内戦が続くシリアで、アサド政権と反政府勢力による停戦が発効してから一夜明けた13日、各地の戦闘は収まり、停戦はおおむね守られています。 イギリスを拠点に内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、停戦入りした直後は、各地でしばらく小規模な戦闘が続いたものの、13日に入ってからは戦闘は収まっているということです。 北西部のイドリブ県で取材をしている地元の記者は、NHKの電話取材に対し、「停戦に入ってからこれまでのところ、市民が攻撃され、けが人が出たという報告もあるが、死亡した人はいない」と話していました。 前回、ことし2月に停戦が成立した際は、政府軍が、停戦の対象にはなっていないとして、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織への攻撃を続け、これに対して、停戦に合意した反政府勢力側は、攻撃は自分たちにも及んでいるとして攻撃を再開し、停戦が崩壊しました。今回の合意でも、停戦がどれだけ維持
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