五輪をはじめとする国際的なスポーツイベントで、選手個人の政治的な意思表現は厳格に禁止されている。しかし韓国選手はこれを軽視してきた。 朴容晟(パク・ヨンソン)大韓体育会長は11日、ハンギョレ新聞のインタビューで、「事前に政治的なジェスチャーをしてはいけないと何度も教育したが、選手が興奮して行った」と述べた。 確認の結果、体育会が五輪前に泰陵選手村で2度、パフォーマンス関連の教育をしたのは事実だ。しかしサッカー代表チームは別の空間で練習し、五輪日程も他の種目と違うため、教育の「死角地帯」にあった。大韓サッカー協会の関係者は「大韓体育会がパフォーマンスに関する公文書を送ったことはない」と述べた。 「独島パフォーマンスをしようとしたがやめた」という具滋哲の発言はさらに衝撃的だ。もし韓国選手が得点した後に団体で「独島は韓国の領土」と知らせるパフォーマンスをしていれば、大規模な懲戒処分事態が発生して
【カーディフ(英国)大前仁】ロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦で、日本を破って銅メダルを獲得した韓国代表の朴鍾佑(パク・チョンウ)選手が、竹島(韓国名・独島)の領有を主張するメッセージを掲げた問題で、「独島は我々の領土」と書かれたボードを作り、朴選手に手渡したとみられる韓国人男性は試合中、毎日新聞の取材に応じ、李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸に賛同する一方で「日本への敵対心はない」と話していた。 英国の大学で学ぶ27歳の男性で、試合後半の開始後、スタジアム内を歩いていた。手作りのボードについては、少し答えをちゅうちょした後で領土問題について書いたと説明した。ただし「大学には日本人の友人もいるし、日本に対する敵対心はない」と語った。
関連トピックス原子力発電所 2030年の原発比率など将来のエネルギー政策について、政府が国民の意見を募るパブリックコメント(パブコメ)が12日、締め切られた。政府は、意見聴取会や討論型世論調査で集めた声を含め、どう政策に反映させるかを議論する専門家会合を近く開く方向で検討している。13日にも古川元久国家戦略相が方針を表明する。 政府は6月末、30年の発電量に占める原発の比率について3案を提示。7月2日に始まったパブコメへの応募は、10日夜時点で5万件を超えた。政府は、ほかの政策でもパブコメを実施してきたが、実際にどう反映したかが見えづらかった。今回も「国民の声を聞いたというアリバイ作りだ」との批判が出ている。 このため、異なる調査方法で出た結果の扱い方を世論調査の専門家などによる会合で議論し、野田政権が9月にもまとめる新しいエネルギー政策に反映させる。会合の様子を、ネットで公開するこ
関連トピックスパナソニックオリンピックオリンピックパーク最寄り駅に続く商業施設前に掲げられたビザの広告。今大会、大活躍したボルトが目を引く=ロンドン市内オリンピックパーク内に設けられたパナソニックの3Dシアター施設。ボルトの100メートル決勝の走りなどを臨場感を持って味わえるとあって行列ができていた=ロンドン市内施設内でのクレジットカードはビザしか使えない。会計レジ横にはお断りが書かれていた=ロンドン市内バレーボールの競技場で試合の様子を大きく映し出すパナソニックのディスプレー=ロンドン市内 ロンドン五輪のメーン会場、オリンピックパーク最寄り駅の商業施設前でボルトがにらみをきかせていた。もちろん本人ではない。手にクレジットカードを持った広告だ。 閉幕を迎える前に、期間中見てきた五輪と企業の関係を考えたい。 スポンサー企業は協賛金と引き換えに、五輪ロゴや映像を広告宣伝に使える権利が与え
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