2008年08月23日 民主党はどうなっているか(3):「参院民主党与党化」という日本政治の構造変化について。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、ここからは 民主党内の政局というものを 考えてみたいと思う。 民主党内の状況を検証するにあたって、 まず言えることは、 「参議院を見ること」 である。逆に言えば、 これまで昨年の参院選勝利後、 「衆参ねじれ国会」における 民主党を評論してきたものは、 衆議院ばかりを見すぎてきたと思う。 しかし、この「ねじれ国会」を通じて 明らかになったことは、 よくも悪くも参院民主党が ウンと言わないと、 国会ではなにも 決められないということだ (もちろん、与党は衆院で 3分の2の議席を持っているから、 参院で否決された法案を 衆院で再議決するという手はあるけど、 世論の反応を考えると これはいつでも使えると いうものではない)。 そして、政局的な観点で言えば、