この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・ちょっと前、アンディ・ウィアーのSF小説、「火星の人」「アルテミス」「プロジェクト・へイルメアリー」を読み終えました ・個人的な好みとしては、「火星の人」が今まで読んだSFの中でもトップクラス、「プロジェクト・ヘイルメアリー」が本当に僅かな差でその後を追う位置づけ ・「アルテミス」も面白かったんだけど、作品の方向性の違いもあり、その二作には(私の中では)やや届きませんでした ・アンディ・ウィアー作品の真骨頂は、「大きな問題提示の豪快なスケール」「小さな問題解決のテンポの良さ」「その問題解決手段の説得力」なのではないかと思いました ・「物語における文章リソースの割き方」もアンディ作品の大きな特徴の一つだと思います ・「火星の人」で既にその面白さが完成していたところ、「プロジェクト・ヘイルメアリーでは「大小さまざまな謎解き」がそこに加わっ
![アンディ・ウィアー作品、ものすっっっごく大変に面白いので皆さんも読んでください。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5c2a6a533bbf9963a3f316941418c057173af62f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.tinect.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F11%2F25ed3f406ca0c843f54a4f558cde2d66.jpg)