復刊された渡邉恒雄『派閥 - 保守党の解剖』(1958)を読む;(上)戦後保守政治とマルクス経済学者 - kojitakenの日記の続き。意に反して日をまたいでしまったのは、疲れが出てしまったからだ。この3連休は、2週間前に引いた夏風邪の後始末をすべく、休養に充てるほかなさそうだ。 さて、このエントリのテーマは小選挙区制。1958年に当時32歳のナベツネ(渡辺恒雄)が書いた小選挙区制論を紹介するが、例によって小沢一郎批判に脱線するのはもちろんのことである。 派閥―保守党の解剖 作者: 渡辺恒雄出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2014/06/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る まず、上記書籍から引用する。 同選挙区内で喰うか喰われるかの選挙戦を演じて当選して来た二人の代議士が、再び次期の総選挙までの半日常的な選挙工作を通じてお互いに憎み合い、いが
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