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ブックマーク / www.ringolab.com (6)

  • フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる - 情報考学 Passion For The Future

    ・フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる 脳神経外科医が現代人の脳に起きている異変を語る。 「それが良いことなのか悪いことなのかはともかくとして、私たちはインターネットをあまりにも便利に使うことによって、日常生活の中で、知識を得るまでのプロセスに多様性や複雑さをなくし、思い出す手がかりのない記憶をどんどん増やしてしまっているようなところがないでしょうか。そのために「知っているけど思い出せない」ということが増えた。」という著者の指摘に考えさせられる。 パソコン任せ、インターネット任せの生活は、私たちをさまざまな面倒から解放した。検索すれば容易に情報が見つかる。気になるページはブックマークしておけばよい。わざわざ記憶しなくなった。人にURLを送りつければ自ら説明する手間が省ける。だから内容を深く理解しておく必要もない。脳の負担が減って楽になる=ITを使いこなしている=良いことと考えがちだ。

  • 借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記 - 情報考学 Passion For The Future

    ・借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記 25歳年収240万円のフリーターが、欲に目がくらんであっという間に1億2千万円、利息24%の借金を背負う。過酷な取り立てに追い込まれるが、自己破産することも許されない無間地獄の日々。生々しい。すべて著者の体験した実話だそうだ。借金体験記は世の中にいくらでもあるのだろうが、人気メールマガジンの作者なだけあって、リードから読ませるのがうまい。 この人の借金は完全に自業自得だし、債権者との訴訟における著者の言い分もいまひとつ同情できる内容ではない。だがどん底に陥ってもあきらめず、意識的な勉強によって復活のためのファイナンスインテリジェンスを身につけていく。したたかな生き方には学べる内容も多い。 著者は借金を完済しただけでなく、現在は行政書士事務所、不動産会社とホテルチェーンの経営者として成功しているらし

  • Passion For The Future: 日本語は天才である

    語は天才である スポンサード リンク ・日語は天才である 天才翻訳者、柳瀬尚紀が書いた日語の蘊蓄。 柳瀬尚紀といえば難解さで知られる世界文学ジェイムス・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」「ユリシーズ」や、知的構築の極みダグラス・ホフスタッターの「ゲーデル・エッシャー・バッハ」、幻想文学の古典ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」、映画になったロアルド・ダール 『チョコレート工場の秘密』 など、歴史的名作に名訳をつけてきた。 学生時代にフィネガンズ・ウェイクを柳瀬の翻訳で読んだ。この作品はジョイスが作った人工言語で書かれている上に、文体が章ごとにめまぐるしく変わる。アナグラムや回文などの言葉遊びが何万も続く。辞書を使って単語を置き換えても意味は通らない文ばかりだ。そもそも英語としても意味が確定できない。普通に考えれば訳出は不可能な作品だが、柳瀬は創造性を発揮して、原作の面白さを

  • Passion For The Future: 過去のWebサイトを丸ごとローカルへ復元するWarrick

    過去のWebサイトを丸ごとローカルへ復元するWarrick スポンサード リンク InternetArchiveには過去のWebのアーカイブが保存されている。私が90年代に運営していたaccess.or.jpというWebサイトを見たければ、 http://web.archive.org/web/*/http://www.access.or.jp から日付選択でその日の姿のWebを表示させることができる。 とても便利なアーカイブサービスだが、バックアップされたサイト全体をダウンロードするのは面倒である。Warrickを使うと一行の指示でその作業を自動で行ってくれる。 ・Warrick - Tool for Reconstructing a Website http://www.cs.odu.edu/~fmccown/research/lazy/warrick.html 動作にはPerlが必要

  • Passion For The Future: 「書ける人」になるブログ文章教室

    「書ける人」になるブログ文章教室 スポンサード リンク ・「書ける人」になるブログ文章教室 ブログの書籍化に取り組むアメーバブックスの取締役編集長で小説家の山川健一著。 ブログはしょせん日記だけれども日の文学史は土佐日記や徒然草、枕草子などの日記、随筆に母胎を持つという分析からこのは始まる。近代になって知識人が大衆に教え諭す上位下達式の難解な文学が流行ったこともあったが、今はその近代文学が力を失い、再び「女子供が平仮名でだらだら書く日記。オヤジのグチ。身辺雑記」の伝統に戻りつつある、ブログの爆発的広がりはその表れなのだと著者はいう。 ブログは高飛車に書くと炎上するし、謙虚すぎても嫌味になる。普通の人間である書き手が、どういう態度でのぞむべきか、作者のアドバイスがいい。 「大切なのは、自分の立ち位置をはっきり決め、優越感と劣等感の両方から自由になり、「普通の人間」として心を込めて文章を書

  • Passion For The Future: ホワイトハウスの職人たち

    ホワイトハウスの職人たち スポンサード リンク ・ホワイトハウスの職人たち 普段あまり語られることのないホワイトハウスの裏方スタッフの職人にスポットライトをあてた。登場するのはホワイトハウスお抱えの菓子職人、学芸員、理髪師、料理人、仕立て屋、フローリストの6人。彼らへの取材を通して大統領一家やVIPの華やかな私生活も垣間見える。 「ホワイトハウスの菓子職人にならないか、と誘われたのです。世界最高の権力を持つリーダーのためにペーストリーを作ることに魅力を感じた私はすぐさまイエスと答えました。」 どうやってホワイトハウスに職を得たのか、日常気をつけていること、大統領一家とのエピソードなど話題はことかかない。歴代大統領が愛1した料理やデザート、家具調度品、スーツ、フラワーアレンジメントなど、固有名詞も紹介されているのでモノ好きにも参考になる内容である。 「 ホワイトハウスの総料理長と主席菓子職

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