Adobeは米国時間6月25日、新しくFlashやマルチメディアコンテンツ再生のサポートが組み込まれたドキュメント作成ソフトウェア「Acrobat 9」をリリースした。 Acrobat 9は、MOVファイルやWMVファイルをFlashコンテンツに変換できるので、PDF内にオーディオコンテンツや3Dモデルなどとともに埋め込むことができる。無料の「Acrobat Reader 9」は映像の再生が可能なので、他のメディアプレーヤーを開く必要はなくなる。 すでにAdobeは、Acrobat 9のベータテスト版や、ウェブベースのワードプロセッサ、ウェブ会議およびデスクトップ共有ツール、PDF作成、5Gバイトのファイル保存機能が提供される新オンラインサービスの「Acrobat.com」を、6月初旬にリリースしている。 Acrobat.comとのコンビネーションにより、Acrobat 9では、複数ユーザ