ニシン豊漁 石狩沿岸 96年の稚魚放流開始以降 最多1376トン 資源管理の成果 (07/10 09:59) 稚魚放流を始めてから最多の漁獲量だった、今年の石狩沿岸のニシン漁=2月、厚田漁港 【石狩】石狩市沿岸で今年漁獲されたニシンは1376トンで、1996年の稚魚放流開始以来、最多を記録したことが道のまとめで分かった。石狩湾漁協(石狩)は「網の目を大きくしたり、漁期を短くするなどした結果」と分析し、来年以降も資源管理を徹底する。 道は石狩、後志、留萌、宗谷各管内の日本海沿岸で、1~5月に捕れた漁協別のニシンの漁獲高をまとめた。石狩管内では、石狩湾漁協厚田本所の714トンが最も多く、次いで石狩支所の518トン、浜益支所の144トンだった。 日本海沿岸全体でも96年以来で最多の2297トンを記録。管内別の最多は石狩の1376トンで、次いで後志の905トン、留萌の16トンだった。 ニシンが海岸