新しい仕組みのがん治療薬「オプジーボ」を使用後に、別のがん免疫療法を受けた60代男性が、副作用とみられる症状で死亡したとして、オプジーボを製造する小野薬品工業(大阪市)は19日、こうした治療を同時に行わないよう医師らに注意を呼び掛けた。 小野薬品によると、男性は肺がんで、オプジーボの投与から約3週間後に、自身から取り出した免疫細胞を活発にして体内に戻すがん免疫療法を自由診療で実施したとみられる。その後、多臓器不全となり心不全で死亡したという。 このほかにも5人に、がん免疫療法との併用で重い副作用が出たとの報告があった。
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