【ワシントン=勝田敏彦】米国立保健研究所(NIH)が支援したエイズワクチンの臨床試験(治験)で、ワクチンが感染の危険性を高める恐れのあることがわかった。治験は中止され、NIHはエイズワクチン開発戦略の練り直しを迫られている。 問題のワクチンは、エイズウイルス(HIV)がもつ物質を、弱毒化した風邪のウイルスに組み込んだもの。米メルク社が開発し、有望なワクチン候補と期待されていた。 ところが、04年12月から北米・中南米を中心に約3千人が参加して始まった治験で、ワクチンを注射された群のHIV感染率が、偽薬の群の約2倍にのぼることが判明。昨年9月に治験が中止された。南アフリカで07年2月に始まった治験も約800人の段階で中止された。 治験の参加者はワクチンと偽薬のどちらを注射されたのか知らされておらず、現在、全員と面談して注射の内容を知らせているという。 HIV感染率が高まる理由は不明。
'Exploding head syndrome'? Inside a mysterious sleep condition
'Exploding head syndrome'? Inside a mysterious sleep condition
2008年4月5日、米カリフォリニア(California)州サンフランシスコ(San Francisco)で「人権聖火リレー」を訴え中国政府に抗議する人権活動家ら。(c)AFP/Ryan Anson 【4月7日 AFP】9日に北京五輪の聖火リレーを控えた米サンフランシスコ(San Francisco)では、チベット(Tibet)問題や人権問題をめぐり中国政府への批判が高まる中、かつてないほどの厳重な警備態勢が敷かれている。 市内では人権団体の活動家ら約200人が、「五輪の聖火と人権侵害は相いれないということを訴えたい」として、独自に「人権聖火リレー」を準備している。 市警は聖火リレーのルート沿いに数百人の警官を配置する予定。また、抗議行動を警戒してルートが大幅に変更された。 当初、聖火リレーは市内の名所ゴールデンゲート・ブリッジ(Golden Gate Bridge)やケーブルカーのそば
2008年4月6日、ロンドン(London)で行われた北京五輪の聖火リレーを妨害しようとした抗議デモへの参加者を取り押さえる警官隊。(c)AFP/IAN WALTON 【4月7日 AFP】(一部訂正)7日の英新聞各紙は、前日ロンドン(London)で行われた北京五輪の聖火リレーでの妨害行為を「民主主義の理想の勝利」と好意的に報じた。 6日の聖火リレーでは、チベット(Tibet)暴動への対応をめぐり中国政府に抗議するデモ隊が市内を通過する北京五輪の聖火を消そうとするなどして、警官隊と衝突、37人が逮捕された。 大衆紙サン(Sun)は、「民主主義の勝利だ。合法的かつ平和的にデモを行う権利が尊重される国に住んでいるわれわれは幸せだ」と報じた。 デーリー・メール(Daily Mail)は社説で「ひとつ確かなことは、ここ(英国)は中国が望むようなプロパガンダの勝利とはかけ離れた世界だということ」と述
2008年4月6日、ロンドン(London)で行われた北京五輪の聖火リレーで、妨害しようとした抗議デモへの参加者を取り押さえる警官隊。(c)AFP/YUI MOK 【4月6日 AFP】(4月7日 写真追加、一部更新)ロンドン(London)で6日、チベット(Tibet)暴動への対応をめぐり中国政府に抗議するデモ隊などが、市内を通過する北京五輪の聖火を消そうとするなどして警官隊と衝突し、37人が逮捕された。 聖火リレーには英国の著名なスポーツ選手や歌手、司会者らが参加。警官隊が自転車などで伴走して各走者を警護したが、聖火が次の走者に渡されるたびに各地点でデモ隊との小競り合いや乱闘が起こった。市街には「チベットに自由を」のスローガンを叫ぶ声が響き渡り、デモに参加した人々はチベットの旗を掲げるなどして抗議した。 デモの参加者らは聖火リレーの火を消そうとしたが、警官隊が飛びつき阻止した。聖火を消す
韓国ソウル(Seoul)北にある南北朝鮮国境付近の坡州(Paju)に近い開城(Kaesong)で、北朝鮮への支援物資を乗せた韓国のトラック。(c)AFP/KIM JAE-HWAN 【4月5日 AFP】韓国との緊張が高まるなか、北朝鮮は中国に大規模な食料支援を求めているという。4日、韓国のハンギョレ新聞(Hankyoreh)が報じた。 外交関係者は「北朝鮮は当面韓国に食料支援を求めてこないだろう」とし「中国は(北朝鮮の要請に)まだ応じていない」と述べたという。北朝鮮問題の専門家、University of North Korean StudiesのYang Moo-Jin教授は「4月18、19日の米韓首脳会談後に金正日(Kim Jong-Il)総書記が中国を訪問する可能性が高い。『兄弟のような隣人』としての伝統的な同盟関係を強化し大規模食料支援を求めるだろう」という。 食糧難にあえぐ北朝鮮は
【北京五輪】 ロンドンの聖火リレー、さながら“障害物レース” 消火器で聖火を消そうとしたり奪おうとしたり、自転車で突っ込む人も 1 名前:ぽこたん( ・∀・ )φ ★ 投稿日:2008/04/06(日) 21:06:47 ID:???0 聖火リレー、妨害次々 ロンドン騒然 季節はずれの雪が舞うロンドンで6日、北京五輪に向けた聖火リレーが行われた。12年の次の夏季五輪開催地だが、祝福ムードはほとんどなく、開始直後から、リレーを阻もうと沿道から次々と飛び出す人たちを中国からの伴走者や警察官がかわし続ける異様な展開となった。 ロンドンは未明から雪化粧。聖火は午前10時半に西部ウェンブリー・スタジアムをスタートしたが、抗議はその直後から。チベットの旗を掲げた3人と警官隊がもみ合う騒ぎを皮切りに、抗議者たちは聖火を消そうとしたり奪おうと したり。自転車で突っ込もうとする人や消火器を持ち出す人もいた。
「盲点」になっている有害情報規制法案 MIAUで同じく幹事をやっている中川さんも既に述べているし、池田信夫先生の記事にもあるように、インターネット上の有害情報規制法案は、かなりまずい雰囲気である。児童ポルノ法改正や人権擁護法案、共謀罪に関しては、現在(少なくともインターネット上では)かなり注目が集まっているが、本件に関しては同じくらいまずいのに、あまり耳目が集まっていないような気がする。 法案の目的は、「性に関する価値観の形成に著しく悪影響を及ぼす」とか「著しい心理的外傷を与える恐れがある」インターネット上の「有害」な情報について、青少年が見られなくなるように全部フィルタリングすることにある。これは、携帯電話のキャリアによるフィルタリングの話ではなくて(それは既に実施済みである)、インターネット全般が対象になっている。 Japan is building yet another “Grea
ペットボトルのリサイクルは駄目という説に対する反論が目立たない理由 2008年4月 4日 環境 コメント: トラックバック (0) (これまでの藤倉良の「冷静に考える環境問題」はこちら) ■リサイクルを否定する理由と反論 ペットボトルのリサイクルは環境に悪いから行ってはいけないという本『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』がベストセラーになった。著者の中部大学教授武田邦彦さんはテレビにも頻繁に出演して話題になった。 これに対して、反論本[注1]の出版やWebでの批判(安井至さん:市民のための環境学ガイド)が現れ、討論会がテレビや雑誌でおこなわれた。これらを眺めていて、リサイクル肯定派の意見が通ったので議論は決着したように思っていた。しかし、世の中ではそうは受け止められていないようだ。3月に傍聴に行った環境科学者の会合では、ボヤキが聞こえてきた。なぜ、そういうことになったのか。 温暖化懐疑論
20秒間の楽曲を1KB以下に圧縮:音質を聴き比べ 2008年4月 7日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (2) Eliot Van Buskirk ロチェスター大学の研究チームが、約20秒間のクラリネットソロを1KB以下のデータに圧縮することに成功した。同じクラリネットソロを再生する標準的な『MP3』ファイルと比べて、サイズがおよそ1000分の1になっている。 われわれはその成果を掲載する許可を得た。比較が容易なように、『WAV』形式で提供してある。 まず、MP3ファイルだとクラリネットソロがこのように聴こえる。 次に、同じクラリネットソロが、ロチェスター大学の研究チームによる1KB未満のファイルではこう聴こえる。 この圧縮を成し遂げるため、ロチェスター大学の研究チームは、クラリネット自体をモデル化した。つまり基本的には、クラリネットの演奏から細かくサンプリングしてデ
「ガヴァナンス」というのは、注意を要する言葉である。ヤクザ者が占拠している地域だって、ガヴァナンスといえばガヴァナンスである。同様に「多元性」というのも慎重に扱わないと、単なる偽装した地方切捨てだったりする場合もある。 私は以前、「一票の格差」は中央と辺境の格差を是正する上で、必ずしも悪いものではないと書いた(『一票の格差についての別論』)。これは私だけの意見ではない。エドマンド・バークが演説の中で言っていたのだ。当時のイングランド・スコットランドは人口の偏りが大きく、票の格差を本気で是正すると、地域間の格差が深刻になり、それが国家の分裂につながるのだと。利益の違いが大きくなりすぎると運命が違うものになる。運命が違うというのは、個人でいえば「他人」であり、国家でいえば「外国」である。中央と辺境の経済と人口の格差がある以上、票で是正するしかないわけで、これが耐え難いのであれば、中央政府は、そ
19世紀後半から20世紀初頭のアメリカ文化をみるとき、無視しようとしてもどうしても無視できないのが、スピリチュアリズムのブームである。交霊会があちこちで催され、霊媒師を通して霊魂との交流が行われた。ソローやエマソンの作品もこういう時代の雰囲気を知っていないと、本当には理解できないんだろう。特に、スゥエーデンボルグの霊界探訪の記述は、この時代の文学者にベッタリと影響を与えていて、確かエマソンの母親はスゥエーデンボルグの信者だったはずである。 実はこういう心霊主義のようなものは、アメリカには植民地時代からわりと多くて、それは定期的に起こる信仰復興運動とは、また別の位相のものとしてずっと存在してきた。理由はよく分からないが、一つ考えられるのは、アメリカにはヨーロッパにおけるような確立した教会組織があまりなくて、こうしたキリスト教的には異端的ものが比較的存在しやすかったというのはあるだろう。魔女裁
最近見つけて愛読しているオッカム氏の「研究生活の覚書」(ここのところ更新がされていなくて残念)に、科学とスピリチュアリズム - 研究生活の覚書という記事がありますにゃ。ここから引用 歴史をみるかぎり、近代的合理的思考様式と前近代的思考様式、あるいは科学対宗教という対立構造自体が立論として間違っているということが分かる。「科学が発展している時代に、なぜこのような霊魂だのの話が出てくるのか?」という疑問自体が不自然で、科学とスピリチュアリズムは、歴史的に常に同じ時期に力を伸ばしていて、それはどちらも「支配体系としての宗教」と対立してきたのである。つまり、オカルト的なものは科学的思考能力の欠如によって発生するとは、歴史的には言えない。どちらもエスタブリッシュな宗教が欠如しているときに、同時に発生するもので、人類史全体からみるならば、「正統宗教」・「オカルト」・「科学」は、相互に補完関係にある。
3月31日のエントリの続き。 なんでスピリチュアルが流行るのかというお話の続きですにゃ。 レヴィ=ストロースは呪術的思考について、ニンゲンの「知覚および想像力のレベルにねらいをつけ」たものだと言っているのは前回のエントリの通りですにゃ。ニンゲンの知覚や想像力に親和性の高い発想って、呪術的なことがおおいわけにゃんね。 考えてみれば、相対論間違っている系(=相ま系)のお歴々とか、進化論間違っている系(=進ま系)のお歴々とかって、自分たちの知覚や想像力にあわないって文句をいっていることがほとんどですよにゃ。相対論の場合は光の速度、進化論の場合は馬鹿長いタイムスパンという、日常経験の外側に、つまり ニンゲンの知覚や想像力の外側にあるものがわからにゃーわけだ。相ま系や進ま系のお歴々にとっては、相対論や進化論って出来のワリイ呪術に見えているのではにゃーだろうか。 逆にいうと 「知覚および想像力のレベル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く