できるかを、「720p」だとか「1080i」、あるいは「1080/60p」といった数字とアルファベットで表現している。これは一体何だろうか。 こうした動画像の規格は、かつてのアナログテレビ時代の規格を“引きずって”いる。画像の細かさである解像度は画像が縦に何ピクセル並ぶかで示すし、動きのなめらかさのほうは1秒間に何コマ撮影または表示するかで表現する。縦横ではなく、縦だけで解像度を示すのは、アナロ
パソコンユーザーにとって、永遠のテーマの一つに挙げられるのが、ファイルのバックアップ。大事なファイルをどのようにしてきちんと保管するか。ファイルは増えていく一方だし、頭の痛い問題だ。筆者は2台の外付けHDDを1セットにして使い、ふたつのHDDの中身を常に同じ状態(ミラーリング)に保っている。仮に1台の外付けHDDが壊れても、もう1台が動けばファイルを失わずに済むだろう……と考えての安全対策だ。 しかし、これで万全かと問われれば口をつぐんでしまう。外付けHDDを置いている自宅が火災や地震で全壊すれば当然、2台とも無事で済むはずがない。まあ、2台とも壊れることなんて、万にひとつのこと。大丈夫だろう……と楽観的に考えていたのだが、日経ビジネスオンラインで防災・危機管理の連載コラムを担当するようになってから、自分の考えが甘かったと思い知らされた。地震の話は先方のコラムに譲るが、平均寿命まで生きると
安価にスマートフォンを利用できることや、SIMロックフリーのiPhoneが国内で販売されたことなどから、にわかに注目度が高まっているMVNO(仮想移動体通信事業者)。日本におけるMVNOの先駆的存在となった日本通信が、なぜMVNOビジネスを推進するに至ったのか。そして日本通信が考える、MVNOの目指すべき姿とはどのようなものなのだろうか。同社の三田聖二代表取締役社長に話を聞いた。 英国の携帯電話事業からヒントを得たMVNO 携帯電話キャリアから通信回線をレンタルして通信事業を展開するMVNOが近頃、注目を集めている。MVNOのSIMに差し替えるだけで、制約はあるものの安価にスマートフォンが利用できることが、スマートフォンの料金高止まりが続く中で、脚光を浴びた。それに加え、アップルの「iPhone 5s/5c」や、グーグルの「Nexus 5」といった人気のスマートフォンに、特定のキャリアでし
スクール水着をはじめとする学校用水泳用品でトップシェアを誇るのが、足あとマークで知られるフットマークだ。この春、かわいらしさを追求した斬新なデザインのワンピース型スクール水着「ダブルフレアスカートワンピース」を発売し、インターネットや新聞などで大きな話題となった。 ダブルフレアスカートワンピースについて調べていくうちに、スクール水着自体も以前と比べてトレンドが大きく変化していることが分かった。「スクール水着は、地味なデザインで紺色のワンピース水着」……と、多くの読者は連想するかもしれない。だが、それはひと昔前の話。イマどきの主流は「セパレーツ型」だ。女の子にとって最大のメリットは、太ももを隠す「股下」があること。 児童や生徒がプールの授業で着る水着には、現在、2つのカテゴリーがある。1つは、各学校がブランドやデザイン、カラーを定める「指定水着」。もう1つは、「この水着」と定める学校指定がな
学校のプール授業で着る「スクール水着」は、地域によって“自由化”が進んでいる。ブランドやデザインなどを定める学校指定がなくなり、市販品から条件に合うものを各自で選ぶ、というものだ。こうした自由化の波に対応し、学校用水泳用品の大手メーカー・フットマークは、“かわいく隠す”ヒラヒラのスカートが付いたワンピース型スクール水着を新発売。レジャープールやリゾートなどで着用する水着として、「オトナの女性にもおすすめしたい」(担当者)と意気込む。 オトナの女性にも最適なポイントは、色は無地の紺または黒で控えめ、しかもワンピース水着なのでビキニと違ってお腹の肉を見られずに済むという点。さらに、腰まわりには適度な量のヒラヒラのスカートが付いて、見た目もかわいい。無地のワンピース水着とはいえ、いわゆる地味路線とは一線を画すデザインになっている。シンプルで清楚、似合えば美しい……。彼女にいかが? 「無地の紺・黒
日経トレンディ3月号(2月4日発売)の特集「カラダ作り&グッズのウソ・ホント」は、人気ダイエット法や話題の最新健康グッズなどの“本当の効果”を徹底検証した。この特集から、昨年大ヒットしたパソコン用メガネを使わなくても「ブルーライト」を減らせる方法を紹介する。 「目が悪くない人もメガネをかける」という、パソコン用メガネ市場が2012年、突如として出現した。「パソコンやスマートフォンのLEDが発するブルーライトから目を守る」。こんな触れ込みとともに発売されたのが、目に影響があるとされる青色光を最大50%カットする、ジェイアイエヌの「JINS PC」だ。 液晶画面のバックライトに使われるLEDが発する青色光(ブルーライト)が、目の疲れなどの影響を及ぼすとして、「目に対する効果のエビデンスを蓄積してから発売した」(マーケティング室の矢村功マネジャー)。こうした戦略も相まって、2012年11月末時点
スマートフォンのバッテリーの持ちに不満な人は多いはず。朝にバッテリーを満タンにして会社や学校に出かけたのに、夕方にはバッテリーがほとんどない――そんな経験をした人も少なくないだろう。そこでスマホのバッテリー消費を抑える方法を紹介したい。1つひとつの効果は小さくても、積み重ねることでバッテリー駆動時間は確実に延ばせる。 今回は、Android 4.0を搭載したKDDI(au)の「URBANO PROGRESSO」(京セラ製)とNTTドコモの「AQUOS PHONE st SH-07D」を利用している。機種によっては今回紹介した設定項目名や操作手順が異なる場合があるので注意してほしい。 ディスプレイとホーム画面の設定を変える! スマホで電力を多く消費するのはディスプレイだ。ディスプレイの明るさを見直せばバッテリーの持ちは確実によくなる。ただし、暗くしすぎて見づらくなっては意味がない。自分の見や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く