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  • 新たなサイバー攻撃に注意、Webサイトの404エラーページ使う芸術的な隠蔽工作

    Akamai Technologiesはこのほど、「The Art of Concealment: A New Magecart Campaign That’s Abusing 404 Pages|Akamai」において、サイバー犯罪集団であるMagecartの新しいキャンペーンを検出したと報じた。このサイバー攻撃のキャンペーンは、Webサイトの404エラーページを操作して悪意のあるコードを隠蔽する特徴があるという。 The Art of Concealment: A New Magecart Campaign That’s Abusing 404 Pages|Akamai Akamai Technologiesによると、このキャンペーンの標的はMagentoとWooCommerceのWebサイトだったという。犯罪グループは数週間前あるいはそれ以前から活動していたとみられ、これまでに遭遇し

    新たなサイバー攻撃に注意、Webサイトの404エラーページ使う芸術的な隠蔽工作
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    blackshadow 2023/10/17
    この手のサイバー攻撃はトップページなどビューの多いページのみをターゲットにしていることが多く、監視ツールの改ざん検知も同様に設定されることが多いので、404を狙うというのは盲点だったということか。
  • 京大など、柔軟な電解質を用いた全固体電池で容量230Wh/kgを達成

    京都大学(京大)、鳥取大学、住友化学は11月7日、共同開発した柔軟性のある新素材により、圧力を加えずに高容量の全固体電池を安定作動させ、230Wh/kgの容量達成に成功したことを発表した。 同成果は、京大大学院 工学研究科の安部武志教授を代表とし、同・陰山洋教授、同・大内誠教授、同・大学院 エネルギー科学研究科の松一彦准教授、鳥取大大学院 工学研究科の坂口裕樹教授、同・野上敏材教授、そのほか住友化学の研究者も参加した、産学共同講座「固体型電池システムデザイン」によるもの。詳細は、11月10日まで福岡市で開催の「第63回電池討論会」にて発表される予定だという。 全固体電池は、現在主流のリチウムイオン二次電池(LIB)に用いられる電解液を固体電解質に置き換えたもので、現行LIBに対してエネルギー容量や充電に要する時間、寿命などに優れるほか、LIBの短所である発火の危険性を構造的に取り除けるこ

    京大など、柔軟な電解質を用いた全固体電池で容量230Wh/kgを達成
  • 東大、北海道でプラチナが主成分の新鉱物を発見 「苫前鉱」と命名

    東京大学(東大)は9月8日、北海道で産出する「砂白金」が40種を超える白金族鉱物の集合体であることを解明すると同時に、苫前町で採集された砂白金には新種の鉱物が含まれることを電子顕微鏡による化学組成分析と結晶構造解析によって突き止め、発見地にちなんで「苫前鉱(とままえこう、学名:Tomamaeite)」と命名したことを発表した。 同成果は、東大 物性研究所(物性研)の浜根大輔技術専門職員、アマチュア鉱物研究家の斎藤勝幸氏らの共同研究チームによるもの。詳細は、日鉱物科学会が刊行する欧文学術誌「Journal of Mineralogical and Petrological Sciences」に掲載された。 日では、歴史的に明治中期の北海道において砂白金の産出が初めて確認されたが、しばらくは砂金に混じる不純物として廃棄されていたという。それが大正期に入ると、万年筆のペンポイントへの利用法が

    東大、北海道でプラチナが主成分の新鉱物を発見 「苫前鉱」と命名
  • イプシロンロケット5号機が打ち上げ中止、“魔の19秒前”に何が起きた?

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月1日、イプシロンロケット5号機を9時51分21秒に打ち上げる予定だったが、地上局側に問題が見つかったため、約19秒前に手動で緊急停止させた。新たな打ち上げ日は未定。JAXAは同日13時より、記者会見を開催し、打ち上げ中止の理由について詳しく説明した。 射点に出たイプシロンロケット5号機。現地は快晴だった (C)JAXA まだ原因について詳しくは分かっていないものの、現時点で明らかになっているのは、内之浦宇宙空間観測所の可搬型ドップラーレーダーで問題が発生したということだ。これは、ロケットが正常なルートを飛行しているか、初期の追跡で使用しているものである。 ロケットがいつどこにあるか確認するため、このレーダーからは、100msごとに時刻情報と位置情報のセットがデータとして送られてくるのだが、この時刻情報に、一時的に異常が確認されたという。通常であれば、

    イプシロンロケット5号機が打ち上げ中止、“魔の19秒前”に何が起きた?
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    blackshadow 2021/10/01
    レーダーの不具合が原因だとちょっと解決に時間がかかりそう
  • 生物発光用の物質「セレンテラジン」を生合成するクシクラゲ、名大が発見

    名古屋大学(名大)は12月11日、有櫛(ゆうしつ)動物の「クシクラゲ」の仲間の2種類が、海洋生物の多くが生物発光に使う化合物「セレンテラジン」を体内で生合成できる数少ない生物であることを明らかにしたと発表した。 同成果は、名大 高等研究院の別所-上原学(べっしょ-うえはら まなぶ)特任助教らと、米・モントレー湾水族館研究所、モントレー湾水族館、マサチューセッツ工科大学、マイアミ大学との国際共同研究チームによるもの。詳細は、米科学雑誌「iScience」に掲載された。 生物が作り出す光は「生物発光」と呼ばれている。中でも、海洋生物にとって生物発光は重要な要だ。夜の海や深海は、暗闇である。その中においては、少しの光でもとても明るく見えることから、さまざまな海洋生物が発光能力を手に入れ、進化してきた。その数は実に多く、8割近くが大なり小なり身体のどこかを光らせることが可能だという。 生物発光は生

    生物発光用の物質「セレンテラジン」を生合成するクシクラゲ、名大が発見
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    blackshadow 2020/12/13
    ウイルスあたりを介した遺伝子の水平移動でもあったんだろうか
  • 花王、蚊が逃げ出す肌表面をつくる新技術を発表

    花王パーソナルヘルスケア研究所と花王マテリアルサイエンス研究所は、肌上に低粘度のシリコーンオイルを塗布することで、蚊が肌にとどまらず、吸血を阻害できることを明らかにしたと発表した。 従来の忌避剤(虫よけ)とは異なり、蚊の脚がもつ構造に着目し、肌表面を蚊の嫌う物性に変化させることによって蚊をとまらせなくする新しい着眼点の蚊よけ技術であるとしている。 蚊は、肌に降り立つと脚先を使って態勢を安定化した後に吸血行動を始めるため、肌に降り立ってもすぐに離脱させれば吸血されることがないということから、蚊が嫌う表面について研究を行ったという。 研究では、さまざまな表面に対して、蚊が降り立つ挙動をハイスピードカメラにて観察した結果、水との親和性が低い特定のオイルを塗布した表面からは即座に飛び去り、その後、脚を擦り合わせるようにして付着したオイルをぬぐう行為をしていることが判明したという。 この現象から、蚊

    花王、蚊が逃げ出す肌表面をつくる新技術を発表
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    blackshadow 2020/12/13
    蚊が忌避するクリームなどの商品化につながる研究
  • 【速報】2019年のノーベル生理学・医学賞は細胞の低酸素応答で米英の3博士(詫摩 雅子) | マイナビニュース

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    blackshadow 2019/10/07
    納得の受賞
  • はやぶさ2、ターゲットマーカーを小惑星に投下 - 高度12mまで接近 | マイナビニュース

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、10月23日から25日にかけて実施した小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星「Ryugu(リュウグウ)」へのタッチダウンに向けた3回目のリハーサルにて搭載しているターゲットマーカー1個の小惑星への投下実施結果を発表した。 ターゲットマーカーは、直径10cmほどの球体で、文字通りはやぶさ2が、その場所を認識することで、タッチダウンポイントをより正確に導くことに用いられるもの。投下されたターゲットマーカーは、はやぶさ2の発したフラッシュにより光を反射、はやぶさ2はその光をカメラで認識することで、自分の位置を高精度で検出することができる仕組みとなっている。 今回のリハーサルでは、小惑星表面から高度13m付近でターゲットマーカーを分離、はやぶさ2は高度約12mまで接近した後、小惑星からの離脱のために高度を上昇。ホームポジションへと移動を行なった。また、ターゲットマー

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  • テンクー、東大のがん遺伝子パネル検査の先進医療Bに伴う情報解析を受託 | マイナビニュース

    東京大学(東大)発ベンチャーのテンクーは、東京大学医学部附属病院(東大病院)が東大独自のがん遺伝子パネル検査「Todai OncoPanel」の臨床性能試験を先進医療Bとして開始するにあたって、その情報解析を受託したことを発表した。 東大では、Todai OncoPanelについて、2017年より臨床研究として実際に活用する形で、実用性の調査が進められてきたが、その際のシステムとして、電子カルテは富士通が、ゲノム検査は理研ジェネシスが、そして遺伝子変異と薬剤との関係などを整理した知識データベースの構築や がん患者の遺伝子変異に合わせたレポート作成についてはテンクーがそれぞれ協力してきており、今回の受託は、その成果を受けてのものとなる。 2017年より開始した臨床研究の際のスキーム (出典:東大の「Todai OncoPanel」の先進医療B開始発表資料) 新たなプロジェクトにおいても同社は

    テンクー、東大のがん遺伝子パネル検査の先進医療Bに伴う情報解析を受託 | マイナビニュース
  • 東大、独自がん遺伝子パネル検査の臨床性能試験を先進医療Bで開始 | マイナビニュース

    東京大学(東大)は10月4日、東大が独自に開発を進めているがん遺伝子パネル検査「Todai OncoPanel(東大オンコパネル)」の臨床性能試験を先進医療Bで開始することを発表した。 がん遺伝子パネル検査は、1回の検査で、複数の遺伝子を網羅的に解析することで、がんの原因となる遺伝子の異常の判別や、治療に向けた情報の取得などを行なおうというもの。国内外のさまざまな研究機関や企業などが、その研究開発に取り組んでいる。 東大オンコパネルは、東京大学大学院医学系研究科 間野博行教授(現 国立がん研究センター 研究所長)の研究室が中心となって開発された東大独自のがん遺伝子検査パネル。2017年から東京大学医学部附属病院(東大病院)にて臨床研究として実際に使用してその実用性が調査されてきたが、その後、先進医療Bとしての実施に向け、2018年4月に先進医療技術部会にて適用を受けたのち、同7月に先進医療

    東大、独自がん遺伝子パネル検査の臨床性能試験を先進医療Bで開始 | マイナビニュース
  • 日本海は、450万年前に太平洋とたもとを分かった

    あの小さな日海は、世界でも珍しい「孤高の海」だ。対馬海峡、津軽海峡、宗谷海峡、間宮海峡という狭いすき間で、大きな太平洋、東シナ海、オホーツク海とつながっているが、海峡の水深はせいぜい百数十メートルほど。最深部の水深は、富士山の高さとほぼ同じ約3800メートルなので、つまり、ほとんど出入り口のない器に塩水がたまったような海なのだ。 図 日海周辺の海流。NPDWは北太平洋の深層の水、LCDWは南極周辺から流れてきた水。450万年前になると、太平洋から流れ込むこれらの水は少なくなり、日海の中だけで反時計回りに循環する海流ができたと考えらえる。U1425は、分析に使った試料を海底で採取した場所。(小坂さんら研究グループ提供) それなら湖のようなものかといえば、そうではない。まず、海流がある。黒潮から分かれた南からの海流が、対馬海流となって対馬海峡から流れ込んできている。大陸沿いに北から南に流

    日本海は、450万年前に太平洋とたもとを分かった
  • 沖縄海域の海底熱水鉱床の鉱石から亜鉛地金の製造に成功 - JOGMEC | マイナビニュース

    石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、JOGMEC)は10月10日、沖縄海域の海底約1600メートルに存在する海底熱水鉱床の鉱石から、国内製錬所の実操業炉を用いて亜鉛地金を製造することに成功したと発表した。 海底熱水鉱床の鉱石(左)および製錬所で製造した亜鉛地金(右) (出所:JOGMEC Webサイト) 海底熱水鉱床の鉱石に含まれる亜鉛や鉛などの有用鉱物は、陸上鉱石と比べて非常に微細であること、一部の鉱物は陸上鉱物にはあまりない鉱物種として含まれていることから、従来の選鉱手法では回収が困難とされていた。 これを受けてJOGMECでは、10年間にわたって亜鉛鉱物を効率的に回収できる選鉱手法の検証を重ねてきたという。秋田県大館市に設置された選鉱設備での実証試験を踏まえ、今回の成果につながったとのことだ。 同成果は、国内で産出する鉱物資源として産業に利用できる可能性を示すものであるとし、資源の

    沖縄海域の海底熱水鉱床の鉱石から亜鉛地金の製造に成功 - JOGMEC | マイナビニュース
  • 八重山巨大津波は大規模な海底地滑りが原因だった 産総研などが解明

    江戸時代の1771年に起きた「八重山巨大津波」の原因は大規模な海底地滑りだった可能性が高い―。このような解析結果を、産業技術総合研究所(産総研)などの共同研究グループがこのほど発表した。八重山巨大津波は石垣島、宮古島などを中心に約1万2千人の犠牲者を出した江戸時代の大災害として知られる。その原因についてはいくつかの説があったが結論は出ていなかった。今回の成果について研究グループは2島周辺地域の津波想定や防災対策に役立つと期待している。 八重山巨大津波の原因の概念図(提供・産業技術総合研究所) 石垣島、宮古島周辺の巨大津波の発生原因とみられる海底地滑りの位置。紫の点線が、1771年に八重山巨大津波が押し寄せた海岸を示す。赤線は海底地すべりの原因をつくったとみられる横ずれ断層(提供・産業技術総合研究所) 今回判明した巨大海底地すべりの地形。黄色の点線で囲まれた範囲は津波を発生させた海底地滑り域

    八重山巨大津波は大規模な海底地滑りが原因だった 産総研などが解明
  • "イオンのビリヤード"で新材料の開発へ - 北大、新たな物質合成技術を確立

    北海道大学(北大)は、イオンの玉突き現象を利用した新たな物質合成の技術「プロトン駆動イオン導入法」を確立したと発表した。研究グループは、今後、同手法を利用することで、新規物質や未知の機能をもつ物質の発見が加速していくことが期待されると説明している。 同成果は、同大 電子科学研究所附属グリーンナノテクノロジー研究センターの藤岡正弥 助教、西井準治 教授らの研究グループによるもの。詳細は、米国科学誌「Journal of the American Chemical Society(JACS)」(オンライン版)に掲載された。 プロトン駆動イオン導入法のイメージ図。水素雰囲気中で発生させたプロトン(青丸)をイオン伝導体(イオン源)に打ち込み、ビリヤードのように飛び出してくる別のイオン(赤丸)をホスト物質の層間に取り入れている (出所:北海道大学Webサイト) 従来、イオンの挿入やイオンの交換では、

    "イオンのビリヤード"で新材料の開発へ - 北大、新たな物質合成技術を確立
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    blackshadow 2017/12/02
    『同手法を用いることで、溶液を使わないイオン導入を実現できる』
  • 絶対零度でも凍結しない? - 大阪府立大、量子スピン液体状態を実現

    大阪府立大学は11月24日、分子の設計性を利用した新しいタイプの錯体化合物を合成し、磁気ネットワークに乱れを導入することで生じる電子スピンが絶対零度においても凍結しない、量子スピン液体状態を実現したことを発表した。 大阪府立大学 大学院理学系研究科の山口博則 准教授、細越裕子 教授、および東京大学 物性研究所の河野洋平 研究員、橘高俊一郎 助教、榊原俊郎 教授らの研究グループによるもの。詳細は、英国科学誌「Scientific Reports」に掲載された。 磁性体においてその磁性を担っている電子スピンが絶対零度においても凍結しない量子スピン液体の実現は、近年の物性化学における到達目標の1つとされている。これまでにその候補物質として報告されてきたものでは、スピンが時間的にも空間的にも揺らいで量子スピン液体を形成していると考えられてきた。 しかし、最近の理論研究によって、物質中での偶発的な乱

    絶対零度でも凍結しない? - 大阪府立大、量子スピン液体状態を実現
  • 雷が大気中で原子核反応を起こしている証拠 - 柏崎市上空で陽電子が生成

    京都大学(京大)などは11月23日、雷が大気中で原子核反応を起こしている証拠を発見したと発表した。 同成果は、京都大学白眉センター 榎戸輝揚特定准教授、東京大学大学院理学系研究科の大学院生 和田有希氏および古田禄大氏、元理化学研究所 湯浅孝行博士、東京大学大学院理学系研究科 中澤知洋講師らの研究グループによるもので、11月23日付の英国科学誌『Nature』に掲載された。 近年、雷や雷雲は自然界における天然の加速器として働き、電子を光速近くまで加速できるものと指摘されている。実際に、雷雲内で加速された電子が大気分子と衝突することで生じたガンマ線が、人工衛星など最先端の装置を利用して観測されていた。 同研究グループはこれまでに、雷雲や雷から放出されるガンマ線を北陸の日海沿岸付近の地上から観測する研究を行ってきた。これにより雷雲の通過に伴って数分間にわたりガンマ線が地上に降り注ぐ現象「ロング

    雷が大気中で原子核反応を起こしている証拠 - 柏崎市上空で陽電子が生成
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    blackshadow 2017/12/02
    『雷による原子核反応によって放出された陽電子が大気中の電子と対消滅したことによる「対消滅ガンマ線」』『今回雷が14Cを生成すると明らかになったことで、年代測定に何らかの影響がある可能性も』
  • ヒトゲノム解明の手掛かりをつかむ - 東大、メダカDNA配列の部分解読に成功

    科学技術振興機構(JST)は、戦略的創造研究推進事業において、長いDNA断片の解読技術を改良し、脊椎動物のモデル生物であるメダカのセントロメア(染色体の短腕と長腕が交わる位置)DNA配列の約10% (約100万塩基)を解読することに成功したと発表した。 同成果は、東京大学の森下真一 教授、武田洋幸 教授、沖縄科学技術大学院大学の山雅 教授らによるもの。詳細は、国際科学誌「Nature Communications」(オンライン版)に掲載された。 性決定遺伝子および発生生物学などの研究に1世紀近く役立ってきたメダカが、セントロメアDNA配列の生物学的な意義の解明のためにも重要なモデル生物になると期待される (出所:東京大学Webサイト) 21世紀に入り、脊椎動物のDNA配列の解読が進んだが、完全には解読されておらず、いまだに数百から数十万の解読できていない領域が残されている。とりわけ、セン

    ヒトゲノム解明の手掛かりをつかむ - 東大、メダカDNA配列の部分解読に成功
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    セントロメアの配列決定
  • 1兆分の1秒の時間分解能で液晶分子の動画を観測 - 岡山大ら

    岡山大学らは12月1日、ディスプレイなど広く産業利用されている液晶分子について、これまでの概念を覆す新たな計測・解析手法を用いて、液晶分子に紫外線光を当て分子が動く様子を直接観察することに成功したと発表した。 同成果は、岡山大学大学院自然科学研究科(工)の羽田真毅 助教、林靖彦 教授、京都大学大学院理学研究科の齊藤尚平 准教授、筑波大学計算科学研究センターの重田育照 教授、九州大学大学院理学研究院の恩田健 教授らの共同研究グループによるもの。詳細は米国化学会雑誌「Journal of American Chemical Society」に掲載された。 これまで、液晶分子の立体構造を決定し、その機能の元となる分子運動を理解することで、より高精度かつ広範囲な液晶材料の開発が可能になると期待されていた。しかし、液晶中の炭素鎖に埋もれた分子骨格の高速な動的挙動を直接的に構造解析する手法はまったく存

    1兆分の1秒の時間分解能で液晶分子の動画を観測 - 岡山大ら
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    blackshadow 2017/12/02
    液晶の反応高速化に寄与を期待できそう
  • 2機の衛星を異なる軌道へ投入せよ! - H-IIAロケットが挑む、未来への挑戦(1) H-IIAロケットの「高度化」とは?

    三菱重工は2017年11月10日、愛知県にある同社飛島工場において、製造中のH-IIAロケット37号機のコア機体を報道関係者に公開した。 機体はこのあと鹿児島県にある種子島宇宙センターへ送られ、12月23日に打ち上げが予定されている。 今回打ち上げる衛星は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の気候変動観測衛星「しきさい」と、超低高度衛星技術試験機「つばめ」の2機(「しきさい」についての詳細は、筆者が以前執筆したレポートを、「つばめ」については大塚実氏のレポートをそれぞれ参照していただければと思う)。この2機は運用する軌道の高度が大きく異なるため、ロケットを巧みに運用し、それぞれ別の軌道に衛星を投入しなければならない。 1回の打ち上げで、2機の衛星をそれぞれ異なる軌道に投入する――。言葉にすれば簡単だが、実はかなりの複雑な運用が要求される挑戦でもある。さらに今号機では、ロケットが自律的に飛行で

    2機の衛星を異なる軌道へ投入せよ! - H-IIAロケットが挑む、未来への挑戦(1) H-IIAロケットの「高度化」とは?
  • 姿を現した次世代の大型ロケットエンジン「LE-9」(1) 新型基幹ロケット「H3」の第1段エンジンとなる「LE-9」

    上下の違いは、タービンを駆動するためのガスをどうやって作るか、の差だ。上段は、小型の副燃焼室を用意して、そこで燃焼ガスを発生させるというもの。タービンパワーを自由に設定できるので、エンジンを大型化しやすい。一方、下段は副燃焼室は使わないので、燃焼室で発生する熱を利用し、燃料を気化させる必要がある。 左右の違いは、タービンを駆動したあとのガスの処理方法の差である。左列は、再び燃焼室に戻して、推進剤として利用するもの。無駄が無いので、エンジンの燃費(比推力)を上げることができる。一方、右列の方式では、そのまま排気する。捨てた分はエンジンの推力に貢献しないため、比推力はやや悪くなる。 最高の比推力を得られるのは左上の2段燃焼サイクルである。日は、初の全段国産化に挑んだH-IIロケットの「LE-7」エンジンでこの技術を獲得。その技術は、現行のH-IIA/Bロケットの「LE-7A」にも引き継がれて

    姿を現した次世代の大型ロケットエンジン「LE-9」(1) 新型基幹ロケット「H3」の第1段エンジンとなる「LE-9」