ブックマーク / j0hn.hatenadiary.org (17)

  • 「こういうことを言う人は作品を見るということをよくわかってない」 - J0hn D0e の日誌

    ……と書いていて思い出したのだが、ex-chamber museum の幕内政治さんが、彼のレビューを読んでいる人からよく「見に行けなかったけど、幕内さんのブログを見ているので助かっている」と言われるそうだ。こういうことを言う人は作品を見るということをよくわかってない。 The World According to Kengo:「良かった」と思った作品のどこが良かったかを説明するのは難しい 俺はもともと、「アート」にはほとんど全くといっていいほど興味がなかったのだが、いろんな偶然が重なって少しずつ研究するようになり今日に至ってるんだけど、その「アートに興味を持つようになった理由」のひとつに「見ること」の意味を知りたい、ってのがあって。 例えば、過去十年〜二十年くらいの情報技術ってのは、リアルの世界に存在するものをデジタル化してデータにすることで色々便利な世の中にして行こう、って流れがあった

    「こういうことを言う人は作品を見るということをよくわかってない」 - J0hn D0e の日誌
    blackspring
    blackspring 2009/01/18
     「画像で見て面白い展覧会は、ほとんどの場合、実際に見ても面白い。ただ、感じ方はかなり違う場合が多い」
  • 雨宮庸介 ムチウチニューロン展・ 竹村京 Apart a part展、トーキョーワンダーサイト・渋谷 - J0hn D0e の日誌

    ひさしぶりに面白いものを見たのでメモ。 渋谷のトーキョーワンダーサイトで開催中の二人展。 TWS渋谷: shibuya top - トーキョーワンダーサイト 渋谷のワンダーサイトは、公園通り側の入り口から入ると、左手に、螺旋階段があって、一部二階建てになってる空間があり、右手には窓のない部屋が二室(大きい部屋と小さい部屋が)ある。 今回の展覧会では左手の螺旋階段側の空間が竹村京、右手の窓のない二室が雨宮庸介の会場になっている。 竹村京の作品は、トレーシングペーパーに描かれた誰かの部屋。部屋のまんなかにピアノ。なんか、女性がピアノの前に腰掛けて、ポロロン、ポロロン、と弾いていたような気がするんだけど、あれは作家さんもしくは関係者? その他、刺繍を施した絹の布がいろんな小物をくるんでいる。繊細、かつ、上品。どこか難解な近寄り難さも、ほんのり感じられる作品群。どっかでみたなあ、と思って今調べてみ

    雨宮庸介 ムチウチニューロン展・ 竹村京 Apart a part展、トーキョーワンダーサイト・渋谷 - J0hn D0e の日誌
  • 斎藤環のクオリア批判「わたしいまめまいしたわ」展、東京国立近代美術館 - J0hn D0e の日誌

    なかなか面白い展覧会だった。……といっても、普通の面白さではなく、胸焼けするような感じ。確かに「めまい、しましたわ」。 東京国立近代美術館 展覧会情報 わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者 そこまで自分に興味があるのか! 別にどうでもいいじゃん、誰も君の事なんか気にしてないよ! と言いたくなる。 自画像やセルフポートレートなんかは、まだわかりやすいからいいんだけど、例えば浜口陽三の裸婦のデッサン。なるほど、これは、裸婦を見て描いているように見えて、自分の腕試しというか「自分の観察」にもなっているのか。出来上がりを見て考えるのは裸婦のことではなく自分のことだったりするのだろうか。 舟越桂の彫刻。以前から、人物の絵や彫刻を見ると「この芸術家は人が好きなんだなー、何時間も、何日も人を観察してこうやって作品作るんだから。俺は嫌だなー全然興味ないし」なんて思っていたのだけど、芸術家の「人

    斎藤環のクオリア批判「わたしいまめまいしたわ」展、東京国立近代美術館 - J0hn D0e の日誌
  • アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真がFlickrのDeleteMe!グループから削除される - J0hn D0e の日誌

    アンリ・カルティエ・ブレッソンといえば、去年、東京国立近代美術館の「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌展」を見に行ったのだが、その時は、何も言葉が浮かんでこず、ブログにはなにも書かなかった。 今改めて、いろんな方のブログでの言及を拝見してみたところ、こんなふうに書いてらっしゃる方がいた。 1930年代の作品の新しさはまるで古びた印象がなく、我々アマチュア写真家はカルティエ=ブレッソンのエピゴーネンにもなりえていないという事実に驚愕する。笑われるのを覚悟で正直に言うと、僕は自分の撮る写真はカルティエ=ブレッソンの追求した方向と似ているのかもしれないと思い……(中略) ただ、方向は同じでも、我々素人はカルティエ=ブレッソンら一流が作った流れのなかで遊ばせていただいているだけなのだ。 ログイン - はてな なるほど確かに、古い写真、昔の風景なのに、古びた感じがしない。とても「身近な感

  • 面白いドーナツの絵、発見!! - J0hn D0e の日誌

    tumblr.をうろついてたらこんな絵を発見した。 面白い。一般的な話として、絵を描く人って、こういうコーヒーに浮かんだクリームの模様とか、ドーナツにかかった砂糖(?)みたいな、日常生活でみかける「絵の具っぽいドロっとしたもの」についてどう思ってるんだろう、って、前から思っていたんだけど。 キャンバスに描かれる対象(この場合、後ろにいる人(警官?))と、手前のコーヒーのクリームの物っぽい感じが境目なく、まじり合ってる感覚が面白い。きっと描いた方は絵の具で絵を描く意味について、いつもあれこれ考えているのであろう。 ……などと考えながらtumblr.のリンク先の作品をよく見てみると、どうもこれは「絵」ではなく、絵の具を塗った人を撮影した写真のようだ。 色々検索してみると、この作品をつくったBoo Ritsonさんは俺よりひとつ年上なんだけど、大学院を出たのが2005年という「新人」さんらしい

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  • 伝統と現代 - 水、墨、モノクロームの世界展、台東区・旧坂本小学校 - J0hn D0e の日誌

    「恐れ入谷の鬼子母神」のすぐ隣、JR鶯谷駅から歩いてすぐの「旧坂小学校」が会場の展覧会。主催は東京藝大らしい。 いつも楽しく拝見している「はろるど・わーど」さんのエントリーを拝見して、こりゃ面白そうだ、と、早速見に行ってきた。 はろるど・わーど 「上野タウンアートミュージアム - 水、墨、モノクロームの世界 - 」 旧坂小学校 なんだかよくわからないけど、いろんな作品が見られるらしい、ぐらいの軽い気持ちで見に行ったのだが、思ってたより盛りだくさんでおなかいっぱいになってしまった。 昔、小学校だった建物の教室20室以上に加え、廊下、階段なども利用して展示。アーティスト総数約40名と結構大規模。で、日のアーティストが半分、残り半分が中国のアーティストというのが面白い。テーマは水、墨、モノクロームということで、抽象的な現代アートの展覧会。 日からは、杉博司のぴんぼけ写真、小沢剛が醤油で

    伝統と現代 - 水、墨、モノクロームの世界展、台東区・旧坂本小学校 - J0hn D0e の日誌
  • シェル美術賞展 2007、代官山・ヒルサイドテラス - J0hn D0e の日誌

    去年、シェル美術賞で審査員賞を受賞した福島さんが今年はなんとグランプリを受賞。 昭和シェル石油株式会社 - シェル美術賞 - シェル美術賞2007 受賞作品 (画像あり) ……ということで早速、見に行ってきた。 去年、福島さんの作品を「性的な匂いの濃い作品です」と評した蔵屋審査員(東京国立近代美術館主任研究官)は、今年も図録で福島さんの作品について「上の少女のかかとが下の少女の女性器に当たる部分を踏んでおり、痛みとも親密さともいえるものを感じさせます」と、性的な(?)解釈をしておりました。うーん、どうなんだろう。 作品のタイトルは「夢のつづき」。下のほうに横たわっている少女は眠っていて、上にのっかっている少女はその夢の中の少女であろうか。だとすると下の少女は「現実」のはずだけど、どこか苦しげで影の薄い感じに描かれている。一方、上の少女は明るく、きれいな肌をしている。 といっても、上の少女も

    シェル美術賞展 2007、代官山・ヒルサイドテラス - J0hn D0e の日誌
  • Chim↑Pom サンキューセレブプロジェクト『アイムボカン』、高円寺・無人島プロダクション - J0hn D0e の日誌

    6人組みアーティスト集団Chim↑Pomの紅一点、エリイさんがセレブに憧れ、「セレブといえば地雷撤去」ということでメンバー共々カンボジアに渡航、ブランド物バッグや石膏像を爆破。その残骸を展示。 ……ということで、ふむふむ石膏像を爆破して、その残骸を展示しているのか、と見に行ってきた。(ちなみに広島市現代美術館の「新・公募展」で大賞を受賞したらしい。参考: 現代美術館で「新公募展」−大賞に「高級バッグ爆破の残骸」 - 広島経済新聞) 石膏像はエリイさんをかたどった(型取った)像で、左腕と左足がもげている上に全身に土がこびりついている。なるほど、日にいてテレビなどで見る「地雷被害者」ってのは、しょせん「よその国の人」で、さらに怪我が治ったあとテレビにでてくるんだから当然土まみれでもない。どこか他人事という感じになってしまう。 それが、こうして石膏像を爆破することで、「もし自分が地雷を踏んでし

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  • SPACE FOR YOUR FUTURE展・東京都現代美術館 - J0hn D0e の日誌

    あまり期待せずに見に行ったが、面白かった。わかりやすくて面白い展示多数。 ヘリウムで浮かぶ、重さ1トン、4階建てビル相当の巨大アルミ製、箱型風船。すげー。 参考: SPACE FOR YOUR FUTURE@東京都現代美術館 (フクヘン。- 雑誌ブルータス副編集長、鈴木芳雄のブログ) mosaki的東京経験値 | 東京都現代美術館:「SPACE FOR YOUR FUTURE」展 沢尻エリカの100変化。100通りのファッションで撮影された沢尻エリカが壁面いっぱいにずらり。「100 ERIKAS」 参考: どすこい喫茶セガール : エリカ様登場! 沢尻エリカといえば、「別に……」騒動の前は、高城剛と付き合ってるらしい、ってニュースで名前を見かけた程度で、それ以前は、全く知らなかったが、これはよく撮れている。さすがモデル。澤田知子のセルフポートレートも嫌いではないが(好きだが)、やっぱり沢尻

    SPACE FOR YOUR FUTURE展・東京都現代美術館 - J0hn D0e の日誌
    blackspring
    blackspring 2007/10/28
     エリカ様
  • 地味すぎ!! 気象庁柿岡地磁気観測所・一般公開 - J0hn D0e の日誌

    茨城県にある「気象庁柿岡地磁気観測所」が一般公開されるとのことで行って見てきた。 とにかく人がいない。 受付ものんびりムード。 この観測所では一体何を観測しているのか。ひとくちでいうと「方位磁針」(つまりコンパス)が指す方角を24時間体制で日夜観測・記録しているのだ。 これはヘンではないだろうか? 「方位磁針が指す方角」ってのは、常に「北」である。だからこそ方角を知りたいときに方位磁針を使うわけだ。その方角を観測するってのは、どういうことだろうか? ……という話については、実は、先週金曜の夜テレビでやっていた(B級SF映画で、ヒラリー・スワンクが出演していた映画の)「ザ・コア」でその原理が説明されていた。 ザ・コア [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2004/11/25メディア: DVD クリック: 17回この商品を含むブログ (65件) を見る 地球

    地味すぎ!! 気象庁柿岡地磁気観測所・一般公開 - J0hn D0e の日誌
  • ムラタ有子展 (世田谷区池尻・IID Gallery) 石田徹也展(六本木 CBコレクション) - J0hn D0e の日誌

    今日は、世田谷ものづくり学校というところでやっているムラタ有子展、六木でやってる石田徹也展などに行ってきた。 世田谷ものづくり学校というのは池尻大橋と三軒茶屋の中間ぐらいにある、旧池尻中学校の建物を利用したデザイン関係の施設らしい。 で、その前に池尻大橋といえば……ということで、ものづくり学校にいく前に建設中の首都高大橋ジャンクションを、まず「視察」 首都高大橋ジャンクション この大橋ジャンクション、用賀と都心環状線を結ぶ首都高3号線と、来年完成する首都高中央環状新宿線(5号池袋線、4号新宿線と3号線を結ぶ新しい地下高速道路)のつなぎ目にあたる部分なんだけど。(ちなみに4号線と交差するのは初台のオペラシティのとこ) 中央環状新宿線は地下、3号線は空中を通っているので、行き来するには円形の道路をぐるぐる何周もして上がり下がりしなくてはいけない。んで、排気ガスや騒音が漏れるとイヤなので、ほと

    ムラタ有子展 (世田谷区池尻・IID Gallery) 石田徹也展(六本木 CBコレクション) - J0hn D0e の日誌
    blackspring
    blackspring 2007/09/28
     「とにかくチャーリーズエンジェルのチャーリーみたいな謎の紳士がコレクションのオーナーさんらしい、ということはわかった。謎の深まるCBコレクション・・・」 / 建設中の首都高大橋ジャンクションの写真あり。
  • 東京アメッシュで好みの地域を拡大した状態で開くハック - J0hn D0e の日誌

    東京アメッシュっていう、東京都下水道局がやってる便利なサイトがある。これは、レーダー雨量計のデータをコンピュータでとりまとめて、リアルタイムの降雨状況を知ることができる、というシステム。 微妙に曇っていて、雨降りそうだなー、って時に開いてみると、いまいるところの数キロ先で凄い豪雨になっていたりして、なかなか楽しい。10分ごとに更新しているので、雨がやみそうなタイミングも結構わかる。 んで、いつだったか忘れたけど、最近、そのウェブサイトが新しくなった。 レーダーの観測範囲が拡大されて山梨とか静岡の一部のほうまで見えるようになった。 前はこんな感じ。 それがこんな感じに。 んで、今、画像を比較して初めて気付いたんだけど、東京都のサイズは変化していない。(驚いた) なんとなく地図の面積が広がって東京都が小さく表示されるようになった、ような気がしていた。(錯覚?) ま、なんでもいいんだけど、とにか

    東京アメッシュで好みの地域を拡大した状態で開くハック - J0hn D0e の日誌
  • ダーガーの絵は大家に「託された」のか - J0hn D0e の日誌

    今、原美術館でやってるダーガー展(今度の月曜まで)について。 ダーガーの作品を彼の死後、世の中に発表したネイサン(家主でもあった)を紹介する一室のキャプションの中に、「ダーガーが自分の作品を託した・・・」というような記述があった。これは字数やパネルのサイズなど、展示上の都合を考えても適切な紹介ではない。 http://www.add-info.com/mt/archives/001323.php 原美術館のウェブサイトを見てみると ……完全な孤独の中で、膨大な量の物語と絵画を制作しました。人目に触れることもなく描きためられた作品群は、家主であり、自身も芸術家としてシカゴにおけるニューバウハウスの中心的存在の一人であったネイサンラーナーに託され、その慧眼により、没後の損失を免れることになります http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html 確かに「託

    ダーガーの絵は大家に「託された」のか - J0hn D0e の日誌
    blackspring
    blackspring 2007/07/23
     確証なしに絵から受ける印象だけでメチャメチャいわれるヘンリーダーガー。
  • いまさら、村上隆「芸術起業論」 - J0hn D0e の日誌

    国立新美術館の図書室で、村上隆の「芸術起業論」を読んできた。 これ↓の確認のため。 J0hn D0e の日誌 - 絵画に課税される固定資産税 読んだ範囲では、(って、あとがき以外は一応全部目を通したはずだけど)こんなことが書いてあった。 アメリカではビジネスに成功した人たちは社会に貢献してゆく義務感を持っています。 そうした成功者が社会貢献事業を行う選択肢の一つには美術館支援も含まれています。 芸術作品を購入して美術館に寄付するというわけです。 ……コレクターはいいものを購入して自分自身をアピールできる上に「寄付した作品の金額が税金控除の対象になっている」というところが重要なのです。 ……日では固定資産として税金徴収の対象になる (だから芸術はひそかに所有される) ものが、アメリカでは税金控除の対象になるわけで、作品売買がさかんになるのも当たり前です。 村上隆「芸術起業論」 P.37 m

    いまさら、村上隆「芸術起業論」 - J0hn D0e の日誌
  • 渋谷川みどころ案内 - J0hn D0e の日誌

    @Nifty Daily Portal Zで、渋谷川がとりあげられた。 @niftyデイリーポータルZ:渋谷川の源流をさがす mixiの渋谷川コミュニティにも、ちょっと感想を書いたんだけど、折角だから、ここでも補足情報を紹介することにする。 概要 いままで集めた情報を総合すると渋谷川というのは、こんな川である。 もともと渋谷川は、新宿御苑の玉藻池、天竜寺付近の湧き水を水源とする川であった。ほかにも、いろんなところの流れが合流している。明治神宮の清正の井戸のあたりの湧き水も流れ込んでいる。唱歌「春の小川」で有名な「河骨川」も、渋谷で合流している。 江戸時代になって玉川上水ができると、四谷大木戸(四谷四丁目)のところに上水の水量調節をする「水番所」ができて(現在の四谷図書館のところ) 上水の「余水」が渋谷川に流れ込むようになっった。これで渋谷川の水量がだいぶ増えたらしい。 また、三菱鉛筆の前

    渋谷川みどころ案内 - J0hn D0e の日誌
    blackspring
    blackspring 2007/06/26
     渋谷川についてのリンクもいっぱい。
  • 岡本太郎「明日の神話」、デュマス「ブロークン・ホワイト展」東京都現代美術館 - J0hn D0e の日誌

    常設展 おとといの金曜から始まった東京都現代美術館の常設展、なかなか面白かった。 入ってすぐのアトリウムにはスゥ・ドーホー(Suh Do-Ho)の巨大な作品が。これと似た感じの巨大な門の作品。 「2006年購入作品」と書いてあった。 ほかにも、かとうみか、奈良美智、会田誠の戦争画RETURNS、スペース・ナイフとウンコ。ヤノベケンジ、八谷和彦のエアボードなどなど。 日の「現代美術館」らしい展示だーという感じ。 で、目玉が岡太郎の巨大壁画「明日の神話」。去年汐留で公開されていて、その後、倉庫にしまいっぱになっていたらしい。 個人的には、やっぱり戦争のイメージっていうのはウツになる。もし戦争がなかったらなんの壁画描いてたのかな……って思ってしまう。 この壁画は来年の4月までここで公開されるとのこと。 あと、アトリウムのところに椅子と白いパイプを組み合わせた作品があるんだけど、これは座って体

    岡本太郎「明日の神話」、デュマス「ブロークン・ホワイト展」東京都現代美術館 - J0hn D0e の日誌
  • 会田誠 x 山口晃 「アートで候」 上野の森美術館 - J0hn D0e の日誌

    なかなかオススメの展覧会。(好みが俺と近い人には) まず、面白かった作品の紹介。 メイン会場から離れたところ、出口の近くに「別室」があるんだけど、そこの会田誠の展示が面白かった。 まず、小学生の水彩画ポスターっぽい会田誠の作品が並ぶ。「交通安全ポスター」みたいな感じの絵。「まちをきれいにしよう」とかいって、違法滞在外国人の絵がへたくそな小学生風のタッチで描いてあったりする。 それはいいんだけど、その隣に、でっかい模造紙に手書きの字で、夏休みの自由研究っぽい「ポスター発表」があって、これが面白かった。 1995年の作品で「風景の光学的記録におけるイコン化の確率に関する研究」というもの。 簡単に言うと、新幹線に乗ってビデオカメラで窓の風景を撮影する。その映像をヒトコマずつ検証して、「絵になってる」と感じられるコマがどれくらいの割合で存在するか、というような研究。 確か、0.044%だったかな?

    会田誠 x 山口晃 「アートで候」 上野の森美術館 - J0hn D0e の日誌
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