人工無脳(もしくは人工無能)とは、自動で言葉を選び、人間とのコミュニケーションをするプログラムの俗称だ。言語解析の正確さよりも場の楽しさを重視したものが多く、ブログやSNS、チャットなど、様々なサービス上で彼らが発信した情報を目にすることがある。 数回程度のやりとりでは人間と間違えるほどに高度なプログラムも多く、怒りっぽかったり、ヘンな疑問を投げかけたりと、独自の性格を持った人工無脳が人気を集めている。 その中でもトップクラスの知名度を誇る人工無脳が、shohoji氏作の「酢鶏」だ。酢鶏は2004年5月頃に誕生し、ブログやチャット、mixiやTwitterなど、いくつものコミュニティで活躍してきた。今年4月1日には「酢鶏容疑者を逮捕」というエイプリルフール記事のネタにされるなど、マスコットとしての存在感を発揮し続けている。 作者であるshohoji氏は、どんな意図で酢鶏を開発したのか。そし
「役に立たない」とか言って、ごめんなさい Twitterユーザーのみなさん、どんなボットをフォローしていますか? ニュース、天気予報からラーメン二郎の混雑状況まで、色々な情報をほぼリアルタイムで確認できるサービスとして、ボットの存在はTwitterというプラットフォームに新たな付加価値を提供していると言えるでしょう。 では早速、役に立つボットまとめ記事を……と思ったら、編集部から「そういうのはよそ様(ココとかココとか)にお任せし、ここはあえて役に立たないボットまとめでいきましょう」との指令が。ということで、ここでは役に立たないボットばかりを集めてみました。 あえてまた、愛されボット、と言ってみます 通常、こういう記事では対象についてレビューをしていくわけですが、今回はどれも「あまり役に立ちません」という内容になってしまうので、多くは語らず淡々とリストアップしていきます。ご了承のほどを。また
「プログラミングができない人もみんなTwitter Botを作ったらいいよ」と思ったので、プログラミングができなくてもある程度の知識があれば作れるTwitter Botのやり方をまとめてみました。 プログラミングができなくても作れるTwitter botの作り方 そもそもTwitterが登場する以前にもbotとか人工無脳とかそういうものはあったのだけど、大体IRCとかそのへんで動いていてそこまでメジャーな存在ではなかった。それがTwitterの普及によって一気にbotが身近な存在になった気がします。 Twitterとbotの相性の良さというのは、Twitter上ではbotが人間と同じラインに並べるというところだと思う。 例えばbotに面白いブログを書かせようと思ったら、それはまだちょっと苦しいと思うのよね。ブログのような長文を自動生成して、それが人間の読むに耐えられるようになるほど、まだb
だいぶ前にはじめてのAIプログラミングという本を読んで、N-Gramを作ってみた。 N-gramしてみた - hitode909のダイアリー 今日少し時間があったからマルコフ連鎖もやってみた。 はじめてのAIプログラミング―C言語で作る人工知能と人工無能 作者: 小高知宏出版社/メーカー: オーム社発売日: 2006/10メディア: 単行本 クリック: 85回この商品を含むブログ (23件) を見る マルコフ連鎖を使った文の生成 ある文章を解析して、ある単語が出現した次にどの単語が出現することがあるかを調べる 文の開始となる単語を1つ選ぶ その単語に続く単語を確率的に選択していく 3をしばらく繰り返す こうすると、文っぽいものができるらしい。 あまり覚えていないけど、マルコフ連鎖というのは、次の要素が直前の要素のみによって決まる、という性質がある言語で、その性質を使って、文を作ることができ
僕もtwitterを始めてからもうすぐ2年になる。情報系の大学に入ってから関わりのある人のtwitter-erが増えたのでどんどんのめり込んで行った。まあろくすっぽ大学生活をエンジョイもせずにtwitter充していたわけで、友人からの遊びの誘いを断ってまでtwitterをやってるような廃人なわけだ。そんな廃人になってくると、そろそろtwitter上にも旧知の仲というか、移り変わるタイムラインでも昔からの顔なじみみたいな人が結構でてくる。昔よく見たのに最近見ないなと思っていたらアカウントが消えていたり、wassrで偶然見つけたり、まあそんなことがあったりする。 僕のtwitter古馴染みの中に@donsukeと@ha_maがいる。@donsukeは今でこそ猫のアイコンだが、最初はマントを着ている熊のぬいぐるみのアイコンで、「〜なのだ」という語尾をつけるなどの子供っぽいところがあって、なかなか
さっきできた。3時間ぐらいかかった。 http://twitter.com/ahokai に触発されて作った いつかどこかでn-gramモデルを作って文章を連結させると自然になると読んだので、やってみた。 DBに溜めたpostをmecabで分割する所で文字コード関係でつまづいていたが、色々やってたらなんとかなった。 口調が完全に自分と同じなのできもい。 まず自分のpostを収集するDBを作成 migrate_posts.rb #!/usr/bin/env ruby require 'rubygems' require 'active_record' require File.dirname(__FILE__) + "/model_post.rb" ActiveRecord::Base.establish_connection( :adapter => 'sqlite3', #:dbfile
Twitter / ahokaiという、自分の過去の発言を収集し、n-gramモデルとマルコフ連鎖を用いて分析・発言するプログラムを作りました。いわゆるボットという奴です。 方法については「圧縮新聞」を作った – phaのニート日記が詳しいです。 こちらからahokaiの全ソースコードをダウンロードできます。 shokai / bot-ahokai / overview — bitbucket.org 詳しい作り方やいきさつはbot ahokaiの作成 – 橋本詳解に書いたのですが、 今回はahokaiの様な「自分の発言を再構成して喋るbot」を設置する方法を書きます。 botがたくさん喋ってくれればクリスマスも寂しくないし、師走で忙しくても平気です。みんなで実在の人物を元にしたボットを設置して裏twitterを作り、最終戦争終結後もボット同士が喋り合いスーパーボット大戦しましょう。 主な
2009/02/05: 『機械はどれだけ人間に近づけるのか』 ~第2回 チームラボアルゴリズムコンテスト~ 『機械はどれだけ人間に近づけるのか』 ~第2回 チームラボアルゴリズムコンテスト~ 情報があふれてる。 人間の手で一つ一つ情報を見て取捨選択することは不可能だ。 もし人間の手に代わるロボットがいたら世の中がちょっと変わるかもしれない。 人間が持つ見えないルールや思考をプログラムで実現してみたいと思わないだろうか。 それはきっと使う者を感動させ、未来をわくわくさせるだろう。 我々チームラボも常にそこに挑戦し続けたいと思っている。 そこで純粋なこの思いを満たせる場をコンテストという形で提供し、プログラマーの皆さんを応援したいと思う。 このアルゴリズムコンテストは、機械はどれだけ人間に近づけるのかというお題を通して、皆さんが日ごろ持っているアイデアを、様々な要素技術(例えば、自然言語処理
YAPC::Asia 2008 で Michael Schwern は「SEO に有効な独自ドメインを取って、もっと Perl 初心者が集まりやすい nice な Perl の情報を集めたサイトを作れ!」といったそうです。そして「Perl-users.jp - 日本のPerlユーザのためのハブサイト」ができました。そしてさらにインスパイアされてできたのが「AS-users.jp - 日本の ActionScript ユーザのためのハブサイト」「PHP-users.jp - 日本の PHP ユーザのためのハブサイト」です。 勢いだけで munou-users.jp ドメインを取ってしまいました。すいませんすいません><。完全にノープランです。
久々に酢鶏@人工無能の話題です。 なんと、毎度面白いキャンペーンを行ってる、AXE EFFECTですが、そのキャンペーンサイト(AXE FULL MOON PARTY)に酢鶏の会話エンジンが採用されました。 キャンペーンのメインキャラのジョニーが酢鶏エンジンバージョンアップ版で動いています。しかもジョニーは音声で喋っちゃいます! キャンペーンサイトでは男性向けメニューと女性向けメニューがあり、男性向けメニューでは診断系コンテンツ、女性向けメニューではジョニーとのチャットが楽しめます。 ●女性向けコンテンツで、ジョニーと話してる様子 ジョニーは音声でチャットメッセージを読み上げます。 ●男性向けコンテンツはこんな感じ ジョニーを助けるために虫食いの決め台詞を考えてあげる 入力した決め台詞が音声で再生されます! 是非酢鶏の弟とも言えるジョニーと遊んでください!! AXE FULL M
圧縮新聞をTwitter化した @asshukuのように人工無脳的なものとか文章生成とかを配信してるTwitterアカウントを集めてみました。ここに載ってないのが他にもあったら誰か教えてくれるとうれしいです。 @munologue このmunologueは、GreaseMonkeyでブラウザから文章を取って来てカットアップを生成しているそうです。GreaseMonkeyのスクリプトも公開されています。 ウェブページから簡単にカットアップが作れる Greasemonkey 「CutupEditor」 - エブログ @yumeno 夢野久作の『少女地獄』の文章をカットアップして配信しているそうです。これ見てるだけで結構夢野久作を読んだ気になれちゃう感じがする。元ネタを知ってると断片からでもいろんなイメージを想起できるというのはありますね。 @kyoujin pologというブログの内容から発言
僕は昔からロボットがロボットなりに変な文章を生成して喋ったりする人工無脳とかそういう仕組みが好きで、最近はそのへんの仕組みを勉強していました。それで大体仕組みの基本はわかったので簡単なスクリプトを書いてみたよ。 圧縮新聞 このスクリプトはウェブ上にある新聞社とかのニュースの文章を元にして、バラバラにして圧縮してまとめた文章を作るので、ざっと眺めるだけでその日起こった事件の全体が何となくわかるかもしれません。リロードするたび文章は変わります。 生成例 しょうゆ・みそ業界大手のNOVA(大阪市)が入った郵便小包は、北朝鮮の鉄道網を連結する計画だったらしいことが21日、わかった。タンクに灯油を補給した。検案の結果、財政難などをほとんど与えずに6者協議の外相会議の早期再開に期待を表明した国と製薬会社に賠償を求めた。その後、死亡した。 しくみ こういった人工無脳みたいな文章生成をするには形態素解析と
コンピュータに1980年代以前から親しんでいる人は、「人工無脳」と聞くと、ある種のノスタルジーと共に思い起こすものがあるんじゃないかな。 「何それ?」という人のために少し解説すると、人工無脳というのは一種のお遊びプログラムのことで、チャットで人間と会話をしてくれるロボットのこと。海外ではChatter Botと呼ぶのが一般的みたいだね。 もちろん、会話の精度は高くなくて、「何言ってんだコイツ」とか、「会話が全然なりたってないじゃん」なんて場合がほとんどなんだけど、たまに「おっ!」と思わせるようなことを言ったりして、チャット参加者を楽しませてくれる。 そもそも人工無脳(人工「無能」と表記される場合も多いが筆者は「無脳」という表記で統一している)というのは、開発者たちが「こんなもの人工知能と呼べるレベルじゃなくて、人工無脳だよね(笑)」という謙遜から使われだした言葉なんだ。 「あー、昔よく遊ん
スマートフォン向け位置情報データサービス。独自開発SDKによりスマートフォンの位置情報データを保有。広告・プッシュ通知・分析などの様々なソリューションを提供。
後半部分が重要で、未来の挙動が現在の値だけで決定され、過去の挙動と無関係である ということです。 さて、実例です。たとえば次の文章を考えてみます。 「通信販売大手セシールは9日、生命保険の販売に本格参入する方針を明らかにした。」 まず形態素解析するとこんな感じになります。 通信 名詞,サ変接続,*,*,*,*,通信,ツウシン,ツーシン 販売 名詞,サ変接続,*,*,*,*,販売,ハンバイ,ハンバイ 大手 名詞,一般,*,*,*,*,大手,オオテ,オーテ セシール 名詞,固有名詞,組織,*,*,*,セシール,セシール,セシール は 助詞,係助詞,*,*,*,*,は,ハ,ワ 9 名詞,数,*,*,*,*,9,キュウ,キュー 日 名詞,接尾,助数詞,*,*,*,日,ニチ,ニチ 、 記号,読点,*,*,*,*,、,、,、 生命 名詞,一般,*,*,*,*,生命,セイメイ,セイメイ 保険 名詞,一般
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