横浜商科大学(横浜市)は新学期から、多機能携帯電話「アイフォーン」を、すべての学生と教職員約1700人に無償貸与する。全学での取り組みは全国初という。 教授らから「補助教材として」と提案があった。学内ネットワークとつなぎ、授業の動画や資料を配信。学生は通学中でも予復習ができる。 基本料とメール、昼間の通話、授業用の教育支援ソフトは大学負担。夜の通話や授業で使わない機能は学生負担。ゲームや音楽のダウンロードもできるが「使いすぎに注意」と呼びかける。
「自分も同じ病気。負けないで」。9日、東京地裁で脱税事件の判決言い渡し後、心臓病を理由に減刑を求めた被告に裁判官が語りかけた。病気は「有利な事情」とは認められなかったが、被告は「ありがとうございました」と頭を下げ、退廷する裁判官を直立不動で見送った。 3年間で約9400万円を脱税したとして、法人税法違反罪に問われた東京の金属卸販売会社長(54)と同社の公判。片岡理知(まさとも)裁判官は社長に懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年)、同社に罰金2千万円(同罰金2800万円)を言い渡した。複数の心臓疾患を理由に寛大な判決を求めていた社長に、片岡裁判官は「体調がよろしくないことを酌んだ判例はあるが、今回はあえて(減刑の理由に)挙げなかった。体が悪いから罪が軽いとは言い難い」と指摘。「あなたの診断書にあった病気の一つを私も持っている。それに負けないで、会社の事業を頑張ってほしい」と語りかけた。 言
7日に急逝した巨人の木村拓也コーチは高校時代、夏の全国高校野球選手権大会に出場している。地方大会からチームを取材していた当時の担当記者が、思い出を記した。 ◇ 甲子園球場の傍らを走る高架の阪神高速道路。1988年夏、頭上に高速道路があることに、あっけに取られる少年たちがいた。 宮崎県下有数の県立進学校ながら、夏の全国高校野球選手権大会に初出場を果たした宮崎南の選手たちには、そんな純朴さがあった。そのなかに、37歳で急逝した巨人の木村拓也コーチもいた。 小柄な1年生の控え選手だったが、地方大会の初打席で代打ホームランを放ったパンチ力と勝負強さを買われてのベンチ入りだったと記憶している。 クリクリとした人なつっこい目で、いつも元気。ムードメーカー的な文字通りの野球小僧が、当時の木村くんだった。かといって、目立ちたがり屋だったわけではないだろう。甲子園の開会式の入場行進では、一
買い物や飛行機に乗ったときに還元されるポイントやマイレージの年間発行額が2009年度、1兆円を超えたとみられることが9日、野村総合研究所の推計で分かった。消費者に「ポイントはためなきゃ損」という意識が定着し、小売りや携帯電話など多くの業界が相次いで参入したことが背景にある。 同研究所は06年度分から、家電量販店やコンビニエンスストアなど10業種のポイント発行額を推計し公表している。09年度の推計は9115億円だが、新たに始まった政府の家電エコポイントを1322億円分(1ポイント=1円で換算、10年2月末時点)足すと1兆円を超える、と結論づけた。 発行額が最も多いのは家電業界。業界平均のポイント還元率は利用額の7%と、1〜2%程度の他業界に比べて突出している。同研究所の冨田勝己・主任コンサルタントは「値引き競争がすさまじい」と話す。 最近伸びているコンビニでは、単なる値下げではなく、特
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く