デンマーク・コリング北部ラグステッド村付近にある風力発電所の風力タービン(2015年12月13日撮影)。(c)AFP/JONATHAN NACKSTRAND 【1月25日 AFP】北欧デンマークでは2015年の年間電力消費量に占める風力発電の割合が半分近くに達し、世界最高を記録した。国有の送電事業者エナジーネット(Energinet.dk)がこのほど明らかにした。 デンマークの2015年の風力発電の割合は42.1%だった。国際エネルギー機関(IEA)のデータによると2014年は39.1%で、さらに伸びた。2014年はポルトガルが24%、スペインが20.4%でそれに続いていた。 同社の広報担当者はAFPに対して「2015年は例年よりもはるかに風が強い年だった」と指摘。風力発電の設備容量もやや増えたものの、それ自体は風力発電の比率が大きく伸びたことを説明するものではないとの見方を示した。 広報