このドローンは、鳥の足とよく似た「stereotyped nature-inspired aerial grasper(SNAG)」という機構を搭載し、木の枝をつかんで停止できる。SNAGは鳥の足と同じように動き、枝をつかむだけでなく、物をつかんで運んだり、着地したりも可能。 自然界に存在する枝は多種多様で、二つとして同じ枝はないという。大きさや形が違えば、表面の状態も異なる。それでも、鳥たちはえり好みせず上手に止まる。そこで、ハイスピードカメラで撮影した鳥の動きを調べ、ハヤブサの足を参考にSNAGを開発した。
![枝を鷲づかみして木に止まるドローンを開発、お手本はハヤブサの足--スタンフォード大学](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e7fe25b28ec6e7efc54229a295ee74293365fa6f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2021%2F12%2F03%2Ff1cd99a651e7b923597b923c3eba7668%2F2021_12_03_sato_nobuhiko_005_image_00.jpg)