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携帯電話ビジネスに大きな変革の波が訪れている。一つは,前回の日経コミュニケーションOnline スペシャル・リポートで紹介した携帯電話網開放によるMVNO(仮想移動体通信事業者)の促進。そしてもう一つの“大物”が,「販売奨励金」の改革だ。最も象徴的な動きが,総務省が1月22日に立ち上げた「モバイルビジネス研究会」(写真)。第1回会合では,菅義偉(すが・よしひで)総務大臣が「販売奨励金やMVNOなどについて,役所としてもう一度基本に立ち返って考える」と現状のビジネスモデルに変革を促す考えを表明した。 総務省は,2006年夏に実施した「携帯電話の国際戦略に関する勉強会」の報告書でも「販売奨励金に代表される市場成長期のモデルからの脱却が必要」とするなど問題意識をあらわにしていたが,ついに改革を実行するための具体的な検討に移り始めた格好だ。総務省幹部は「2007年は携帯電話事業が大きく変わる年にな
東京・銀座の「中銀カプセルタワービル」の建て替え・保存論争が話題を呼んでいる陰で、同じ黒川紀章氏設計による大阪・心斎橋の「ソニータワー」の解体工事がひっそりと進んでいる。
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