65歳以上の高齢者が払う4月からの介護保険料の自治体間の格差は約2・5倍になったことが23日、厚生労働省のまとめでわかった。 改定前の2・8倍より縮小している。保険料が最も高いのは青森県十和田市の月額5770円。最も低いのは、福島県檜枝岐村と岐阜県七宗町の2265円だった。 今年度の介護保険料は全国平均で月額4160円。上昇を抑制するために公費が投入されたこともあり、改定前の4090円に比べて1・7%増と小幅な伸びにとどまった。 ◆65歳以上の介護保険料(月額)◆ ◇保険料が高い自治体 青森県十和田市5770円 長崎県江迎(えむかえ)町5750円 沖縄県与那国町5720円 東京都利島(としま)村5700円 長崎県時津(とぎつ)町5696円 ◇保険料が低い自治体 福島県檜枝岐(ひのえまた)村2265円 岐阜県七宗(ひちそう)町2265円 奈良県山添(やまぞえ)村2300円 福島県中島村243