WikiLeaksが28日に公開した膨大な機密データには、年初に発覚したGoogleへのサイバー攻撃が中国政府の指示によるものだとする文書が含まれていた。 物議を醸している団体、WikiLeaksが入手した機密文書によると、今年起きた米GoogleのGmailシステムへのハッキング事件の背後には中国政府が絡んでいたようだ。 機密文書を収集し、メディアを通じてこれらの情報を暴露することで知られるWikiLeaksは、過去3年間にわたる25万件の米国外交文書を入手し、その一部をNew York Timesなどのメディアに提供した。 New York Timesでは、その中に含まれる文書の1つについて、「中国の連絡員が1月に北京の米大使館に伝えた通り、中国共産党が国内にあるGoogleのコンピュータシステムへの侵入を指示したことを示す証拠だ」と述べている。 同文書によると、このハッキングは政府の