2008年2月11日のブックマーク (11件)

  • ■ - paint/note

    JR上野駅の正面玄関口(映画「おもひでぽろぽろ」でも丁寧に描写されていた猪熊弦一郎の壁画がある)エントランスの2F、いまひとつ上手に再利用できずに残されてしまったかのような空間で、改装休館中の東京ステーションギャラリーの企画による、「現代日絵画の展望」展が行われている。ここは第二会場で、別途第一会場があるようだ。私は上野しか見ていないが、ここに関しては作品の質はけして良くはない。あの辰野登恵子氏の作品すらイマイチに見える程だ。休館中でもこのような隙間的な場所を利用し展覧会を運営している東京ステーションギャラリーは素晴らしいと思うし、しかもその内容が現代作家の絵画展というのも特筆すべきなのだけど「展覧会のための制作を依頼」したという形式は、少なくとも全面的に成功したとは言えないのではないか。 ここに山麻友香氏と山口啓介氏がペインティングを出品していて、その事実と内容に少し驚いた*1。山

    ■ - paint/note
    blackspring
    blackspring 2008/02/11
     「現代日本絵画の展望」展
  • 「現代絵画の展望」 鉄道歴史展示室/Breakステーションギャラリー

    旧新橋停車場 鉄道歴史展示室(港区東新橋1-5-3) JR上野駅Breakステーションギャラリー(台東区上野7 上野駅正面玄関口ガレリア2階) 「現代絵画の展望 - それぞれの地平線 - 」 2007/12/8-2008/2/11 新橋と上野と二会場を用いて、「現代絵画界を牽引してきた中堅実力作家より若手作家」(ちらしより引用。)の作品が紹介されています。現在、長期休館中の東京ステーションギャラリー(東日鉄道文化財団)プロデュースの展覧会です。 出品作家は以下の通りです。 堀浩哉、辰野登恵子、小林孝亘、山口啓介、丸山直文、山麻友香、大岩オスカール、曽谷朝絵(以上、新橋、上野両会場出品。) 池田龍雄、篠原有司男、加納光於、李禹煥(新橋会場のみ出品。) メイン、第一会場の鉄道歴史展示室(新橋)では、入口すぐにある篠原有司男の二点の大作、「バクハツならまかしとけ」(2007年)と「バミューダ

    「現代絵画の展望」 鉄道歴史展示室/Breakステーションギャラリー
  • カオスを描いた北斎の謎:日経ビジネスオンライン

    このコラムについて 90歳の生涯で膨大な作品を残した葛飾北斎。驚くべき体力と精神力の持ち主であった彼は、70歳を過ぎてから代表作『富嶽三十六景』シリーズを制作し、その後、長野県・小布施を訪れて、宇宙の混沌(カオス)を描いたかのような傑作を80代半ばに完成させた。なぜ北斎はカオスを描いたのか。『富嶽三十六景』の制作の頃から追って、その謎の真相に迫る。 記事一覧 記事一覧 2008年3月31日 第24回 天界へと飛翔した北斎 祭屋台の天井に地上から離脱した宇宙空間を描く 北斎は1843(天保14)年に信州小布施で東町祭屋台の天井に龍図と鳳凰図を、2年後に上町(かんまち)祭屋台の天井に『怒涛図 男波』『同 女波』を描いた。その謎は…… 2008年3月21日 第23回 恨みの表情を宿した鳳凰図 反骨心と自己顕示欲が奇抜な構図、鮮やかな彩色を生む 天保の改革による風俗取締令や奢侈禁令の一環として、錦

    カオスを描いた北斎の謎:日経ビジネスオンライン
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    blackspring 2008/02/11
     浮世絵
  • 緊張ある非日常空間で芸術体験 横浜トリエンナーレ2008 総合ディレクター水沢勉さんに聞く (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    「優れたアートを鑑賞するには、集中力が必要。日常的な時空間を捨て、その中に没入することで経験できる。そうした芸術体験は、時間のクレバス(割れ目)にいるようなもの。普通の時空間ではない場所へ行ってしまうということです」と語る「横浜トリエンナーレ2008」総合ディレクターの水沢勉さん(黒川未来夫さん提供) 2008年は横浜トリエンナーレをはじめ、現代アートの大型国際美術展がアジア・豪州5カ国で開催される。1990年代から各地で増えてきた国際美術展だが、競合を避けつつ、いかに差別化を図るかが主催する側の課題でもある。流行の国際美術展とは一線を画したテーマを掲げる横浜トリエンナーレ総合ディレクター(神奈川県立近代美術館企画課長)の水沢勉さん(55)は「緊張感のある非日常的な芸術体験を」と語る。キーワードは「タイム・クレバス」という。(猪谷千香) 今年、大規模な国際美術展が開かれるのは横浜以外に、シ

  • “彼氏ができる”の噂は本当? 縁結びで女性が大行列…東京大神宮の謎(1) - 日経トレンディネット

    “ここにお参りすると彼氏ができるんだって!”……と、女性たちの間にクチコミで伝わる「縁結びスポット」をご存じだろうか? コラムの担当編集者M嬢も、「あたしもちょっと気になってて……」とポツリ。「東京大神宮」である。若い女性が列をなして神様にお参りするのだという。今、神社で一体なにが起きているのか? 当にご利益はあるのか? 気になるその神社へ行ってみた。 まずは「縁結びスポット」情報、クチコミの例 まず、どんな「縁結びスポット」情報がクチコミで広まっているのか、ネットで調べてみた。例えば、こちらのサイト。 citywaveというサイトの「OL世論調査 どっちだポン!」と称するコーナーのようで、「恋愛運が上がるといわれるスポットに行ったことはある?」の質問に対し、書き込みをする(回答期間は2005.7.6~8.2)。その“行った”は、「どこかに行ったついでに立ち寄るのでなく、恋愛運を上げる

    “彼氏ができる”の噂は本当? 縁結びで女性が大行列…東京大神宮の謎(1) - 日経トレンディネット
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    blackspring 2008/02/11
     気軽に行ける占いの館みたいなものか。
  • 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫)

    デーヴ・グロスマン著 心理学および歴史学のトレーニングを受けた軍人(執筆当時はウェスト・ポイントの心理学、軍事社会学教授)による意欲的な研究 後で述べるような不満もあるものの、非常に貴重な研究である。このような研究を許容するところがアメリカ軍の懐の深さであろう(と同時に、その懐の深さが恐ろしくもあるのだが)。 書の中心的なメッセージは「人はそう簡単に人を殺せない」という一見当たり前に見えるものだが、その内実は非常に衝撃的だ。第二次世界大戦における米軍の歩兵のうち、戦闘中にライフルを発砲した兵士はわずか10〜15%しかいない、というのである! 残りの者は自分や同僚の命が危うい状況であっても発砲しようとしなかったし、発砲した者の内にもわざと当たらないように撃った者が含まれている可能性がある。では兵士の大半は「腰抜け」なのか? そうではない。彼らは負傷者を救助したり弾薬を運んだりといった、より

  • 2008genji.jp

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  • 八田真行のジャーナル | OSDN Magazine

    今週の日曜、すなわち11月22日、東京大学の郷キャンパスにてWikimedia Conference Japan 2009というイベントが開催されるが、その1セッションでしゃべらせてもらうことになった(14:00から15:00)。もしご都合がつけばぜひお越しく

    八田真行のジャーナル | OSDN Magazine
  • ~複眼リアリスト~ 諏訪敦絵画作品展 2008年1月17日 - 2008年2月24日 gaden Exhibition report

  • 斎藤環のクオリア批判「わたしいまめまいしたわ」展、東京国立近代美術館 - J0hn D0e の日誌

    なかなか面白い展覧会だった。……といっても、普通の面白さではなく、胸焼けするような感じ。確かに「めまい、しましたわ」。 東京国立近代美術館 展覧会情報 わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者 そこまで自分に興味があるのか! 別にどうでもいいじゃん、誰も君の事なんか気にしてないよ! と言いたくなる。 自画像やセルフポートレートなんかは、まだわかりやすいからいいんだけど、例えば浜口陽三の裸婦のデッサン。なるほど、これは、裸婦を見て描いているように見えて、自分の腕試しというか「自分の観察」にもなっているのか。出来上がりを見て考えるのは裸婦のことではなく自分のことだったりするのだろうか。 舟越桂の彫刻。以前から、人物の絵や彫刻を見ると「この芸術家は人が好きなんだなー、何時間も、何日も人を観察してこうやって作品作るんだから。俺は嫌だなー全然興味ないし」なんて思っていたのだけど、芸術家の「人

    斎藤環のクオリア批判「わたしいまめまいしたわ」展、東京国立近代美術館 - J0hn D0e の日誌
  • www.さとなお.com(さなメモ): 荒川修作 講演会「死ぬのは法律違反です」

    先週、荒川修作の講演会に行ってきた。 題して「死ぬのは法律違反です 〜死に抗する建築〜」。英語で言うと「Making Dying Illegal」。ご存じない方のために説明すると、荒川修作は芸術家・建築家・哲学家で、有名なのは養老天命反転地と三鷹天命反転住宅かな。 彼の講演をちゃんと聴くのは2回目。1回目より荒川節に磨きがかかって自由自在だった。珠玉の言葉の連続。でも彼の講演は「荒川修作の言葉を受け止めようとする人には珠玉の言葉の連続に聞こえるが、荒川修作の言葉を受け止めようとしない人には支離滅裂に聞こえる」という特徴があるので、会場の他の人がどう思っていたかは知らない。「このオッサン、何言ってるか全然わかんねぇよ」というような顔で聞いている人が多かったと思う。 というか、明らかにボクは有利だ。 2年半前に彼が作った三鷹天命反転住宅住宅内特別公開に参加している。つまり彼が訴える「死なない