ブックマーク / dailyportalz.jp (134)

  • 高速道路フォントめぐり :: デイリーポータルZ

    道路標識のフォント(書体)をじっくり見たことがありますか。そんなことしたことない、というあなた。見たほうがいいよ。おもしろいから。ほんとに。 今回は、高速道路のフォントに取り憑かれた人といっしょに首都高をめぐった、その顛末をお伝えしよう。 (大山 顕)

  • 岩の上にある神社巡り :: デイリーポータルZ

    岩の上って、なぜか神社みたいなものがある。 と、言われてもピンと来ないかたもいるだろう。そもそも都会だとまず「岩」とか生活圏にないかもしれないし。都会の場合はビルの屋上などが岩の代わりを務めていることが多い。ビルの屋上にもなぜか神社的なものがよく設置されてる。それと同じくらいの率で、岩の上にも神社(もしくは神社的なもの)が建っている。 今回はそれらを巡る。普段「うん、在るなー」と思いつつも足を運ぶ機会はなかったのだが、行ってみたらこれがなかなか、どれも見ごたえたっぷりだったのだ。 (T・斎藤)

  • 暗渠歩きのたのしみ :: デイリーポータルZ

    暗渠っていうのは、フタをされた川のことだ。むかしは川だったけど今は道になっているところ。 そういう経緯があるので、暗渠は街の区画や大通りの方向を無視して、好き勝手にくにゃくにゃ進んでいたりする。その自由気ままな感じが好きだ。 街を歩いていると、そういう「ここはむかし川だったに違いない」と思える道に出くわす。にぎやかな大通りと違い、ちょっとさみしくて、狭くて、くねくねした暗渠。先日もぐうぜんその一つに出くわしたので、そこを歩きながら、暗渠のたのしさを紹介したいと思います。 (text by 三土たつお)

  • グッゲンハイム駐車場めぐり :: デイリーポータルZ

    螺旋状のスロープで上り下りする立体駐車場。ふだん何気なく利用しているけど、あのスパイラルが街中に突っ立っている様子は、まるでニューヨークのグッゲンハイム美術館のようで、よく考えるとすごく不思議な光景だと思います。 建築界の巨匠、F.L.ライトの代表作と比べるなんて怒られそうですが、この不思議な建物を「グッゲンハイム駐車場」と名づけ、思う存分めぐってみました。 (萩原 雅紀) 新宿のお馴染みグッゲン まずはもっとも身近なグッゲン物件を紹介します。 東京近郊に暮らしている方なら、いちどくらいは見たことあるのではないでしょうか。新宿五丁目の交差点にそびえる伊勢丹のグッゲン駐車場。

  • @nifty:デイリーポータルZ:みんなで建設中のジャンクション鑑賞

    これが今回見学させていただいたジャンクションの中だ!すごい!かっこいい!(かっこよすぎるので画像をクリックするとより大きなサイズでお楽しみいただけます) 見学できるようになった経緯とか、このジャンクションがどういうものなのかとか、そういうまどろっこしいことはとりあえずおいといて、まずはそのかっこよさをご覧いただきたい。どうだ! ああ、実物を見ていないみなさんが不憫でならない。

  • ホームライナーに乗りたい :: デイリーポータルZ

    通勤の途中、駅で電車を待っていると、かっこいい列車が通り過ぎることがある。 普通の通勤電車ではなく、遠くに行く時に乗る車両で、先頭には「○○ライナー」と書かれている。 長距離通勤している人に向けた、座席が確保されている電車だ。 乗ってみたい。 いつもの満員電車に乗りながら、横目でこの電車を見ると、とてもうらやましい。 (工藤 考浩) ホームライナーにあこがれる 東京に限らず大都市圏には、通常の通勤快速などとは別に、乗車整理券などで座席が確保されたホームライナーと呼ばれる電車が走っている。 満員電車で立ちっぱなしではないかわりに、お金を払って座って通勤できるという電車だ。 ただ、このホームライナーは、ある程度の距離がある区間しか運転されていない。 たとえば東京駅からだと、小田原とか高尾とか、片道1時間程度の区間を走っている。 なので、乗りたいと思っても、その区間を通勤通学している人以外にはあ

  • 道のまっすぐ具合を確かめる :: デイリーポータルZ

    地図を見るのが好きだ。 知らない場所でも、行った気分になったりできる。ただ、もっと面白いのは、知っているはずの場所で何か新しい発見があることだ。 近場の地図を眺めていて、気になることがあったので、確かめてきました。 (text by 三土たつお)

    blackspring
    blackspring 2009/02/05
     荒玉水道道路。話が外れるけど道が寸断されるのは甲州街道と環八の所では。桜上水駅前を入れるなら世田谷通りと交差した所(2ページ目の下から2番目の写真付近)も入るかなと。地図Z → http://tinyurl.com/cnbpmn
  • 東京ぶっつり道路めぐり :: デイリーポータルZ

    地図を眺めていて不自然な場所を見つけると、どうしてもそこに行ってみたくなります。中でも最近気になっているのは、そこそこ太い道路が突然ぶっつりと途切れてしまっている場所。 もともとそこまでの予定だったのか、計画の途中で工事が凍結なのか理由は定かではありませんが、動脈から毛細血管に分かれるように、立派な幹線道路が細い生活道路に行き当たってしまうポイントがあります。 今回は、以前から気になっていた都内のぶっつり道路3カ所をめぐってきました。 (萩原 雅紀) ぶっつり道路とは そこそこ太い道が突然終わっている場所というのは、例えばT字路などであちこちにあると思います。しかし、ここで「ぶっつり道路」と呼ぶのは、 終点が特に大きな交差点ではなく、急激に細い道になっていたり一方通行の出口だったり、明らかに身分不相応な道としか接続していない 正面に建物があってとてもその先の建設工事をするようには思えない

  • アクアラインのトンネル見学 :: デイリーポータルZ

    ドボク好きの皆さん、お待たせしました!さあ、いよいよ今年のDPZドボク大好き部門の始まりですよ! 東京湾を横断して川崎と木更津を直結する「東京湾アクアライン」は、総延長およそ15kmのうち3分の2が海底トンネル、そして3分の1が橋で構成されています。以前から気になっていたのは、10km近くもあるトンネル内でもし事故が起こったりした場合、避難経路はどうなっているのか、ということ。 まさか非常口を開けたら海水がドバー、なんてことはないと思いますが、アクアラインのトンネルの非常口の先が知りたいと思っていたところ、ちょうど見学会が行なわれるというので、参加させてもらってきました。 (萩原 雅紀) 海ほたるへ 海ほたるは東京湾の真ん中に造られた人工島で、アクアラインがちょうどトンネルを出て橋に移る場所にあるパーキングエリアです。 今回はここで行なわれるイベントの一環として、トンネル内の避難通路の見学

  • 好き好き大好き、磨崖仏 :: デイリーポータルZ

    磨崖仏(まがいぶつ)という仏像がある。岩壁などに直接彫られた仏像だ。岩に彫られているので背中はそのまま山につながっていて、切り離してどこかへ移動させることができない。 これまでまったく気にしたことがなかったのだが実は近所にこの磨崖仏があることを知り、それで興味を持って他のものも見て回っているうちに好きになってしまいました。 今回はこの磨崖仏の魅力をみなさんにもわかってもらえたら、と思って紹介させていただく次第です(ちょっと弱気)。 (安藤昌教)

  • いつのまにか川探し :: デイリーポータルZ

    以前何回かここデイリーポータルZでジャンクションの記事を書かせていただいた。(→「ジャンクションを鑑賞する」「『ジャンキー』のすすめ」)それいらいすっかりジャンクションの虜になったぼくは、高じてジャンクションのサイトまでつくってしまった。 サイトをつくってみたらあらびっくり。たくさんの激励メールをいただいた。世の中にはけっこうジャンキー(ジャンクション好きのこと)がいるではないか。うれしい。 じゃあ、いちどみんなでジャンクション巡りでもしてみるか、と「ジャンクション見物ツアー」を開催。 そうしたら思わぬ展開になったのだ。 (text by 大山 顕) ■なさけない主催者 いささか急な思いつきで開催告知した「ジャンクション見物ツアー」。1月5日という年明け早々にもかかわらず総勢17名の方々に参加いただいた。とても楽しかったのでその様子をレポートしようと思う。 途中ジャンクションと直接関係ない

  • 同名路線で人はどちらを案内するのか? :: デイリーポータルZ

    鉄道大国日。特に大都市圏の鉄道移動での容易さは、慣れた人なら快適で、先進国から来た外国人にして、たとえば「東京は世界一移動が便利」とまで言わしめている。 ところが、いろんな鉄道会社がいろんな路線を作ったことから、名称がかぶってしまった路線というのがいくつもできてしまった。たとえば東京は新宿を起点にする「西武新宿線」と「都営新宿線」という「新宿線」がふたつもある。 「新宿線はどこですか?」と聞いたときに「どちらの新宿線でしょうか?」と聞き返されるのだろうか、この耳で確認したい。 (ライスマウンテン) 新宿線はどこですか? ギネスブックにも載っている世界一のターミナル駅「新宿駅」。新宿では、西武新宿線が「西武新宿駅」を、都営新宿線が「新宿駅」がある。 関東の人ならわかると思うが、西武新宿駅は結構離れていて、西武新宿線を使う人なら、隣の高田馬場駅で乗り換えた方が便利で、それほど離れている。 だ

    blackspring
    blackspring 2008/12/14
     岡谷辺りで「善光寺」への行き方を聞いたら、長野市内のいわゆる善光寺、飯田の元善光寺、甲府の甲斐善光寺のどこを案内してくれるのだろうかと、ふと思った。
  • 廃線たどって碓氷峠を歩いて越える :: デイリーポータルZ

    古くより、江戸と京都を繋いでいる道の一つに中山道がある。それは江戸から北に向かい、現在の埼玉県、群馬県、長野県の軽井沢を経て南下、木曾谷を通って岐阜県に入り、滋賀県、そして京都に至るというものだ。 碓氷峠(うすいとうげ)はその中山道の難所の一つ、群馬県の横川と長野県の軽井沢を繋ぐ峠道である。 難所と聞くと、どれほど辛い道なのか体感してみたくなる。なんともマゾヒスティックな話だが、まぁ、旅行好きなんてみんなそんなものだ。これはもう、実際に歩いてみるしかないだろう。 (木村 岳人) 旧信越線碓氷線の線路跡をたどろう 碓氷峠を越えるルートは新旧含めていくつかあるのだが、今回は旧信越線碓氷線をたどることにする。碓氷線とは、かつて横川駅から軽井沢駅まで通っていた鉄道の事。 明治26年、東京と新潟を繋ぐ信越線の一部として碓氷線は開通した。それは1997年に長野新幹線が開通したことで廃線になってし

  • 日本一小さな自治体を歩いて一周 :: デイリーポータルZ

    平成の大合併で日の市町村のいくつもの市町村がくっついて大きくなった。たとえば岐阜の高山市は、合併後に大阪府よりも大きくなったという。でけぇ。逆にいえば、たぶん小さな市町村が結構消えていった。 そんな中、たくましく残っている小さな村が、富山県舟橋村。日一小さい自治体で、地図で見るとその小ささが際だっていて、小さいからこそ輝いている。平成の大合併で村が消え、富山どころか北陸地方唯一の村になったとか。唯一だからこそ輝いている。 僕はトレッキングとか初心者向けの山登りはやったことがあるけど、自治体一周なんてやったことがない。でも舟橋村ならなんとなくできそうな気がする。 だから富山に行ってみた。 (ライスマウンテン)

  • ジャンクションをみんなで見に行った :: デイリーポータルZ

    一年を振り返るにはまだ少々はやいが、ぼくにとって2008年は「ジャンクションの年」であったと言えることは、もはや間違いない。今年の年明けにジャンクションをみんなで見に行った時の様子を記事にしたが、実はそのあと2回も同様のツアーを行っている。 自分でもどうしてこんなことを1年に3回もやったのか不思議だ。「ついカッとなってやった」というのはこういう状態を指すのだろうか。いや、べつにカッとはなってなかったと思うけど。 いずれにせよ、とても楽しかったので残り2回の様子をレポートしようと思う。 (大山 顕) 記事にした第1回は正月明け早々だったが、第2回は季節の良い春に、第3回も同様の理由で秋口に行った。真夏とかに行くとしんどいからね。つらいことはしない。これはぼくの信条だ。 募集はぼくのサイトで行っただけだが、両方ともに30名ほどの人が集まった。顔ぶれはまさに老若男女と呼ぶにふさわしい。そしてみん

  • 根っこや岩をよじ登って見に行く崖のお堂 :: デイリーポータルZ

    鳥取県に、三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)という古くからのお寺がある。 三徳山は投入堂というちょっと変わったお堂があることで知られており、しかもその投入堂を見るためには、かなり険しい原生林の山道を登っていかなければならないそうだ。 そんな話を聞いて以来、ずっと行ってみたいと思っていた。そしてこの夏ついに鳥取に行く機会ができたので、念願の三徳山へ行ってみることにした。 そこがとんでもないところであるということなど露知らず。 (木村 岳人) 三徳山は修験道の聖地 三徳山三佛寺は、修験道の開祖である役小角(えんのおずぬ)が、706年に開山したといわれる由緒正しきお寺。 修験道というのは、山に入って修行を行い、神仏の力を得ようという日独自の信仰のことで、まぁ、山伏と聞けばイメージしやすいんじゃないかと思う。ほら、あのほら貝の。以前に当サイトのライター玉置さんが修験道体験の記事を書かれているの

  • 「役に立たない機械を作る」という宿題 :: デイリーポータルZ

    この風変わりな宿題の意図は? そもそも、先生はどんな意図でこの不思議な宿題を出したんだろう?そんな疑問に、中谷先生は丁寧に答えてくれた。この授業は「設計演習A」といって、建築学科の一年生にものづくりの周辺を教えるものだという。 「授業では、日常的なものがぜんぜん違うものに見える瞬間を自分で作って驚く、というような作業をしてもらいました」と中谷先生。 「で、今回のテーマは難しくて、だって機械というのは役に立つものです。建築もそう。逆にいえば、役に立たない機械を見つけられれば、役に立つ機械や建築も見出せるだろう、と。」 ・・なんだか難しい話になってきました。 「しかもこれは、美の問題でもあります。」

  • 「黒い、いなり寿司」を食べて思うこと :: デイリーポータルZ

    いなり寿司が好きです。コンビニでもよく「助六」を買います。 会社員だった時も、徹夜仕事をする際に、よく夜中にべていました。あの優しい甘さで、疲れがふっとぶような気がしていました。 その当時のこと。後輩のMくんが、いなり寿司をかぶりつく私の横で、ニヤニヤ笑って言ったのです。 「大塚さ~ん、いなり寿司なんかべてるんですか?」 「うん、好きだから」 「あの~、むかし、俺の友達がコンビニでバイトしてて、残りの弁当をいつも貰ってたんですけど、いなり寿司って、いっつも売れ残るから、いっつも貰ってて。だから、買ってべてる人を見るの、なんか不思議な感じッス」 「……ええ~!?」 「いや、マジで」 「そんなに人気ないの? いなり寿司」 「らしいッスよ」 ショックでした。自分の好きなものが人気がない、というのは、非常に寂しいことでした。 それ以降、「私は捨てられる運命にあるようなべ物を、買ってんのか…

    blackspring
    blackspring 2008/07/24
     八百善の黒いなり
  • 円筒分水とかっこいい水路 :: デイリーポータルZ

    1年ほど前に出会って一目惚れして以来、ずっと円筒分水のことが頭から離れませんでした(参考記事:「気になる堰、そして円筒分水へ」)。 調べてみると、円筒分水は全国に点在し、関東地方だけでもほかにいくつか存在するとのこと。 そう言われるとどうしても見てみたくなってしまうのが、ドボク好きの悲しい性。 手始めに、群馬県にある円筒分水を3基、まわってきました。 (萩原 雅紀) 円筒分水のおさらい 円筒分水とは水を公平に分配するための施設で、大正末期から昭和初期にかけて、日で誕生しました。 1の水路から単なる枝分かれで水を分配すると、流量の多いときと少ないときで分配する割合に差が出てしまいます。また、より上流で取水した方が多くの水を確保できるのは言うまでもないことで、そのため地域同士の激しい水争いが各地で起こりました。 そこで考案されたのが円筒分水。下から水を吹き上げる円形の池を造り、その外周へあ

  • まっすぐ海へ行く :: デイリーポータルZ

    週刊少年ジャンプに連載されていた漫画「魁!男塾」には、印象的で非現実的なエピソードがいくつもある。 塾生たちが行う「直進行軍」という訓練もその一つ。街中を集団でただひたすらまっすぐ進むというもので、電柱があれば倒し、ビルがあれば破壊してでも進む。むちゃくちゃな悪行だ。 それを真似したい。 といっても壁は壊せないし、壊さない。そのかわり、障害物につきあたったらその裏側に回りこんでそこから進み、そのようすを撮影しておく。それをあとからつなげれば、壁を突き抜けて進んでいるように見えないだろうか。 (text by 三土たつお) まっすぐ進めば海につくはず 今回こんなことを考えたのは、以前から次のように思っていたからです。 たとえば海を見にいきたいとする。ふつうだったら、電車に乗って線路を進み、あるいは車に乗って道路を進んで海岸まで行くだろう。でもたまに思うことがある。日はどうせ海に囲まれている