iPhone 8以降のモデルが対応したことで、ワイヤレス充電への注目が高まっています。現在最も普及しているQi方式の場合、充電台にスマートフォンを乗せるだけで充電できます。しかしそれぞれの内蔵コイルの位置がずれていたり、間にモノが挟まっていたりすると充電ができません。分厚いケースを装着してしまったときも同様です。 ワイヤレスといいながら、実際は充電台にスマートフォンを接触させなくてはならないのがワイヤレス充電ですが、ETRI(韓国電子通信研究院)が開発中の3D充電方式「E Cup」は、そんな弱点を克服できる技術です。例えばスマートフォンをカップの中に放り込むだけで充電が可能。カップの中にはスマートフォンを2台入れることもできるといいます。 この技術は「3次元空間無線充電技術」と名付けられています。既存の平面の充電コイルに対し、こちらは3次元空間に均一に磁場を発生し、10cmのカップの内側に
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