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ブックマーク / blog.livedoor.jp/burarihyotan (5)

  • 新宿「ベルク」「紀伊國屋書店」「花園神社」・・・ : ブラリひょうたんから駒

    新年二日は恒例の妹夫婦が実家にやって来て、一緒に過ごす。実業の世界にいる妹の亭主に、虚業の世界からも追放されそうな義兄が、あちらの世界のあれこれを聞く。ふーん、いまじゃあそうなっているのかあ。 三日は新宿に出た。まずは必ず立ち寄る東口「ベルク」へ。手作り新聞「ベルク通信」の新年号を片手に、「ジャーマン・ブランチ・珈琲付き」六〇九円也をほおばる。ずいぶん以前から問題になっているらしい「立ち退き問題」だが、依然として解決されていないようだ。ルミネの社長宛の「嘆願署名」用紙なども店内に置いてあったので、目を通したのだが、この「立ち退き問題」、いくら読んでも事の質が見えない。ルミネ側がなぜこの繁盛店に、「立ち退き」を迫るのか、またJR東日という巨大資の子会社である「ルミネ」が、嫌がらせで小店に立ち退きを迫る、とも思えないので、「ベルク」側もなぜその裏にあるものを読み取ろうとしないのか、双方と

    新宿「ベルク」「紀伊國屋書店」「花園神社」・・・ : ブラリひょうたんから駒
    bridgestone
    bridgestone 2011/01/07
    "なぜこの繁盛店に、「立ち退き」を迫るのか、またJR東日本という巨大資本の子会社である「ルミネ」が、嫌がらせで小店に立ち退きを迫る、とも思えないので、(略)なぜその裏にあるものを読み取ろうとしないのか"
  • 信州リンゴ三兄弟 : ブラリひょうたんから駒

    連日、海老蔵の助六ぶりにマスコミが大騒ぎしているようだが、あれは少々のことでヘコむようなタマでもなかろう。人はケロリとしたものだと思う。むしろ、会見を開いた団十郎の方が心配だった。久しぶりに見たが、持病との折り合いは付いているのだろうか。 一〇日ほど前に、東京のはずれの実家にリンゴを送った。来なら、贈答用の、大きくてかたちの整った揃いを送るのがたしなみというものだろうが、それでは面白くない。この時期の贈答用といえば、ほとんどの品種がサンふじ。ほかの品種も混ぜて送りたかったので、山形村のファーマーズ・ガーデンと松今井の道の駅の両方に寄って、買い揃えた。 信州リンゴの三兄弟「秋映(あきばえ)」「シナノスイート」「シナノゴールド」のなかからは、かろうじて後ろの二品種、それに「あいかの香り」、サンふじを違う農家で二種類、と選んだように記憶している。 サンふじを送るのでなければ、もっと早くに準

    信州リンゴ三兄弟 : ブラリひょうたんから駒
    bridgestone
    bridgestone 2010/12/05
    "本人はケロリとしたものだと思う。むしろ、会見を開いた団十郎の方が心配だった。久しぶりに見たが、持病との折り合いは付いているのだろうか。"
  • 「篠ノ井線廃線敷」を歩く : ブラリひょうたんから駒

    鉄道ファンでも何でもないけれども、安曇野市にある「篠ノ井線廃線敷」というところに行ってきた。 篠ノ井線の歴史は古く、明治三十五年には長野市「篠ノ井駅」と「塩尻駅」間を結ぶ全線が開通している。その後昭和四十五年に電化され、昭和六十三年には「西条駅」と「明科駅」間が新線に切り替えられた。廃線となったこの区間の線路敷を散歩できるように整備したのが、「篠ノ井線廃線敷」である。残っているのは電化されていた時期の鉄道設備なので、比較的新しい印象だが、トンネルなどは古色蒼然としたレンガ造りである。単線だったので、ちょうど線路の上を歩いて行く感じ。レールは取り払われていて、足元は礫石(?)だったり、枕木を砕いたようなフカフカだったり、いろいろである。 いちばん端の「三五山トンネル」まで足を延ばしたかったが、途中で雲行きが怪しくなり、雷鳴が聞こえてきたので、少し手前の「東平庵」という建物があるあたりで引き返

    「篠ノ井線廃線敷」を歩く : ブラリひょうたんから駒
  • 寒中お見舞い申し上げます : ブラリひょうたんから駒

    寒中お見舞い申し上げます。 あまりにあいだが空きすぎて、新年の挨拶ではなく寒中見舞いになってしまいました。 年も宜しくお願いいたします。 帰省中は東京をウロウロ歩き回り、人物観察と都会の呼吸を掴むのに終始した。東京の移り変わりには全く疎くなってしまった(地下鉄「副都心線」って何だ?)が、なに、この「呼吸を掴む」 コツさえ錆びさせなければ大丈夫である。ただ、そのためにはひたすら歩かなければいけないわけで、ひたすらそうした。毎日、冬枯れの風景ばかり見慣れてい た目には、最初東京は「原色の街」に映ったが、不思議なもので半日も歩き回っていると、視神経が馴化されてくる。 たぶん、私が日でいちばん好きなビア&カフェ、新宿東口の「ベルク」で連日、お茶できたことが年始の収穫か。「ベルク」の店内の活気のある店員の受け 答え、コップや皿を洗う際の擦れる音、ポワーンポワーンと響く客の会話などが渾然とした空間

    寒中お見舞い申し上げます : ブラリひょうたんから駒
  • 黒岩比佐子さんの著作 : ブラリひょうたんから駒

    評論家・ノンフィクション作家の黒岩比佐子さんがブログ「古書の森日記~古中毒症患者の身辺雑記」で検査入院されたことを書かれていたが、このほどの更新で、検査の結果、それが「膵臓がん」であったこと、周囲に転移が見られ、「ステージ4」の段階であったことを告白されている。 黒岩さんとは面識はないが、一度のご注文をいただいたことがあり、来古屋が著名な注文主にそうした私信を送ることは好ましくないのであるが、一ファンとして受注返信メールに簡単な言葉を添えた記憶がある。そうしたら、返事をいただいて、そのものも欲しかったのだが、変わった屋号だったので注文してみました、というような内容であった(私はもうひとつ古屋の屋号を持っている)。 黒岩さんが書かれているブログは、明治文学と明治の古への偏愛にあふれた素晴らしいもので、ひところ熱心に読んでいたが、伊那に引っ越して一年くらい経ってからは、あまり覗か

    黒岩比佐子さんの著作 : ブラリひょうたんから駒
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