Record China
日本メディアによると、米国のヒラリー・クリントン国務長官が2月16日から2日間の日程で日本を訪問する。日本がヒラリー氏就任後初の訪問国となったことに、米国が再び「頭越し」外交を行うことを懸念していた日本の多くの政治家は興奮冷めやらぬ様子だ。彼らは、これは米民主党とオバマ政権が依然として日本を重視していることを示すものであり、米国外交における日米同盟の重要な地位に変りはなく、日本はヒラリー氏が初の訪問国に日本を選んだことで、1998年のクリントン大統領の「頭越し」訪中により失ったメンツをついに挽回したと考えている。(文:蒋立峰) 実際には、ヒラリー氏が最初の訪問国に日本を選んだのは、日本をなだめるためではない。ヒラリー氏は以前、米日同盟は「米国のアジア政策の礎」と表明したが、礎になったからといって、礎が常に一丸とは限らない。日本が、こうした本来余り真剣になるに値しないことに、これほど真剣に
2009年01月01日20:51 カテゴリオタクin中国北京生活のあれこれ わがオタク的青春の北京 その2 新年あけましておめでとうございます。 今年も当ブログをどうかよろしくお願いします。 今年最初の更新は前回に引き続き、私自身のオタク的中国生活についてを。 前回の「中学時代編」は私が大ピンチ状態な暗い話だったので、 「年末最後の更新がこれかよ!ヲイ!」 とツッコミを受けたりしましたが、 まぁその、私のオタク的中国生活を語る上で、 説明しないわけにはいかない前置きの部分でして・・・・・・ 実質今回からが本編ですね。 「中学時代編」から読んでいただけるならそれに越した事は無いのですが、 あんまり読んでいて気分のいい話ではないですしパスしたいという方はとりあえず、 私が中国の現地校の中学校に通っていて、 日本人ということでいじめられまくって大ピンチな状態が続き 楽しみも無いのでオタク趣味には
2009年01月24日16:19 カテゴリオタクin中国アニメ 女性の中国オタクから嫌われている女性キャラ 前回の記事 中国オタクに嫌われている女性キャラについて では中国で嫌われていると思われるキャラを紹介させていただきましたが、 その理由については不明な点が有りました。 特に、女性から嫌われているっぽいキャラについてはその理由がイマイチ分からないという話も来ております。 その辺について現役の女性中国オタクの方に聞いてみた所、 かなり詳しく教えてもらえたので今回はそれに関して一つ。 まず、逆ハーレム系作品の主人公的なキャラはかなり嫌われやすいそうです。 この系統のキャラは作品の性質上存在感が薄い「空気」になりがちですが、それだけにちょっとダメな行動をしてしまうとかなり嫌われるとか。 ただ、中には好かれているキャラもいるそうで 「遥かなる時空の中で3」の春日望美 「桜蘭高校ホスト部」の藤岡
2009年01月17日20:21 カテゴリオタクin中国アニメ WHITE ALBUMへの中国オタクの反応 今期の新作アニメ「WHITE ALBUM」、 アニメに備え、先日久々に原作のゲームを引っ張り出してみたらwindows95対応だったりして、時代を感じてしまいました。 原作のゲームが出てからもう10年経ったのですな。 さてこのアニメ版WHITE ALBUM、中国ではわりと注目されています。 これは原作ゲームを作ったLeafの知名度も有るのですが、 大きな理由は 主人公の藤井冬弥の悪名 だったりします。 実は中国のオタクの間には 四大人間のクズ と呼ばれている有名嫌われキャラがいまして、 藤井冬弥もその中に入っているのですな。 その四大人間のクズですが 鳴海孝之(君が望む永遠) 伊藤誠(School Days) 土見凛(SHUFFLE!) 藤井冬弥(WHITE ALBUM) の四名。
2009年02月05日19:06 カテゴリオタクin中国漫画 ラノベの挿絵に関して議論を戦わせる中国オタク達 先日の記事で、 中国の新聞でライトノベルが青少年に悪影響を与えると報道されたのを紹介させていただきました。 この件でラノベが槍玉に上がった原因としては、 挿絵が目をひいたのが原因の一つかもしれませんな。 ちょうど ラノベの挿絵について中国オタクの面々はどう考えているのか? という質問もいただきましたので、 ソッチ系のサイトで見かけた議論をいくつか、 例の如く私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。 もし萌える挿絵が無ければ、ライトノベルの魅力はこれほど大きくならなかったのではないだろうか。挿絵の無いラノベなどラノベではない! テキストファイルでしか読んでない俺はそんなの関係ない。 俺は挿絵を見てから内容について考える。 ただし冲方丁は例外。 挿絵が無い方が良いというのは本買わな
2008年09月20日17:55 カテゴリオタクin中国漫画 自分の同人誌がスキャンされて放流された事に中国の同人作家が激怒 今回も頂いたネタについて一つ。 最近、中国各地で同人即売会が開催されており、色々な同人作品が出ています。 当ブログでも何度か紹介していますが、かなりレベルの高いものも有ります。 そんな中、ついにと言いますか、やはりと言いますか、同人即売会で頒布された同人誌がスキャン&ネットに放流されるという事件が起きたそうです。 で、とあるスレッドに作家ご本人が激怒して降臨という事に。 長めの発言が多い上にネットのスラング表記も多いので私の分かる範囲での意訳となりますが、そのスレの発言を紹介させていただきます。 ちなみに、斜体の文字が(たぶん)作者ご本人の発言です。 本を買った人は俺がしっかりと「スキャンして流すな」と書いてあるのが見えると思う。 スキャンされたのは追加バージョンで
ペレルマンのことを書いたついでに、去年の本だがおもしろいので紹介しておこう。この種の本としては、傑作『フェルマーの最終定理』が文庫になったのでおすすめするが、本書もそれに劣らずよく書けている。 テーマになっているポアンカレ予想は、本書によれば「3次元物体にかけた輪ゴムを一点に縮めることができるのは(トポロジカルな意味の)球面だけだ」という、子供の遊びみたいな命題だ。しかも、これは4次元以上では証明されたのに、3次元(といっても多様体だから普通の球体ではない)だけが残されていた。それをウェブサイトに投げたドラフトで証明してしまったのがペレルマンである。 一般の読者には、彼の証明までの20世紀のトポロジーの歴史がやさしく解説されているのが便利だ。その証明の内容もていねいに説明されているが、さっぱりわからない(一般人が理解するのは無理)。しかし、これによって「トポロジーを研究する数学者の仕事
楊外相は、日本側との捜査協力を進めるために担当部署から連絡させると約束したという。ギョーザ事件では捜査当局の見解が対立していた。中国の捜査当局には真剣な取り組みを求めたい。 その意味で中国側から新たな情報の提供がなかったのは残念だ。現状では製造元の天洋食品(河北省)が回収したギョーザが再び出回った事情さえわからない。不可解だ。 餃子だけが問題じゃないというのはあると思うが、それにしてもこの「不可解」を自然に前提して考えないと中国とはやってけない。 中国当局は依然、中国での中毒事件の発生を公表していない。加工食品の品質チェックを担当する国家品質監督検査検疫総局の局長が自殺したとの報道もある。中国の「食の安全」への不安はますます高まっている。福田首相が強調する「消費者の目線」は外交でも忘れてはならない。国民不在の情報統制を改めるよう中国政府に促していくべきだ。 中国の情報統制はしかたない面もあ
今朝の新聞を読んだら、新彊ウイグル地区で爆弾テロがあった。 北京オリンピックは果たして無事に開催されるのであろうか。 毎日新聞に三ヶ月おきに書いている「水脈」という時事エッセイの締め切りなので、そのことについて書く。 北京オリンピックについては、二ヶ月ほど前に TBS の報道研究誌に寄稿を求められて、少し長めのものを書いたことがある。 あまり人目に触れる機会のない媒体であるから、その後半部分をここに転載しておく。 友人のビジネスマン平川克美くんは「中国人が北京オリンピックで失うものは、日本人が東京オリンピックで失ったものの10倍規模になるだろう」と予測している。私の実感もそれに近い。 中国の人々が北京オリンピックで失うものは私たちの想像を超えて巨大なものになるだろう。 こういう国家的イベントによって失われるものは「かたちのあるもの」ではない。むしろ、「かたちのないことが手柄であるようなもの
中国で今、「四川大地震で生徒より先に逃げ出した高校の教師」が話題になっている。しかもこの教師は自らその事実を、ネットで「告白」した。 最初は、なぜ彼がわざわざネットに書いたのか、何が言いたかったのかに関して、深く考察されることもなく、ただ単に卑怯か否か、道徳的に許されるか否か、といった賛否両論の方が表面化していた。しかし彼のこの告白は、徐々にだが、中国を支配するイデオロギーに基づいた道徳観念や、価値観の是非に対する議論のきっかけになりつつある。それはゆっくりと、中国のネットに大きな潮流を形成しつつあるように思われる。 それらの生の声を丹念に拾っていくと、この教師が投げかけた一石には、実は最初から現在の中国の思想統制を痛烈に批判する「メッセージ」が隠されていたことが見えてきた。果たしてこれが中国の新しい潮流を生むきっかけになるのか否か、そして中国の民は何を考えているのかに関して、私なりの分析
「中国人のビジネス・ルール 兵法三十六計(梁増美)」(参照)は出先の書店の平積みで見かけ冒頭を立ち読みし、へぇ面白いんじゃいのと思ったので買って読んだ。兵法三十六計について面白いというより、「第一章「兵法」がわかれば中国人がわかる」が儒教と兵法の対応で中国人を論じていて、それはそうかなと思った。つまり、同書によれば、中国人というのは身内には儒教の倫理を適用するけど、身内でない人には兵法で接する、と。 ここでいう兵法というのは簡単に言えば策略、計略、というか、奸計というか陰謀というか、まあ日本人から見るとそう見える。中国人にビジネスで接していると「なんだか騙されたような気がする」から「マジに騙された」とか、第三十一計美人計で嵌められたとか(微細に羨ましい感じもしないではないが)、とかいろいろあり、本書は、そういうケーススタディが計ごとに伝聞的にテンコモリになっている、とひとまず言える。 ちょ
「たかがマンガ、たかがアニメ」が中国の若者たちを変え、民主化を促す--? 日本製の動漫(アニメ・漫画)が中国で大流行。その影響力は中国青少年の生き方を変え、中国政府もあわてて自国動漫産業を確立しようとやっきになっているほど。もはや世界を変えるのは、政治的革命ではなく、サブカルチャーの普及による民衆の生活意識の変化なのだ。しかも、それを手助けするのはたやすく手に入る「悪名高き」海賊版なのである! 連載中から大反響の本企画がいよいよ単行本化。現代中国論としても、日中関係論としても、そして何よりサブカルチャー論としてもこれまでにない論点を提示し、かつ、膨大な取材に基づき驚くべき事実を掘り起こしたノンフィクションの決定版! タイトルは『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』。ぜひお読み下さい。 (日経ビジネスオンライン編集部) 今年2月に拙著『中国動慢新人類』が出版されてまもなく、北京
来日したダライラマ14世が記者会見で「無垢な中国人が私を悪魔だと信じているのが悲しい」と語っていたが、ダライラマの精一杯の慎重に慎重を期した善意の発言であったとしても、これはやはり間違いだと思う。 言うまでもなく、世界中には中国人の留学生、ビジネスマン、単純労働者が膨大に存在している。彼らは当然ながら、中国共産党が何をしてきたのかをメディアを通じて知っているはずだし、滞在先の国民からそうした議論をすることだってたまにはあるだろう。それなのに、「表現の自由」が確立しているはずのヨーロッパやアメリカで「欧米のメディアは偏っている」という、まるで中国政府のスポークスマンの実行部隊であるかのようなデモが起きたのである。3年前の、日本人を一気に「中国嫌い」にさせたあの「反日デモ」の時でも、ヨーロッパでデモが起こっていたことは記憶に新しいが、当時は誰もこの不可解さを説明していなかった。 これは断言して
2008年6月17日、中国商務部(省)は、四川大地震で寄付を表明した義援金額を約束通り支払わない外資系企業12社の社名を公表した。これら企業は「数回に分けて寄付する予定」「赤十字社を介して寄付したはず」などと思わぬ仕打ちに怒りを露わにしている。京華時報が伝えた。 【その他の写真】 米小売大手のウォルマートは、「1700万元(約2億5000万円)の約束が500万元(約7500万円)しか支払われていない」と指摘された。これに対し、「ただ現金を寄付するだけではなく、現地の実情に合わせた何らかのプロジェクトを進めていく予定」と述べている。また、世界的な半導体開発・製造企業の米テキサス・インスツルメンツも「175万元(約2600万円)が全額未払い」と指摘されたが、「米赤十字社を通じて寄付したはず。商務部が把握していないだけだ」と反論する。 このほか、インターネット検索大手のグーグルが1700万元(約
第一計 瞞天過海「天を瞞いて海を過る(てんをあざむいて、うみをわたる)」 昔、唐の皇帝太宗が、海を怖がって船に乗る事を拒んだ。 そこで張士貴という者が一計して、巨大な船に土を盛り、家を作ってここは陸地ですと騙して皇帝を招いた。 そして皇帝が安心している間に海を渡ったという。 はい、第一計から「騙し」の技です。 この計を一言でいえば、「巨大な嘘はばれ難い」という感じでしょうか。 普段見慣れている物は、気付かれにくいものです。当り前、常識と考えている事にこそ、嘘が隠されているものです。 ある出来事について関心を持った時、一度それについての常識を疑ってみるのも大切でしょう。 第二計 囲魏救趙「魏を囲んで趙を救う(ぎをかこんで ちょうをすくう)」 紀元前353年、古代中国の戦国時代にて。魏の国が趙の都である邯鄲を攻めた。 趙は同盟国である斉に救援を求めたが、斉は趙に行かず魏の都、大梁を
2008年06月20日06:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 第零計 - 書評 - 中国人のビジネス・ルール 兵法三十六計 ディスカヴァー社よりいつもどおり献本御礼。 中国人のビジネス・ルール 兵法三十六計 梁増美 ディスカヴァー社長室blog: 計略を楽しめ! 兵法36計に学ぶ自分の強みの見つけ方 ●干場そう、わたくし、実は、このブログで暴露しているより、ずっとずっと賢いのですのよ!? その通りである。私が保証する。 なぜなら干場社長はどの計にも増して、第零計の達人だからである。 本書「中国人のビジネス・ルール 兵法三十六計」は、今までも多くの本で語られた三十六計 の本の一つであるが、その中でも最も私の腑に落ちた一冊である。 第零計が、書かれていたからだ。 目次 - Discover: ショッピングカートより 第一章 「兵法」がわかれば中国人がわかる 中国人は、現代のビジネスに「兵法
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