大阪府の吉村知事は、新型コロナの感染の急拡大で重症患者の病床がひっ迫しているとして、現在、232床を運用している重症病床を300床まで増やしたいという考えを示しました。 感染の急拡大を受けた大阪府の緊急の対策本部会議では、府内の重症患者が急増して専用の病床数を上回っており、5月下旬にならないと下回らない見通しであることが報告されました。 これについて吉村知事は会議の後、記者団に対し、「300人から400人の重症者が出ると予測され、重症患者の病床は300床を目標に積み上げたい。非常に高い目標だが、医療機関と連携して達成したい」と述べ、現在、232床を運用している府内の重症患者用の病床を300床まで増やしたいという考えを示しました。