iKiwi @angelcrown Twitterの中の人、3.11の時に独断で日本エリアのサーバーを増強してくれたというアメリカにいるエンジニアのことなどは本当に尊敬してるので、その人の首は無事であって欲しい。あの時はありがとう。もし既にTwitterに見切りをつけて別の仕事をしてるならどうか幸せになっていてください 2022-11-06 17:29:55
中国・上海で開催された世界人工知能大会(WAIC)に展示されたテスラのロボット(2023年7月6日撮影、資料写真)。(c)WANG Zhao / AFP 【10月29日 AFP】米シリコンバレー(Silicon Valley)で人気のある「長期主義(Longtermism)」という思想は、人類滅亡というテーマを軸に据えて人工知能(AI)をめぐる議論の枠組みを提供してきた。 しかしここへ来て、「長期主義は危険」だと警戒する声が大きくなっている。人類滅亡という壮大なテーマにとらわれすぎ、データ窃盗や偏ったアルゴリズムなど、AIに関する現実的な問題を矮小(わいしょう)化しているという批判だ。 人類滅亡思想の歴史について著書がある作家のエミール・トーレス(Emile Torres)氏も、以前は長期主義に賛同していたが、今は反対の立場を取っている。 同氏は長期主義について、過去に大量虐殺やジェノサイ
オックスフォード大学の哲学者、ウィリアム・マッカスキルの新刊『What We Owe the Future(私たちが未来に負うべきもの)』が、大きな議論を巻き起こしている。これは、効果的利他主義(EA、effective altruism)の最新の動きだ。この社会運動の支持者は、戦略、データ、証拠を利用して世界に最大限の良い影響を与えることを目指している。 マッカスキルの新刊では、そうしたEAの思想の中でも「長期主義(longtermism)」と呼ばれるものが力を増していることが主張されている。長期主義者たちは、私たちの今日の行動が恐ろしくはるかな未来、すなわち数十億年先、数兆年先の人類の生活を改善することができ、実際そうすることが私たちの道義的責任であると主張している。 いろいろな意味で、長期主義は素直で議論の余地のない良い考えだ。人類は古くから、自分の子どもや孫だけでなく、決して会うこ
第47回で「アリスとテレスのまぼろし工場」を取りあげたとき述べたように、今年のアニメ映画のタイトルを並べると「なぜこんなにも“物語とは何なのか?”が問われているのだろうか?」という疑問がわく。12月15日公開の「屋根裏のラジャー」(監督・百瀬義行)もそのひとつである。 主人公ラジャーは、少女アマンダが想像で生みだしたイマジナリと呼ばれる少年だ。他人には見えないラジャーが、アマンダと切り離された後、彼女の危機を救うために奮闘する冒険もので、イマジナリを喰らうことで生きながらえる男ミスター・バンティングがヴィランとして登場し、その対立が全編を支えている。 作中では書店、図書館と「物語の宝庫」とイマジナリが強く結びつけられている。物語の触発する想像力とは現実をどのように活性化し、変革しうるものなのか、想像の存在に独立性をあたえることで問いかけてくる。「空想の産物を食い物にしているミスター・バンテ
2016年12月、このブログに「人工知能をトランスサイエンス問題として考えてみる」という記事を書いた。トランスサイエンスというキーワードを使って、AIが社会や自分の生活に与える影響について考える心構えを整理してみたものだった。 それから7年たち、2024年が始まろうとしている今、私はAI*1について考える「心構え」を改めて持つ必要を感じている*2。AIに関する日々の情報が多すぎて、それに呑み込まれつつあるという危機感からだ。 2023年は、OpenAIをはじめとする先端企業のプレスリリース、各国政府のAI規制の行方、思想的リーダーたちのAIに関する思考を綴ったメディア記事やツイートなど、AIに関するあらゆるニュースが気になって仕方がなかった。私はテクノロジーに関して保守的なほうでもあり、すぐに最先端のAIを仕事や生活に取り入れたいわけではない。それでもAIに注意を奪われたのは、ある種の「ゲ
出雲・稲佐の浜(令和5年 神在月) Inasa-no Hama (Inasa Beach) in Izumo, Japan during Kami Ari Zuki (The Month of the Gods' Presence) in 2023. 1.4/50 Summilux ASPH, LEICA M (Typ 240) もうかれこれ4~5か月前、旧知である新メディア"Pivot"の佐々木紀彦さんと竹下隆一郎さんから熱烈なご相談があり、9 quesitonsという番組に出たことがあった。70分1本勝負で一気に収録したが、そこで僕が言ったことの一つは「みんなAIの話ばかりをしすぎている。人類にとって大きな2つの課題があり、それをこそ解決すべきであり、AIだとかデータはそのためのツールとして使うべきだ」という話だった*1。 - その二つの課題とは「人類と地球との共存」と「人口調整局面の
Twitterを買収し、名称をXと変更したことで耳目を集める、米国のイーロン・マスク氏。彼が浸かってきたシリコンバレーの思想に、近年新たな動きが見られると、八田真行・駿河台大学准教授は指摘する。 (『中央公論』2023年10月号より抜粋) 時代を象徴する大富豪 電気自動車(テスラ)と宇宙開発(スペースX)。全く異なり、しかもかつてはあまり見込みがないと思われていた分野で起業して成功を収め、一代で世界一の大富豪となったイーロン・マスクは、その言動でも注目を集める存在だ。2022年にTwitter(現X)を買収したことで、知名度や影響力は良くも悪くも一般のレベルにまで達した。 マスクの型破りな言動を、彼自身の一風変わった性格に帰するのは間違いではない。9月中旬に邦訳書が出版されるジャーナリストのウォルター・アイザックソンによる評伝は、これまで謎に包まれていたマスクのパーソナリティに光を当てるも
テクノ楽観主義者からラッダイトまで 2023.10.11 Updated by yomoyomo on October 11, 2023, 12:39 pm JST 前回の「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」を書いた後に、「中央公論」2023年10月号に掲載された八田真行氏の「イーロン・マスクは一人ではない」(前半部がウェブ公開されています)を読み、イーロン・マスク、ピーター・ティール、マーク・アンドリーセンといった「シリコンバレーのテクノクラートたち」の思想を表現する「TESCREAL」という造語が紹介されているのが注意を引きました。 「TESCREAL」とは、トランスヒューマニズム(Transhumanism)、エクストリピアニズム(Extropianism)、シンギュラリタリアニズム(Singularitarianism)、宇宙主義(Cosmicism)、合理主義(R
12月26日、「文春オンライン」で“性加害疑惑”が報じられたダウンタウン・松本人志(60)。記事によれば、2015年に東京・六本木の超高級ホテルのスイートルームで飲み会を開催。後輩芸人に女性を集めさせ、“ゲーム”と称して性的な行為を迫っていたという。 報道を受けて松本が所属する吉本興業は、公式サイトを通じて《当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです》と否定。《当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です》と、松本のスキャンダルを報じた「週刊文春」と争う姿勢を見せている。 そのいっぽうで、別の人気芸人にも余波が及んでいるようだ。 「27日発売の『週刊文春』では、飲み会に参加した女性の告発を元に詳報しています。時期は8年前の’15年冬だそうで
突然ですが! これから「江戸時代までの日本は『性におおらかな社会』だったが、西洋的/キリスト教的価値観の輸入がそれを潰した」とかいうなぜか世間にはびこる謎幻想、およびその手の害毒史観のもとで作られた『春画先生』という映画の問題点についてキッチリ語らせていただきます。 ……つーかとっくに上映終了している映画について今さらウダウダ指摘するのもなんだと思ったけど、やっぱ今年のムカつきは今年のうちに全部吐き出しておかねば気が済まぬ。 かなり長くなるだろうけど、しばしお付き合いいただければ幸い。 そもそも。 「おおらか論」に与する人たちってのは、当時に春画・春本の類が何の制約もなく出版され、大衆がそれを白昼堂々と買うことができたと思ってるんだろうか? 例えば明和年間に京都の書店組合が発行した『禁書目録』には好色本が多く掲載されているし、為永春水ほどの才気ある戯作者も、たかが『春色梅児誉美』程度のハー
ssir-j.org ついこの間「さよなら、さよなら、デザイン思考」という文章を読んだばかりだが、デザイン思考の評価並びに模索すべき方向性についての詳細な記事が Stanford Social Innovation Review(SSIR)で公開されている。 この記事の原文は SSIR で2023年最も読まれた記事の1位のようで、SSIR に限らず(この文章にも書かれているように、当時 IDEO の CEO だったティム・ブラウンらによって書かれ、SSIR に掲載された「デザイン思考 × ソーシャルイノベーション」は重要文献だった)いろんな人が大きな期待をかけてきたトピックであり、結局、デザイン思考ってどうなんだ? という関心は今もとても強いということなのだろう。 この文章はまず、デザイン思考の旗印のもとで行われてきた試みが、複雑な社会問題に対して効果のある持続可能な解決策を生み出せなかっ
未来を人質にとる? イーロン・マスクを駆り立てる「長期主義」という特異な倫理観――木澤佐登志『闇の精神史』まえがき全文公開 『闇の自己啓発』『ニック・ランドと新反動主義』などで注目の著者が、ロシア宇宙主義からサイバースペース、そしてイーロン・マスクまで、現代社会の背後にひそむ〈宇宙〉をめぐる思想を抉り出す待望の新刊『闇の精神史』(木澤佐登志、ハヤカワ新書)。果てなき頭上の漆黒に、人は何を見るのか。本書のテーマと問題提起を語る「まえがき」を全文公開します。 『闇の精神史』 木澤佐登志、ハヤカワ新書『闇の精神史』まえがき私たちがあの輝くばかりの砂のお城に対する信仰を決定的に失うことで、私たちの目はよりほの暗い明りに慣れ、その薄い明りの中にもうひとつのユートピアを認めることができるようになるかもしれません。 ――アーシュラ・K・ル・グィン【1】 2023年8月27日、日本人1名を含む宇宙飛行士4
「違和感を拭えないことが多かった」「途中から見るのをやめた」といった声が、私のもとに届けられる機会が多かった。2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」。実際、全48回の平均世帯視聴率は11.2%と、歴代の大河ドラマのワースト2を記録した。テレビの視聴の仕方が多様化した昨今、視聴者数は視聴率だけでは測れないが、視聴者の関心が高いと思われる時代と人物が描かれたことを考えると、さみしい数字だといわざるをえない。 【写真6枚】於愛を演じた広瀬アリス 妹・すずとの“美脚”ショットも 「違和感」の所在を、私は大別して、以下に集約している。登場人物のキャラクターを単純明快にしすぎたこと。女性の活躍という現代社会における課題を、過去において実現済みのように描いたこと。そして、お涙ちょうだいのメロドラマを優先して歴史のダイナミズムを軽視したこと。その3点である。 こう書くと、「ドラマはドラマであり、史実
今日はこの会に参加してきた。 江本伸悟さんが今年から立ち上げた私塾・松葉舎(しょうようしゃ)の、開校記念イベント。江本さんの10年来の学友である森田真生さんなど、ゆかりの人々も集まって、4時間の講演会が行われた。 まずは、江本さんによる塾設立の趣旨説明。続いて、江本さん本人と、塾設立以前から江本さんから学んでいる2人の塾生の方によるプレゼン。最後に、森田真生さんのゲストトークで締められた。 江本さんは「サンゴ礁に心は宿るか?」という話をされた。一見、突拍子もない問いだが、最先端の生命科学や脳科学の知の断片をつないでいくと、だんだんとそれが意味をなす問いに変わっていく。粗削りで試行錯誤感のあるプレゼンだったが、松葉舎が何をするところなのかがよく伝わってきた。心や生命とはこういうもの「だろう」という常識や予断を疑うこと。いろいろな学問分野に学び、自分なりの世界観を組み上げていくこと。そしてそれ
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