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ブックマーク / finalvent.hatenadiary.org (113)

  • 8月7日 - finalventの日記

    猛暑復活だが、これでもまだ先日の猛暑には及ばないので、今週末が怖い。だいぶ身体に影響が出て来た(まあ、つらいですね)。 ツイッターでちょっと呟いたが。 自分からこの人は不幸になってるなと思える人を見ると、なんとなくいたたまれないような気がしたものだが、その選択もその人の自由意志の結果なのだから、尊重して見守ろうと思うようになった。 なんか可哀想だなと思えたり、その愚痴や非難を私などに向けてきても詮無いと思うのだが、私からはなにかとやかく言える権利のようなものが私にはそもそもないように思えてきた。 大病というわけでもなければ、尋常ならざる不幸というのでもないなら、ほんのちょっとの心の持ち方で、人生は変わるものだが、それは人が自覚するしかなく、私が関われる問題でもない。 もちろん、私自身がそうした側にいたかもしれないし、今なおいるのかもしれないが。 そうして、なんというか、一生、ちょっとした

    8月7日 - finalventの日記
  • 「やってはいけない筋トレ」、読んだ - finalventの日記

    けっこう参考になった。基、自重なんで個別の筋トレ自体にはあまり参考にはならないけど。 やってはいけない筋トレ (青春新書インテリジェンス) 腹筋が見えるのは体脂肪が10%以下になってから。(体脂肪がなければ見える) 血糖値を保たないと筋肉が分解される(異化)。一定の糖分も大切。 1セットで使われる筋肉は30%ほど。3セットが大切。 体幹より下半身・大腿筋が大切(エネルギー消費の点から) おもりは2秒かけて上げ、4秒かけて降ろす。 腕立て伏せの自重は膝をつけて制御する。 筋トレ効果が出るのが8週目以降なのは、脳がそれまで調整されないから。 筋トレの基は一関節で一筋肉を動かす。

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  • それでも過ぎ去ったもの - finalventの日記

    遠い日の失恋の痛みのようなものは、まったくなくなったというわけではないが、なんというのか、その過去から別の未来としての今などはありえないということだけは、心底理解できるようになった。 『多崎つくる』で、つくるがクロ(エリ)と会話するシーンのなかで、過去に彼女の愛を受け入れることができたと思いつつ、それがいずれ破綻することも理解しているが、あの感覚はわかる。 若い日に愛し合っていたように思えても、そこから何十年か生きて、己の正体のようなもの(「罪」と言ってもよいのだろう)を見つめると、その愛のようなものが開花することはなかっただろうと納得する。 この人生しか生きられなかった。この愛しかなかった。それが自分の全てだったというのは、なんというのか、そのままに神の言葉のように受け入れることはできる。 と、同時に。私を捨てていった人たち(私が主観的にそう思うだけではあるんだけどと自覚はしているが)が

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  • 心の中の深い傷 - finalventの日記

    心の奥底に深い傷があり、人を愛することができない。自分は欠陥人間なのだと思う。というか、心底悲しい。 もちろん、自分なりに人を愛するとはこういうことかと、賭けのように確信してみたり、そして、結果的に僕の人生はもうほとんど過ぎてしまったので、その中には、神の十分の恵みのもとで、愛は与えられたのだと思う。その意味では、愛することがなんとかできたのかもしれないし、そこにはなにか信仰のような思いはある。感謝もある。 Acimを通しても、ある人への嫌悪はどうしても抜けない。それをもって愛することができないというならまだできない。赦すことができないかと問われれば、赦すことはできるようになった。Acimのイエスが言うように、それはなかったのだというならそれも理解できる。 だがそれでも、沸き起こる嫌悪感は抜けない。そしてその奥になお怒りが隠れているのではないかとも思う。 昨晩は寝つかれずそれを見つめて、泣

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  • もひとつパズルの解答 - finalventの日記

    『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の旅』は結局、5度目の再読。ちょっと間を置いたので、精読中。いくつかパズルが解けた。符牒的なパズルではないので、恣意性が若干残るが、その解でだいたいこの作品の不可解さのようなものは解けるように思えた。 ひとつだけ前回のパズルに似た部分をいうと、色と五人の関係は、"Order of the Eastern Star"のような五芒星の連想もありそう(なお、これは基女性)。これは五行よりは弱いけれど。 というか、そういう連想を欧米翻訳の際に起きるような仕掛けというべきだろう。 この五芒星の場合は、色の対応は五行ほど明確ではないが、つくるが黄色と置くと、クロと緑が重なる。ここは恣意的なのだけど、シロが「直子」で、クロが「緑」という『ノルウェイの森』の洒落があるかもしれない。 パズル的には五芒星が護符ということで、これで悪魔封じなっていた。つくるの黄色が抜けるこ

    もひとつパズルの解答 - finalventの日記
  • 仏性 - finalventの日記

    昨日、ツイッターで、「仏性」について少しつぶやいた。つぶやきながら、これは伝わらないだろうなという諦め感があった。 ごく簡単にいうと、仏教についてネットで語る人は、自分が仏教に詳しくて、人に説教なり指導したいという人が多い。こういうタイプの人にはほとんど何も通じない。 さらに、「仏性」というのが、こういうと誤解されやすいのだけど、ほとんどの仏教徒が誤解している。そこまで言う理由は、道元に拠っていて、まず道元の系統以外ではほとんど「仏性」は理解されていない。厳密にいうと、チベット仏教では理解されているので、その系統なら通じる面はある。 このように説明すると、道元という特定派の仏性理解にすぎず、各派にそれぞれ仏性の理解があってもよいという意見が出てくる。それも理解できる。これについても、道元は縷説しているので、それ以上に、ネットのような場では語りづらい。基、各人が仏教だと信じるものを信じれば

    仏性 - finalventの日記
  • 粘り強くあいまいさに固執すること - finalventの日記

    cakesに連載している書評の、五木寛之『風に吹かれて』の回(参照・後編)で、テーマに近いながらも、あえて扱わなかった話があり、書かなくてもよいのだけど、なんとなく気になるので書いておきたい。 扱わなかったのには理由があった。一つは、版によっては関連の章が掲載されていないことだ。もう一つはメッセージの受け取りが難しいことだ。 風に吹かれて (角川文庫) 五木寛之自選文庫 エッセイシリーズ cakesの連載書評には、「新しい古典」と通しタイトルがあるように、これからの時代で新しい古典として読まれそうな書籍を扱っているが、古典であることの条件の一つは、読み継がれることだ。そして「読み継がれる」というのは多くの場合、いくつか異なる版の存在を意味する。 そこでまず、初版・初出と現在流布している版の比較が重要になる。『風に吹かれて』についても、いくつかの版を検討したところ、ごく基的なレベルで、掲載

    粘り強くあいまいさに固執すること - finalventの日記
  • 土曜日 - finalventの日記

    あやうく今日も日記欠となりかねない。 ブログのほうを少しいじって、書評だけ独立したブログにできないかと少し試したが、うまくいかない。そのうち、ブログにもパソコンにも疲れてきた。そのわりに、アングリーバードのオリジナルをまた夢中でやっていた。なんのことやら。 並行している読書がいまいち散漫。cakesのほうをまとめにかかろうと思うのだが、それだけのテンションが維持できない。明日はあすで、山のような野暮用。 ニュースではPM2.5の話題。また花粉症の人もよく見かける。遠く霞んでいるのか富士山も見えない。まあ、でも、春の空気を吸い込む。 年を取ったなというのは50歳過ぎたあたりか。病と死の恐怖が嵐のように襲ってきて、ひとまずそれが過ぎてみると、かなり老人になった感じはした。脳もある部分明確に衰えた。反面、それを補う部分もあるにはある。 ある種の関心はかなり自然に失せてきた。 日記でずっと続けてい

    土曜日 - finalventの日記
  • 木曜日 - finalventの日記

    だいぶ温かくなった。あっというまに三月も中旬に。 いろいろ散漫にを読んでいる。いろいろ思うことはある。 ひとつには、震災の日が近づいていることだ。あれからもう2年経ってしまったのかという思いに、ちょっと愕然としている。昨年もそうだった。一つのメルクマールにACIMのレッスンを始めた。きちんとこなせば、1年ということだが、現在270。終わるのは3か月くらい先になりそうだ。もっとかもしれない。 この一年で55歳にもなった。そうした思いからの、も書いた。どこまで届くか、見えない。かなり届いた実感はあり、多くの人に感謝したい。まあ、みんな普通に生きて行きましょうのメッセージでもある。 蔵書の整理をしないとと思いつつ、なかなか3月には手がつけられない。資料の整理もしないといけない。整理っていうのは、簡単に言えば、捨てることだ。 を捨てるはつらいものだなと思うが、捨てて捨ててきた。これまでどれだ

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  • フィナンシャルタイムズで学ぶ英文解釈 - finalventの日記

    話題の見渡しがいいように、最初に問題を出しておきましょう。普通の英文解釈の問題です。ひっかけとかありません。これです。 次の英文を訳しなさい。 Mr Abe should hold his nerve by nominating someone willing to be bold in pursuit of mild inflation. 別段トリッキーな英文でもないので、高校生でもできただろうと思います。 その話は後ほど。 この英文の出所ですが、日政治・経済を扱った最近のフィナンシャルタイムズの社説の一部です。 フィナンシャルタイムズの社説は、日のメディアでなぜか紹介されていなかったり、紹介されても、「その紹介はどうなんだろう」といった印象のあることがあり、そんなおりは、ちょこっとブログで言及してきたものでしたが、先日といっても2月25日、安倍首相の今後の施政を提言した、この社説

    フィナンシャルタイムズで学ぶ英文解釈 - finalventの日記
  • 今年を振り返って - finalventの日記

    ブログのほうにもちょっくら書いたし、率直に言うと、振り返って何かを書く気がしないというのもあるかな。 一つには、今年はいわゆるリベラルの廃頽感が強烈だった。その手の頽廃した意見を見たくもないという感じがすることが多かった。吉隆明の死がじんわり来ている部分もある。当に思想的に無の地平に消えていくなんて偉大すぎる。 リベラル批判をすると、じゃあ、ネット右翼はどうなのとか言われそうだけど、ああいうのはどこの国もいるもなんで、国家があるかぎり、あんなもののまま。中国とか韓国とかもっとひどい。アメリカの銃大好きなんていうのもそれに似たようなもの。 この手は、普通に政治をして抑制するしかないもので、その意味ではそれほど政治思想としては難しい問題でもない。それにくらべて、リベラルの頽廃は人々の希望を腐らせていくので、ぞっとして耐えられなくなる。が、それを許容するのもリベラルだと思うし、許容を世界観と

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  • この日、日記欠 - finalventの日記

    リア充なのか? ま、出が多かったのだけど。 昼飯は、すき家でカレー。 しかし、この夏から、よく外カレーったなあと思う。どこがうまくて、どう違うのか見極めたくて。で、最後に残ったのが松屋対すき家。だいたい、松屋できまりなんだけど、すき家のカレーとはなにかが納得いかず。で、ようやく昨日、納得した。まあ、うまいけど、しょっぱすぎ。これ、ココイチと同じでトッピング志向が強すぎ。あと、微妙に妥協しているなという感じ。松屋も妥協しているだけど、基が生きている。 これでしばらくカレーわなくなるか、弾みが付くか。 そういうば、外ラーメンわなくなったな。

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  • 産経社説 【主張】読書週間 本好きの子供に育てよう - MSN産経ニュース - finalventの日記

    かつては、通勤・通学の電車内で小説ばかりでなく難しい学術書に読みふける人々が珍しくなかった。それがいつの間にか漫画に変わり、今は音楽を聴くか携帯電話とにらめっこ、あるいは電子ゲームに興じる人が急増している。 そうとばかりでもないと思うが。あと、昔の「難しい学術書」というのは大半が日語として意味不明、よく読んだらナンセンスというのが8割かな。 人は自らの日常から得る経験知はごくわずかだ。核家族化や仕事の都合で一家が顔を合わせる団欒(だんらん)の機会も減って、祖父母から父母へ、父母から子へと当然伝わるべき経験知も、すんなりと継承することが難しくなっている。 Wii Musicよいですよ。リモコンとぬんちゃくをもう1セット。 残念ながら、今の小学校の漢字教育は、子供によい影響を与えていないのではないか。例えば芥川龍之介の「蜘蛛の糸」や「杜子春」も読めない。 まあ、読めないかな。ただ、あれ読むと

  • 産経 【主張】PC遠隔操作 「真犯人」摘発し再発防げ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース - finalventの日記

    犯人よりも自白から冤罪という構図のほうが問題なんだが。

    産経 【主張】PC遠隔操作 「真犯人」摘発し再発防げ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース - finalventの日記
  • 195 : Lesson - finalventの日記

    Love is the way I walk in gratitude. You do not offer God your gratitude because your brother is more slave than you, nor could you sanely be enraged if he seems freer. Love makes no comparisons. And gratitude can only be sincere if it be joined to love. We offer thanks to God our Father that in us all things will find their freedom. It will never be that some are loosed while others still are bou

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  • 英語学習と限らないけど - finalventの日記

    たとえば⇒はてなブックマーク - 20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ | The Wisdom of Crowds – JP これ、無理だと思うのですよ。 英語と限らないのだけど、大人になって勉強するときの一番のコツは、楽しみを見つけるということです。 勉強して、ああ、こりゃ楽しい、というのがないと続きませんよ。 まあ、世の中、変態な人もいるから、そうでもないかもしれないし、苦痛で学習した人はオブセッションになってそのオブセッションをまき散らすんで困ったことだけど。 英語学習なら、おお、これ、楽しいなということで英語に接する時間、それを意識している時間の絶対量を増やさないと行けない。 じゃ、どうするかなんだけど。 原則は、学習を楽しくすること。 どうやって楽しくするか、だけど、その原則は、楽しい時間を維持すること。英語とか語学だと、たぶん、一日一時間くらい脳を英語に漬けておく必

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  • 読売 エネルギー選択 「原発ゼロ」は戦略に値しない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - finalventの日記

    各種の試算は、「原発ゼロ」にするには、再生エネ拡大に50兆円、省エネに100兆円を要するとしていた。国内総生産(GDP)は50兆円近く落ち込み、失業者も200万人増加する見通しだ。 やってみて荒廃した光景を見ないと国民が動かないというならそれはそれでしかたない。

    読売 エネルギー選択 「原発ゼロ」は戦略に値しない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - finalventの日記
  • 朝日 新エネルギー戦略―原発ゼロを確かなものに : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    エネルギー政策はイデオロギーより経済がまず問われ、未来の予見はシェールガスなどの新エネルギーコストとの関係が問われる。最初に核エネルギー問題ありきではない。各種の総合政策のなかで、原子力発電が問われるというだけのことだ。そうしたことがもはや、朝日新聞には通じない。

    朝日 新エネルギー戦略―原発ゼロを確かなものに : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
  • 朝日 尖閣と中国―強硬姿勢は何も生まぬ : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    中国という国は、こうした事態になったとき、何もしないで我慢することはありません。つまり、なんらかの明示的な軍事行動に出ます。 そしてその軍事行動の目的は実際のところ尖閣諸島ではない。もっとひどいことにもなりかねないが、中国という国はこういうときに軍事行動を抑えることができない国。 なので、裏から、というわけなんだと朝日新聞にも話は行っているということでこの社説を味わうとよろしいかと。 ああ、しょうもないなあ。 日人は実際のところ中国を甘く見ているけど、そういうことないんですよ。 事態が具体的に動いたとき、日が沸騰しちゃうんだろうな。 補足 ちょっと誤解を招きやすい書き方になってしまったので補足。 基は、中国はメンツが潰されるとやってけない、ということで、中国の国家の建前では尖閣諸島は中国領土なので、それを防衛する軍部が、中国国民からメンツ丸つぶれのままでいることはないということ。 な

    朝日 尖閣と中国―強硬姿勢は何も生まぬ : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
  • 晴れ - finalventの日記

    暑いけれどそれなりに秋めいてきた。 先日、「自分の小さな箱から脱出方法」の話をここに書いた。原書を読み直しているという話であった。その後、続編の「2日で人生が変わる「箱」の法則」のほうの原書の読み直しをしている。大きな誤訳はない。重要な部分なのに訳として取り違えているんんじゃないかというのは以前読んだときにブログで指摘しておいた。現状半分くらいまで読んだが、ああ、これは違うなという大きなひっかかりはない。 キャンプモリアの由来の聖書の説明の段落がごそっと削除されているのは気がついた。おそらく日人にはそういう情報は不要だろうと思われたのだが、実はこの説明はなぜこのが十字軍の話から切り出されているかという話に関係しているので、多少残念には思えた。 これは翻訳の方針とも思えるのだが、原書だと、誰の発言かについて名前がよく補足されていて、対話の劇的な様子がよくわかるようになっている。以前読んだ

    晴れ - finalventの日記