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思想に関するborder-dwellerのブックマーク (23)

  • 山脇直司 on Twitter: "ロールズもサンデルも語っていない正義について色々思案中だが、グローバル正義はロールズが否定しサンデルは語らず、環境的正義は二人とも語らず、そして驚くべきことに、司法をめぐる修復的正義と報復的正義の相克については二人とも語っていない。うーん、意外と現代の正義論は貧困なのかもしれない"

    ロールズもサンデルも語っていない正義について色々思案中だが、グローバル正義はロールズが否定しサンデルは語らず、環境的正義は二人とも語らず、そして驚くべきことに、司法をめぐる修復的正義と報復的正義の相克については二人とも語っていない。うーん、意外と現代の正義論は貧困なのかもしれない

    山脇直司 on Twitter: "ロールズもサンデルも語っていない正義について色々思案中だが、グローバル正義はロールズが否定しサンデルは語らず、環境的正義は二人とも語らず、そして驚くべきことに、司法をめぐる修復的正義と報復的正義の相克については二人とも語っていない。うーん、意外と現代の正義論は貧困なのかもしれない"
  • [mixi]「正統と異端」 - 丸山眞男 | mixiコミュニティ

    以下、私の日記から転載します。 この国の政治の在り方、あるいは天皇制ということについて、思想史家、丸山真男の思想的営為を中心に少し考えてみたい。 丸山が最も影響を受けた思想家は、マルクスとウエーバーのふたりであろうと思う。ウエーバーの次の言葉は示唆的である。 「人間の行為を直接に支配するものは、利害関心であって、理念ではない。しかし、「理念」によってつくりだされた「世界像」は、きわめてしばしば転轍手として軌道を決定し、そしてその軌道の上を利益のダイナミックスが人間の行為を推し進めてきたのである。」(『世界宗教の経済倫理・序論』より) ウエーバーが生涯をかけて取り組んだ世界宗教の諸相。「その「理念」によってつくりだされた「世界像」」は、その社会、その国民の歩んでいく「軌道」を決定し、しばしば「転轍手」の役割を果たした。マルクスが生涯をかけてそのメカニズムを解明しようとした下部構造、あるいは「

    [mixi]「正統と異端」 - 丸山眞男 | mixiコミュニティ
  •  なぜ「ポピュリズム」と「新自由主義」は仲が良いのか? - 西東京日記 IN はてな

    トランプ大統領の誕生など、いわゆる「ポピュリズム」が注目を浴びています。この「ポピュリズム」の定義というのはなかなか難しいもので、政治学者の間でもその捉え方には違いがある状況ですが、多くの分析において「ポピュリズム」の隆盛の原因として広がる格差の問題があげられています。 ただ、格差の拡大によって剥奪感を感じた人々が現状の政治に不満を持つという回路は分かりやすいのですが、そうした人びとがトランプのような人物を支持するという点には謎が残ります。 格差の拡大によって貧しくなった人びとが、サンダースや急進的な再分配を訴える左翼的なポピュリズム政党を支持するというのはわかりやすいですが、「雇用」を連呼しているとはいえ、規制緩和と富裕層への減税を主張するトランプを支持することにはわかりにくさが残るのです。 つまり、「新自由主義」は市場における競争を重視する考えで「弱肉強」的な世界をつくりだすと考えら

     なぜ「ポピュリズム」と「新自由主義」は仲が良いのか? - 西東京日記 IN はてな
  • 新反動主義のおもしろさ

    このところneoreactionismに興味を持っている。ネオリベラリズムは新自由主義、ネオコンサバティズムは新保守主義と訳されるので、ネオリアクショニズムは新反動主義とでも訳すべきか。略してNRxと書かれることもある。 最近、新反動主義を含むこの種のネトウヨ的思想がアメリカで流行り始めているようで、まとめてAlt-right(オルタナロックならぬオルタナ右翼とでも称すべきか)と称するのだが、この関係の人脈が米共和党の大統領候補になったドナルド・トランプの陣営にまで潜り込んでいる。そのせいもあり、トランプやヒラリー・クリントンの演説でもAlt-rightが大まじめに語られるようになった。少し前まではごく少数の変人だけが興味を持つフリンジ(異端)に過ぎなかったのが、メインストリームのメディアにも取り上げられるようになったわけで、これは大出世と言えよう。率直に言えば、ポリティカル・コレクトネス

    新反動主義のおもしろさ
  • 情熱の力を持っているのは誰か? パリでの襲撃事件後

    情熱の力を持っているのは誰か? パリでの襲撃事件後 正月早々起きたパリでの襲撃事件後、「事件解説」の記事が世の中にあふれた。その中でも、ツァイト紙に続けて載った哲学者による記事が私にはとても興味深かった。スラヴォイ・ジジェクはパリで精神分析を学んだスロベニアの哲学者だが、彼の説明は頷けるところも多いのに、過激な部分もあり、ことに「過激派左翼」の部分にも同感できないし、イスラム原理主義者の「劣等感」も、ジジェクも残念ながら西洋中心主義に取り付かれているのかと思ってしまうが、そう思っているところに2週後、それに対する「反論」をベルリン芸術大学で哲学と文化科学を教えている韓国人のByung-Chul Hanが書いた記事が載った。これには同感させられたし、考えさせられた。この記事は両方あわせて読まなければ意味がないので、続けて訳すことにした。(ゆう) まずは1月15日に掲載されたジジェクの記事から

  • 「わが闘争」著作権切れの出版で対立 NHKニュース

    ヒトラーの自伝「わが闘争」の著作権を持つドイツの州政府は、再来年に著作権が切れたあとも、国内で出版されることがないよう対策を講じることを決め、批判的な解説を付けて出版を目指す歴史研究所と対立する事態となっています。 ドイツでは、ヒトラーの思想が詳しく記された自伝「わが闘争」は、ユダヤ人迫害など数々の残虐行為を行ったナチスの宣伝につながり、市民をファシズムへとあおるおそれがあるとして、出版が禁じられています。 ヒトラーが住所を置いていたことから、の著作権を持つ南部バイエルンの州政府も、一切、出版を認めてきませんでした。 州が保有する著作権はヒトラーの死後70年に当たる再来年、2015年末に消滅しますが、バイエルン州政府は11日、著作権が切れたあとも「わが闘争」が出版されることのないよう、対策を講じることを決めました。 その理由について、州政府は「の出版がユダヤ人迫害などの被害者に、今も大

  • もしネット右翼がニーチェの哲学書を読んだら - kurakimoの日記

    ニーチェが嫌いだ。 っていうより、日におけるニーチェの受容のされ方が嫌い。 「普通の若者、ビジネスマンがニーチェを読んでいる」と言われてきて久しいけれど、その実態はというと、著作から勇敢そうで歯切れのいい言葉を恣意的に引用・編集し、ポジティブ思考を翼賛しまくるだけの自己啓発へと貶められている…。 哲学をちょっとでも愛する人には、こういう不満をもつ人が多いだろう。しかしこれぐらいのことなら、ウザくてバカバカしいとは思うものの、まだ笑って許せる範囲ではあるまいか。もっと根深い問題は、ニーチェ・ブームとやらが偏狭なナショナリズムに吸収されてしまうことなのだ。現にニーチェの研究と翻訳に長年携わってきた第一人者に、西尾幹二みたいな、ニーチェが言うところの自由精神とは全く程遠い人物もいる。これはまさしくこの問題の深刻さを象徴している現象と言えよう。 ニーチェは、当時勢いを増しつつあった社会主義を批

  • あなたは「私は弱者だ」と言えるか? ――思想、震災、サブカルチャー―― - 鳥籠ノ砂

    ここに、あなたから見て明らかなハラスメントを受けている人がいる。仮に、名前をAさんとしておこう。このAさんを悲惨な状況から救うために、Bさんという別の人が「Aさんが嫌がっているじゃないか、やめろよ」と声を挙げる。しかし、Aさんはそれに応えようとしない。そこへ、Cさんというもう一人の人が現れると「Aさんの気持ちを、そうやって勝手に代弁するのはよくないよ。だって、当にイヤならAさんは自分でイヤだと言えるじゃないか。さあAさん、イヤならそうハッキリ言っていいよ?」と語りかける。これに対してAさんはしばらく口をつぐんでいたが、やがて「別にイヤじゃないですよ」と答えた。Aさんに明らかなハラスメントを行なっていたDさんは、自分がもう責められないことを知ってかホッとしたようだ。さて、そこで全てを見ていたあなたはなにを思うだろう? Eさんという人からすれば、Cさんはいくつかの間違いを犯している。一つ目は

    あなたは「私は弱者だ」と言えるか? ――思想、震災、サブカルチャー―― - 鳥籠ノ砂
  • 本の虫: リチャード・ストールマンは常に正しかった

    Richard Stallman Was Right All Along 去年の年末頃、オバマ大統領はテロリストの容疑者を裁判や令状なしに拘束できる法に署名した。世界中で起こっている平和的なオキュパイ運動家は、権力者からテロリストだとレッテル貼りをされている。通信を監視するSOPAを成立させるような圧力もある。30年前、リチャード・ストールマンがGNUプロジェクトを立ち上げてからこのかた30年間、彼の極端な物の見方は、馬鹿げていてパラノイアじみていると嘲笑されたものだ。しかし、この2012年において、パラノイアだと思われていた予測が、現実のものになろうとしている。 ごく最近まで、リチャード・ストールマンを世間離れしたパラノイアの狂人だと一笑に付すことは簡単であった。まあ、いってみれば、奴は古臭いコンピューターヒッピーだ。地下室に引きこもって自分の世界に浸っているパソコンオタクだ。あのヒゲ、

    border-dweller
    border-dweller 2012/01/15
    何がいいのかわからないから、結局それっぽい専門家に任せるわ~ってことになりそうだけど 制度的には必要なのかも  プログラミングはわからんし習熟して検証するほど余力もないし、とか考えると政治の話と似てく
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • 人文会 - 現代リベラリズムとは何であったか 盛山和夫

    盛山 和夫 一 今になって思えば、現代リベラリズム(従来のリベラリズムとは似て非なるもの。グレイのように区別しない論者もいるので注意が必要)は形を変えたポスト・モダンの現代思想であったようだ。むろん一方の旗手ロールズやドゥオーキンと他方のフーコーやデリダとは、基盤や背景になっている思想の系譜も明示的に語られている議論の中身も大きく異なる。何よりも文体に現れている思想の気分とでもいうべきものがまったく異質だ。両者は、ほとんどお互いを参照することなく独立に別々の思想空間で発生し展開してきたものである。しかし、両者がそれぞれ格闘した空間の位相構造はおそろしく類似している。フランス系現代思想が闘い、そこから脱出をはかったのは、マルクス主義という正統思想が高度産業社会の到来と構造主義とによって失脚させられた大空位状況である。それはリオタールの「大きな物語」の比喩が何よりも雄弁に明らかにしてい

  • 「保守派の私が原発に反対してきた理由」中島岳志‐マガジン9

    憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|「カフェ・ハチャムの挑戦」:バックナンバーへ| 2011-03-30up 中島岳志の「希望は、商店街! 札幌・カフェ・ハチャムの挑戦」 第5回 世界は普遍的に「想定外」なもの 福島第一原発の問題が起こってから、何人かのメディア関係者の方から原発についての取材を受けました。それは、私がこれまでに原発に対して批判的なコメントを行なってきたからです。しかし、一方で私は保守派を自認しています。保守思想に基づいて、物事を考え、自分が保守の立場に立っていることを公言しています。この立場と原発反対の言論が、世の中では奇妙なものに映るようです。 メディアの皆さんは一様に「なぜ中島さんは、保守派なのに原発を批判してきたのですか?」と質問されます。「原発批判は左派の占有物」という発想からなのか、保守派に原発を批判する人が極めて少

  • 金明秀( han_org )氏によるナショナリズムとパトリオティズムの違いについて

    金明秀 Ꮶɨʍ, ʍʏʊռɢֆօօ @han_org ぼくが当人の複雑な心中を特定の物語に回収しないようにと思って一言のツイートもできないとき、メディアはこんなに簡単にナショナリズムに回収してしまうのか。 / 「あんなきれいなゴール、一生ない」ボレーシュートの李 http://t.asahi.com/188l 2011-01-31 10:11:59

    金明秀( han_org )氏によるナショナリズムとパトリオティズムの違いについて
  • 【Web読書会】 東浩紀『動物化するポストモダン』 - テッペイの森

    私と夫は結婚して5年が経ち、二人の子どもにも恵まれていました。 夫はここ最近職場で部署異動をして、残業が多くなり、出張も何度かあったのですが、仕事が大変だと愚痴る夫に対して気の毒だなと感じて、支えて頑張ってきました。 しかしある時出張に行ったはずの夫が休みだということがわかったのです。 私には夫の会社のつながりの人で仲良くなった奥さんがいるのですが、その人からラインで「○○さん、夏休みとっているね。楽しんでね。」という文章が送られてきたのです。 出張に行ったばずの夫は当は夏休みをとっていたのです。 そのことを知った時にびっくりして、嘘の出張から帰ってきた夫に事実を聞きました。 その時に携帯電話もチェックさせてもらい、携帯電話のチェックは最初は嫌がっていましたが、渋々応じて中を見ると、楽しそうな女性とのやり取りのラインが残っていました。 そして逃げられないと思ったのか、夫は女性との旅行だっ

  • 責任をとるということ - Pinball Wizard

    エッセイ震災後の東浩紀さんの言動*1には一応被災者の一人として当に腹がたつけれども、娘に対する責任ということを口にするとそこに対して拳を振り上げる気にはなれない。いや、そこで東さんの口にする理屈(とも言えないもの)にもっともだ、と思ったということではない。彼の口走るデリダとかレヴィナスについて、少なくとも訳書を読みかじっただけのぼくでも笑止千万な話だ。自分の話だけをして怒られたからと言って、今度は身内の話をしだすのにはあきれ果ててしまう。東さんには徹底して「他者」という概念が欠けているような気がする。しかし、やっぱりそうは言ってもぼくも「20代の独身男子」だけど*2、東さんの娘さんの汐音ちゃんの顔が浮かんでしまって、いざ振り上げた拳をその顔の前ですごすごと降ろさざるを得ないような気がしてしまう。自分に娘がいたらどうするか、というのとも違うと思う。自分がこういう非日常的な場面にあって、まさ

    border-dweller
    border-dweller 2011/03/21
    レヴィナスか
  • 東京新聞:ユダヤ差別発言 デザイナー解雇 ディオール主任ガリアーノさん:国際(TOKYO Web)

    【パリ=清水俊郎】フランスの高級服飾大手ディオール社の世界的に有名な主任デザイナーで英国人のジョン・ガリアーノ氏(50)がユダヤ人差別の暴言を吐いた疑いが浮上し、同社は一日、解雇を発表した。同氏は二月二十四日夜、周辺にユダヤ人が多く住むパリのマレ地区のカフェで居合わせた客に暴言を吐いた。当時、酒に酔っていたらしい。被害者から名誉毀損(きそん)で刑事告訴され、捜査当局から事情聴取を受けた。 さらに同二十八日には、ガリアーノ氏が同じ店で女性に「私はヒトラーが大好きだ。君たちは君たちの親と同じように毒ガスで死ぬ」などと暴言を吐く映像が英大衆紙サンの電子版で報じられた。

  • 『正義論 改訂版』 ジョン・ロールズ著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    今、あなたは生まれる前の世界にいるとしよう。そして、生まれた後の社会で権利や富、地位がどのようなルールで分配されるべきかを決める会議に出席しているとしよう。あなたは自分が何者として生まれるのかを知らない。男性として生まれるのか女性として生まれるのか、裕福な家庭に生まれるのか貧しい家庭に生まれるのか、健常者として生まれるのか体や心に障害をもつ者として生まれるのか、何も知らない。 こうした「無知のヴェール」に包まれた状況で、あなたは、男性は政治に参加できるが女性はできないというルールに賛成するだろうか。貧しい家庭の子どもは教育を受ける機会が少なくても仕方がないと考えるだろうか。体や心に障害をもつ人が健常者から何の気遣いも受けないまま放置されることに一票を投じるだろうか。あなたは、どのようなルールであれば合意するだろうか。 この問いこそ、20世紀アメリカを代表する哲学者ロールズが、40年前、

    border-dweller
    border-dweller 2011/01/13
    うお、7500円のやつだ 流石にためらう値段 図書館に入らないかな~
  • 船には乗っていません、という話。 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    ハーバード大学のサンデル教授の倫理学の授業を紹介する番組*1が評判になっている。番組では、「究極の選択」を学生につきつけ、そこから合理的判断を導くように議論させる方式の授業が放映されているようだ。私は、番組自体は実際に視聴していないが、こうしたワークショップ形式の授業を受けたことがある。 id:x0123456789さんが、こうした形式での倫理学を批判している。 「究極の選択は倫理的行為なのか」 http://d.hatena.ne.jp/x0123456789/20100425/1272180857 私もまた、こうした倫理学には批判的ではあるが、x0123456789さんと同じ考えではない。私は、極限状態における倫理を問うてきたし、これからも問うていくだろう。ただ、サンデル教授のような倫理学との違いは、繰り返し「私たちは、その現場にはいない」ということを強調することだ。 x0123456

    船には乗っていません、という話。 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    border-dweller
    border-dweller 2011/01/02
    トリアージ論争を思い出した ここら辺の話は是非聞きたかった所
  • リアリティとアクチュアリティの違いってなんでしょうか?詳しく分かる方がいたら教えてください。 - どのような思想も、「アクチュア... - Yahoo!知恵袋

    どのような思想も、「アクチュアリティー」(actuality)を問題にしない思想というものはない。 アクチュアリティーという語は日語に翻訳しにくい言葉である。 「現実性」「顕在性」「現状」、あえて言うなら「現在性」というところだろう。 現代思想はわれわれの時代と社会と人間のアクチュアリティーを問う。 ただし、その場合目に見えて、顕在的に現れている現象を、その意味でアクチュアルな現象だけを追求するのではない。 表層的な現象に隠れて深層で進行していることを明らかにするのが、理論的な知の役割である。 これに対して「リアリティ」 (reality) 現実は表層的現象を表現しているに過ぎない。この問題を突き詰めるとパラドックスの問題に到る。これ以上は認識の次元を超えて論理の止揚を提示しなければ解決しない命題である。

    リアリティとアクチュアリティの違いってなんでしょうか?詳しく分かる方がいたら教えてください。 - どのような思想も、「アクチュア... - Yahoo!知恵袋
  • 「戦いはいまでも続いている」 爆破テロ犯が振り返る、左翼運動とその思想

    ■前編はこちら 1970年代に東アジア反日武装戦線のメンバーとして、社会を震撼させた「連続企業爆破事件」に関わっていた宇賀神寿一氏。指名手配から7年間にわたる潜伏後、82年に逮捕。90年に懲役18年を言い渡され、03年に刑務所を出所するまで21年間の獄中生活を送った。その後の「救援連絡センター」メンバーとしての活躍は前編の通り。後編では、その「事件」に至るまでの経緯をうかがった。 高校時代から左翼運動に関わり始めた宇賀神氏。在日コリアン問題や下層労働者の問題に取り組み、「東アジア反日武装戦線」に参加。このグループには死刑判決を受けた大道寺将司 、益永利明や無期懲役判決を受けて服役中の黒川芳正、現在も逃亡中の桐島聡らが参加していた。 三菱重工や三井物産、大成建設などの大企業を標的にした連続企業爆破事件では、宇賀神氏は鹿島建設と間組の爆破事件に関与していた。はたして、その事件の裏にはどんな思想

    「戦いはいまでも続いている」 爆破テロ犯が振り返る、左翼運動とその思想