うちにはテレビがないので又聞きの話になってしまうのだけれど、ロボット技術の軍事利用について取り上げたテレビ番組があったのだとか。確かに最近では、特にアメリカにおいて陸・海・空のいずれでも無人ヴィークルが登場したり、あるいは開発されたりしている状況だから、「戦争のロボット化」という指摘、間違いじゃない。 こういう話になると、出てくる指摘というのはたいていパターン化している。ひとつは「民生用に開発したロボット技術を軍事利用するとは怪しからん」というもの、もうひとつは「ロボット化が進めば、気軽にボタンを押すだけになってしまって戦争への敷居が下がる」というもの。 ホンマか ? まず前者についていえば、以前に「松下電器はパソコン兵器の回収を、だって !?」で書いたことの繰り返し。民生品のハイテク化が進んだことで、軍民兼用 (いわゆる dual-use) テクノロジーが一般的になっているのが実情。 だ